文旦の美しい剥き方講座
かつおゲストハウス女将の前田真希です。
毎日寒いですね~
『高知=南国』のイメージが強いせいか、ちょっとしたバカンス気分で高知へくる旅人も多いのですが、
その期待をしっかり裏切ってくれるのが高知の冬。。。
でも県外ゲストはみんな優しく、『自県に比べたら温かいっす』とか、
『KOCHI IS HEVEN~♡』とか泣けること言ってくれます。
そんな優しいゲストたちに、冬の高知でも楽しめるなにかできないかと、最近ではコタツでまったり、
高知が誇るフルーツの王様「文旦」を剥いて食べるのが恒例となってきました。
しかも『文旦の美しい剥き方講座』と題しイベントチックに。
夜な夜な文旦を美しく真剣に剥く、という厳かな時間が流れております。
というわけで今回は、かつおGHでブームになっている『文旦の美しい剥き方講座』を紹介したいと思いま~す。
まず用意するのは、高知を代表する冬フルーツ「文旦」。
今だと日曜市や産直市、地元スーパーなんかにたくさんおいてますね。
販売は通常1月中旬頃から3月下旬~4月上旬頃ですが、
一番多く中央市場に入荷するのは2月だそうです。
ちなみに高知県の文旦の生産量は、全国の80~90%をしめているんです!
しかもそのうちの約半分が土佐市のもの。
最近では宿毛市や須崎市、香我美町などでも盛んに栽培されるようになったとか。
味の特徴としては、肉厚の果肉と、プリンとはじけるような食感、
酸と糖がしっかりと口に感じられる爽やかさ、そしてみずみずしさです。
高知ではお歳暮などギフトとして県外に贈るかたも多いんですよ。
それでは早速、剥いていきましょう。用意するのは文旦と、包丁、皮入れのみ。
手をふくティッシュやタオルがあってもよろしいかと。
美味しい土佐文旦の見分け方ですが、高橋農園さん曰く
「一般的に皮がごつごつして厚い果実は大味。
実が締まってへたの周辺がでこぼこしていない持って重いものが良い」だそうです。
今回は、皮むき器「ムッキー」は使いません!!!
まず包丁で、文旦の周りにクルッと一周切れ目をいれます。
地球の赤道を一周する感じで思い切りどうぞ!
切れ目に親指をブスッブスッと奥まで差し込み、一周させます。
上の皮も同じように親指を入れましょう。
アボガドの皮を剥く時と同じように、上面下面を逆にひねって皮と実を切り離します。
すると文旦の器が2つ完成。実は1房1房美しくバラしておきましょう。
実が切れたりしないよう、慎重に薄皮を剥いていきます。実がバラバラにならないよう慎重に。
背部分に残る薄皮がくせ者ですが、根気よく愛情をもって取り除いていきましょう。
ツルンと丸裸になった果実は、剥いた順に文旦の蓋に盛りつけていきます。
ぜーんぶ盛りつけたら文旦の宝石箱の完成~♪ 食べるのが惜しいっ!!
というわけで、『文旦の美しい剥き方講座』を受講されたい方は、
ぜひかつおGHに遊びにきってねー♪♪
次回はこの文旦の皮を使ったアロマ作りレポートを紹介しまーす♪