みまきキャンドルナイト2013
2013/08/07
今回は7月13日(土)に開催した、
『みまきキャンドルナイト2013』の様子をご報告。
「牧場でキャンドルを灯したらきっとキレイだよね~」
という思いで、
2年前に4人の有志が集まって開催したこのイベント。
1年あけて今年が第2回となるイベントの様子をご紹介。
メインの会場となったのは山本牧場。
写真はまだまだ明るい19時過ぎの牧場の様子。
日中は会場でフリーマーケットを開催した。
前回のアンケートで、
食べるお店やお買い物をするお店が欲しいという要望が上がったので、
今回から新たに企画した。
牧場ではキャンドルづくり体験のワークショップも行った。
こちらは実行委員会が主催で前回から行っている。
作ったオリジナルキャンドルは、
持ち帰れるので良い記念にもなる。
その他、
星をイメージしたパンや、
キャンドルをイメージした和菓子など、
キャンドルナイトオリジナル商品も、
いくつかのお店に協力をして頂き、
開発して貰った。
“キャンドル”と“星”という、
2つの明確なコンセプトというかネタがあるので、
オリジナル商品の開発をお願いするにしても、
イメージが伝わりやすくて良い。
こうやってイベントを盛り上げてくれる人の輪が、
回を重ねるごとに広がって、
みんなで盛り上がれるイベントに育ってくれれば良いなと思う。
さて、
一旦山本牧場を離れて、
サブ会場の福田百貨店の様子もご紹介しよう。
今回新たに設けたサブ会場は、
このイベントを山本牧場の1カ所だけで完結させず、
御槇の地区内にも広げようということで設けられた。
築100年を超える古民家の福田百貨店では、
そのイメージを活かして昔ながらの夏祭りを開催した。
夏祭りと言えば定番の金魚すくい。
といっても実は中に入っているのが鯉の稚魚なので、
正確には“鯉すくい”(笑)
たぶん金魚の倍くらい動きが活発なので、
難易度もちょっと高い。
いや、すくった鯉が飛んで逃げるくらいだから、
難易度UPはちょっとどころではないかもしれない…。
でも持って帰ったあとの将来性は期待大である。
立派な錦鯉になるかもしれない。
意外と人気だったのが射的。
こちらは大人も子供も真剣になっていた。
いや、大人の方が真剣だったくらいだ。
ハマる人は10回くらい繰り返しやっていた。
「どこ狙ってるの!?」
「もっとしっかり肩で構えて…。」
「両手で持って集中して…。」
と、熱血指導が繰り広げられた。
とにかく親というものは、
子どもの銃の構え方に対して、
実に厳しい生き物だということが分かった(笑)
その他、
古民家に浴衣というベストマッチングで、
大正レトロな雰囲気になればいいなと思い、
さまざまな浴衣サービスを実施。
浴衣の着付けサービスには、
松山からも浴衣持参の方もいた。
人気だったのが浴衣で写真を撮るサービス。
2階の窓際に浴衣で腰掛ける姿を、
プロのカメラマンが撮ってくれるこの企画は、
普段とは違うハイクオリティな写真を、
本物の古民家で撮ってもらえるということで、
賑わいを見せていた。
18時になると、
福田百貨店のスタッフもお店を閉めて、メイン会場の山本牧場に移動した。
なんといってもこの日のメインは、牧場でのキャンドルナイトである。
普段は割とのんびりしている福田百貨店も、
この日は多くのお客さんで賑わった。
知名度がまだ低いので、
お客さんが来なかったどうしようかと少々不安だったが、一安心した。
一方、牧場に移動して日中の様子を聞いてみると、
暑さのせいかお客さんの出足も、夕方になるまでゆっくりだったようだ。
結果として、
当初の予想とは逆になってしまった。
本当に何もない所から作り上げたこのキャンドルナイトは、
片手にも足りない数の実行委員会のメンバーで、試行錯誤しながら進めている。
ゼロからイベントを企画するというのは、何かにつけて難しいものだと実感する。
さて、
19時半頃になって日が暮れ始めると、
ギターの音色を耳にしながら、
いよいよキャンドルに火を灯す。
音楽とキャンドルの組み合わせはとても幻想的だった。
みまきキャンドルナイトは毎回、
天の川をイメージしてキャンドルを配置する。
なんとなく雰囲気は伝わるだろうか?
地上の天の川と、空の天の川を楽しむというコンセプトだ。
ただこの日は残念ながら、
空には雲が広がっており、
空の天の川の方はイマイチ見えなかった。
まあ夕方から雨という予報もあっただけに、
雨が降らなかっただけでも良かった。
お天気に左右されるイベントというのは、
開催時間のその時までハラハラさせられる。
なお、
前回に引き続き、
天体観測グループの方々にご協力をいただいて、
本格的な望遠鏡をセッティングして貰った。
土星の輪っかまで見えるこの望遠鏡で、
雲間にのぞく月や土星などを見ることが出来て、
大人も子供も大喜びだった。
この日の来場者を見てみると、家族連れが多かった。
うまくは言えないけど、
子どもの時にこういう経験をさせてあげられることは、
きっと将来何かにつながるだろう。
牧場に灯るキャンドルの眺めは、とても美しく幻想的だ。
主催スタッフではあるけれど、一観客としても楽しみたいくらいだ。
今回は400人程度の来場があった。
多くの人に来てもらえるので、
来年以降も引き続きやりたいと思う。
ただ難点はスタッフが少ないこと。
規模が大きくなってくると、
駐車場の整理なども人が必要になって来るけれど、
なかなか自由に動ける若い人というのが少ない。
次回はどうスタッフを増やそうかというのが目下の課題だ。
既存の団体や組織から強制動員するようなイベントとは違い、
あくまで有志が集まって開催しているこのイベント。
有志で参加してくれるボランティアを、
来年はもっと増やして行けたらと思う。
次回はさらにパワーアップして開催する予定。
今年来れなかった方もぜひ次回は来場して貰えたらと思う。