繁忙期、働く母のグチ!

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執筆者 佐々倉愛
所 属NPO法人Eyes

2014/06/24

こんにちは!Eyes竹下です。

 

 四国は梅雨真っ盛り!まさに6月な毎日です。そして私の生活もまさに6月!! 仕事復帰直後の4、5月とは比べ物にならないバタバタぶり。両立する大変さと面白さをまたもや身に染みて感じております。

  めでたく30歳の誕生日を迎えると共に、誕生日前後は毎年自団体の総会を開催するシーズンと、夏休み前のこの時期に夏にインターンをする大学生を募集する時期が重なる超・繁忙期になるのです。 ということで、Eyesで仕事をはじめて約8年、自分の誕生日を手放しで喜べたのはお休みしていた去年1年くらいです…(苦笑)

 

 そんなこんなで最近は四万十⇔松山の往復が週1日どころか何日も続いたりもしています。夫も出張、私も松山行きとなると、娘を宿泊付で預けられるところもないので実家(香川)に行き、実家から松山に通うという日もあったりするようになりました。

 

四国内移動

私の四国内移動はこんな感じです。ガソリン代値上げはキツイけど、意外と便利!

 

 

 そうなると毎回なのですが、四万十から来ているというと、松山では「大変ですねぇ!ご苦労様ですー!」と言われます。 それ、もう言わなくていいですから!笑

 この話を働くお母さんと話していた時に、働く女性も「小さい子がいるのにお仕事して大変だね~!」って言葉、何の足しにもならんし、励ましでもないし全く意味ないよね、ってとても共感し合いました。それよりも、そう感じるならこの1回の打合せ、5分の時間をいかに有効に使うかを一緒に考えてくれ!と思う。

 もちろん、ゆったりゆとりを持って雑談する中で良いアイデアが生まれたり、距離が近くなったりする機会もあると思いますし、労いの言葉とも分かっていますが、何度も言われると、気持ちがほんとに疲れてしまう(泣)

 

 4、5月はまだ時間にゆとりがあり、スケジュールを調整できる余裕があったのですが、今月はその余裕がなく、余裕がないとばっちりが娘にいかないように努力している最中です。でも感付いてるだろうな~。遊んでいる時にも別のことを気にしているソワソワ感。毎日時間がバラバラ、休ませること多々な保育園生活。何かと急かしたり気持ち半分のコミュニケーション。

 

朝ごはん子ども

朝から自分のごはんを食べず大人のごはんを取って大騒ぎしたり…。

 

 

 それを察してか、入園時には1週間くらいで馴染んだのに6月初め頃から急に、朝、先生に預ける瞬間に泣き出す日が続きました。スムーズに行った子ほど、こういうことがあるそうです。

 両立の難しさや葛藤する母の悩みが色々と湧いてきました~!きたきたきた~!!!と、自分でも思い、このままじゃ苦しむパターンがわかりきってたので、すぐに経験者の先輩方とお話する機会を折りを見て持つようにしました。その中でナルホド!と思う言葉があったので、同じ環境のママさんたちに共有しますね。

 

「家事や育児は仕事みたいに明確な評価がついてこないからね!」っていう一言を言ってもらったのです。私はハッとしました。

 

 育児って色々がんばってるんです!機嫌の悪い時の、グズグズどころじゃない絶叫に何時間も絶え、自分も眠いけど、こどものごはんも服もきちんと用意してあげたい気持ちもあり、水たまりに入る→着替え、お茶をわざと吹き出す×2回→着替え、汗をかく→着替え そしてなぜか服を着るのが嫌、脱ぐのが嫌、着たい!脱ぎたい! に随時張り付く私たち…。ねぇ。

 

服脱ぐ子ども

ふく、ぬぐーーーーーー!!!

 

服着ない子ども

ふくなんてきないよーーーーっ!

 

 どんなに大変な日があっても、誰も「よくがんばったね」どろか「そんな事があったの」も言ってくれない。今まで勉強も仕事も色々な形で評価されてがんばれていたんだなぁと実感しました。だからと言って「働くママは大変なんだよ!」と主張したいわけでもない!!(時々、明らかに考慮のない事を言われると主張したくもなるけど!)

 それでも私はEyesという組織を受け継ぎ、周りの応援してくださる方がいたり、愛媛という地域の中で法人を持って運営させてもらえるこの環境は、誰でもが手を挙げれば継げるという環境ではなかったわけで。自分が培ってきた経験にもっと自信を持って応援・共感してくださっている方に成果を出して応えたいと思うから、松山に通って仕事をするのです。しがみついているわけではないんです。

 

 また、今回はグチもありましたが!笑 こういう働き方は実際、珍しいのかもしれません。

 

 でも今は不思議でも、社会的課題の先進地域の四国なので、今、極端に見えるいなかかもしれない四万十のように、いずれは宇和島が、そして松山も、このままでは若者もいない、街も廃れる同じような環境になっていくと思います。各地で様々な活性化策が行われていますが、住んでいる地域や国が決めた境界線に縛られずに、働き・暮らすスタイルが少しずつ当たり前になっていけばいいなと思います。

 

家族

 

あまりまとまりがありませんが、まぁ慌ただしい毎日の中の一コマと思ってくださいませ♪

 

 

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