「いなか」と「とかい」をつなげるパイプ役としての10ヶ月。

2013/04/19

顔の写真
執筆者 山脇佳子
所 属OLDe オルデ

「いなかパイプで働けばいいじゃん」

と、いなかパイプ代表の佐々倉玲於に声をかけてもらったのはちょうど1年前。

高知県の事業採択を受けたタイミングで、2012年5月から今年の3月31日まで、

10ヶ月間いなかパイプのメンバーとして関わらせていただいました。

 

 いなかパイプメンバー

▲いなかパイプメンバーで。

 

 

2012年4月当初、私はフリーランスとして起業したばかり。

収入も安定しないし、事業としても先行き不透明な中、

「食べていけないでしょ?!」と佐々倉玲於にずばり指摘されちゃいました。

 

起業して直ぐ団体に所属して活動することに抵抗があり、

自分の活動が一旦止まってしまうことへの不安や、意地もあって少し考えました。

 

でも、私が課題に思っていることへのアプローチが、

いなかパイプを通してできるのではないか、そんな風に感じていました。

 

自分が課題に思っていることとは、

都会の人も田舎の人も、安心して生きることができる

そんな当たり前の生活がままならなくなってる現状があることです。

 

私はいなかパイプが運営するインターンシップに参加したことで、

自分が大切にしたいことに気づき、自分らしく生きるヒントを得たように、

同じようにこの田舎でそのヒントを得る人がいるかもしれない、

そんな想いもあり、インターンシップ経験者としても、

そんな人を増やしていけたらいいなという思いがありました。

 

いなかパイプのミッションに

「あの人が愛する海・山・川のある風景をなくさない」

というのがあります。

「あの人」=「私」であって、「なくさない」ように自らする、

そんな思いも重なり、不安と期待まじりで、10ヶ月やってみることにしました。

 

 四万十川といなかパイプ

▲ポスター用に撮影。われながらいい写真が撮れました。

 

 

いなかパイプでの私の役割は、WEB担当。

前職はWEB制作全般にかかわることをやっていたので、

サイトデザインから、サイト構築・運用はもちろん、

インターンシップ事業にかかわるコンテンツ制作、

インタビューに行ったり、撮影をしたり、記事を執筆したりと、

WEBに関わることを幅広くさせてもらいました。

 

いなかパイプ会議とポストイット

▲いなかパイプスタッフMTGの様子 模造紙&ポストイットは必須アイテム。

 

実際の業務は、思いがけずいろんな勉強、経験をさせてもらいました。

中でもインターンシップの受入れ先となる方々のインタビューや記事の執筆は

あまり経験がなく、私の中では最大のチャレンジでした。

人の話を聞くのはとっても好きですが、「聞いたことを書く」のは本当に難しく、

自分が思うようにインタビュー記事をまとめることができず、一番時間がかかりました。

さらに「伝える」ことが難しい。

自分の編集力の無さに、毎回挫折しそうでした。

 

でも、そのインタビュー記事をみて、

インターンシップに応募してくれた人がいること、

さらに記事を見てるから「初めて会った気がしない」「すごく親近感がわいた」と

言ってくれる人がいたことで、

サイトコンセプトである「人で伝える」という事が出来たっていう実感を得ることができ、

それが本当に励みなりました。

 

インターンシップ研修生は初日・中間・終了時にそれぞれ研修を行うのですが、

その時々で、研修生の雰囲気がガラッと変わるのを感じます。

特に終了時の発表では、その変化は大きく、それぞれ感じたことや学んだことを聞くと、

いつも嬉しい気持ちでいっぱいになります。

時には泣かせるような言葉をもらうこともしばしば。

その地域との出会いと、受入れ先の方の想いを受け、

この地域に残りたいと思う人は少なくありません。

またそんな研修生が1ヶ月という長いようで短い期間、

たった1人でも、その地域に入ることで、いろんなところに影響を与えます。

地域の可能性をどんどん広げていくことができる、そう実感したことでした。

 

▼いなかビジネス教えちゃる!インターンシップ

https://inaka-pipe.net/intern/program01/

いなかビジネス教えちゃる!インターンシップ報告会

 

田中鮮魚店でのインターンシップ

 

インターンシップの受入れ先の方々のインタビューでは

受入れ先の方がが本当に魅力的な方ばかりで、私が全部の受入れ先に行きたい!!と

毎回思わされました。

どんな思いで生きてきて、何を大切に思っているのか、それが引き出されれば、

インターンシップで1ヶ月関わりをもつことへのイメージがつきやすいし、

とにかく会いたい!と思ってもらえるようなページ作りを意識をしました。

 

そんないなかパイプの事業を通して、いろんな思いを持っている人・活動をしている人に出会い、

私の気持ちにも変化が出てきました。

 

米米ハートの真鍋さん

 

インターンシップに来て欲しいだけじゃなく、

こんな人がいるんだよ、こんな面白いことやってる人がいるんだよ、ってことを

知ってもらえること、そして興味をもってもらうこと、

それをきっかけに足を運んでくれる人が増え、

田舎と都会との行き来がはじまり、

「価値の交流」が生まれる。

それぞれが刺激をもらい、またそれぞれの地で活動する。

それが継続的に実現するだけでも、

自分が大切にする価値を鮮明にし、都会も田舎も、イキイキと楽しく暮らす人が

増えるはず!そんなイメージが鮮明にできるようになりました。

そうなったら楽しいし、そうしたい!と強く思うようになりました。

 

はたやま夢楽の小松さん家族

 

また、この「いなかマガジン」の記事で、他のライターさんの記事を通して、

田舎で暮らす同世代の人、IターンUターンした人、地域で活動する人、

そんな人の思いを知ることができ、とっても刺激になりました。

この記事を世に発信することがいなかパイプの使命だ!と感じるほど、

それぐらいライターさんの記事は心動かされるものがありました。

 

いなかパイプを通して、自分の「役割」を見つけたような気持ちです。

さらに、いろんな試みをさせてもらい、本当にいい環境を与えてもらった10ヶ月でした。

 

これをステップに、4月からフリーランスとして活動を再開しました。

 

OLDe オルデ

▲OLDe (オルデ)

HP http://olde.jp/

Facebook https://www.facebook.com/olde.jp

 

 

オルデは、あたりまえに安心してイキイキと楽しくいきられるように、

自分らしい生き方をみつけ、大切にすることを応援します。

 

都会の人と田舎の人の「価値の交流」ができるような、

きっかけづくりからはじめてみます!

 

 


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