鳥取の商店街前篇
2013/02/02
- 執筆者 渡邉真弓
- 所 属四万十町地域おこし協力隊
こんにちは!渡邉です。
日本海に臨む鳥取で生活経験がある私
鳥取砂丘は冬
こんな感じです。
※砂丘です。
※リフトとかあるけど砂丘です。
もうゲレンデじゃん!!!
ゲレンデとして開放すればいいじゃん!!
余りの雪国っぷりに逆にテンションが上がります。上げていないと乗り越えられない。
そんな私も今や四万十暮らし。
「南国 高知県ならきっとこの苦しみから解放でしょ!イエーイ!フ―――!」
と考えていましたが
実際は四万十が割と寒くて
「・・・そうだよね日本だもんね冬はどこも寒いよね」
と少しおとなしくなりました。
夏、待ち遠しい
古き良き町並み~というお話をさせて頂いてますが
やっぱりその良さは鳥取で再確認したといっても過言ではありません。
きっかけは鳥取市の商店街なんです。
その一角に文化通りなるものがあるのですが
そのメインのお話は次回に おいといて
今回は「実はオモシロが眠ってる!?鳥取商店街」というお話です。
商店街が鳥取駅前は何筋かあるのですが
主にお店や車の通りが多いのは黄色いルートです。
その筋以外は空き店舗が多く、ちょっとさびしい・・・
でも
でもオモシロが実は眠っているのです。
今回取り上げるのは赤矢印のルートです
まず現れるのが
数件の骨董店
なにがすごいって
じゃーん
じゃじゃーん
すごさがわかりにくくて申し訳ないですが
駐車場に所狭しと骨董品や古看板が置いてあります。
店構えはこんな感じ。素敵。
隣の駐車場が骨董品ぎっしり・・・
このお店に収まりきらないのですね・・・
お向かいにはまた骨董品を扱うお店
一見何の変哲もありませんが
よく見ると
なにそれすごい!
みたいな表示が。
お店は空いてないけど
看板とかカッコいいお店多いんですよね~
ずんずん進みますと
おお!素敵な看板
本屋さん・・・
は閉店して良心市になってたりします。
ふと上をみると
え?!
・・・?
乳母車専門店発見!!!
しかも広い!
当時はベビーブームとかで作ったんですかね~
乳母車だけのお店って!!
閉店されていますが中も見てみたかったな~・・・・あ?
なんの広告だったの!?
すごい主張されてるチラシが張ってありました乳母車店
そうだね、その主張大切だよね。
と
またしばらく進むと
今度は金庫専門店が出現!!
だから!!
なんで!!
ショーケースは年代もんの金庫が置いてあって
なんとその上にお花が生けてありました。
そのシュールさはぜひ実際にご覧いただければと(写真撮り忘れた
あと初めて私見たのですが
神具店発見
神棚とかおいてあって「へー!」と見回したら
2軒先に仏具店。
宗教も入り乱れてる商店街。
なんかピンポイントで突っ込みどころが多い
オモシロがつまってる商店街ですが
ちょこちょこ再利用もされてます。
例えば工房になってたり
アーティストさんがシェアして商店街の空き家を利用してます
そばには画材屋さんもあるし、
なるほど~
こうして流通をつくればおもしろいかも。
アーティストさんたちの
展示スペースが商店街のなかで構えてあるのも良さです。
私も学生の時にちょこちょこ展示を見に商店街を利用してました。
そうした人の流れができると少しでも変わるのでは・・・。
元あったものをうまく利用していく動きがあって面白い!
その例がこちらのビル
五臓円ビルです。
近年まで利用されていませんでしたが、
モダンな造りで文化財としても価値があり、とりあえず保存されていました。
2011年頃から実際にアートスペースや喫茶スペースとして改装され始め、
現在はこんな感じ
1階が交流スペース
2階がギャラリーや喫茶
3階が工房・・・
今回もアーティストさんの展示が。
入口付近を少しだけ撮影さてただきました。
改装したものの、なるべく当時の内装を再現してます。モダンだな~
ビルの内容については
このブログなどをご覧ください。
アーティストと文化財と商店街
古き良きもののコラボが新しい流れを生んでいる
鳥取の商店街です。
観光地は砂丘?
と言われますが
ひっそりと面白いお店がある鳥取商店街を私はお勧めします!
知ってる人は知っている隠れ家的面白さが詰まった鳥取。
次回は中でも私のお気に入り、そしてターニングポイントとなった通りを紹介します~
お楽しみに~