目指せ!しまんとパイプ
- 執筆者 村岡明紀
- 所 属しまんと移住定住相談窓口
-
2014/07/31
梅雨が明けて気づけばセミの声。もうすっかり夏ですね〜(; ̄ー ̄A 前回、ダイエット宣言の記事を書いたのに、汗をかけばかくほど呑みたいという衝動にかられているというか、もうすでに呑んでるアッキーです( ^ω^)_U なので、お腹は相変わらず良い音が鳴ります(笑)それでは、今月の記事が始まりますよ〜。「よぉー!!ポン!ポン!!ポン!!!」
7月に入り、十和地区の区長さんにご挨拶と空き家状況についてお聞きする機会が増えてきました。その中で、「どんな移住者に来てもらいたいですか?」という質問に答えてくれた各地区の区長さんの声をリアルに載せたいと思います。
●手に職がある人
実際に、農業だけでは食って行けないのが現状であり、手に職のある人にきてもらいたいね。例えば、料理人とか。ここら辺は農薬もあんまり使わんき、安心安全な食材がたくさんある。お店も商店街やなくて、ロケーションがイイ場所にあったらえいね。交流人口も増えるし、おんちゃん達も絶対に行くきね。
●人付き合いを大切にしてくれる人
都会と違って田舎は人付き合いが大切。仙人みたいに1人で生きて行こうとする人は来てもらいたくない。積極的に年間行事に参加してくれて、日々の挨拶をしっかりしてくれる人がえい!!あとお酒が強い人がえいね〜。お酒を酌み交わすと距離が縮まるきね!
●地域の可能性を引き出してくれる人
この地区も過疎でどうにかせんといかんけど、なかなかえいアイディアが浮かばん。あなたみたいな移住者が入ってきて、知恵を貸してもらえたら助かるがよ。うちらは川の匂いで季節を感じて、色んな技術を受け継いできた。この技術を途絶えさせたくない。あと年金暮らしの高齢者に少しでも稼がせられる仕組みを考えゆうがよ。
最後に、グサっと来たUターンされた区長さんのお声を。
●移住者と四万十を繋ぐ人
この地区はあと10年もすれば空き家だらけになるやろうけど、ここには仕事がない。この状況をどうすればえいやろね。もし、この地区に移住して来る人が居たとしても、それなりの覚悟がないと長続きはしないだろう。実際、私も帰って来るつもりはなかったが、ある事情で帰らざるを得ない状況になった。やき、あなたも良い移住者を紹介してください。それにはまず、あなたが各地区の区長と世間話が出来るぐらいになりなさい。各地区の行事に積極的に参加し、信頼を得るぐらいになれば一人前です。
「頑張って都会と四万十を繋いでくださいね。期待してます。」
との言葉に、一瞬「しまんとパイプ」という言葉が頭をよぎりました。
※ちなみに「しまんとパイプ」は6月から四万十町の区長回覧文集に入れさせてもらっている広報誌の名前にも使われており、空き家はあるが、貸したくないという大家さんの不安・不信感を軽減するために、空き家をかしたくなるような情報をまとめたもので、隔月にて発行。
そうか!今、目指すところは「パイプ役」になる事なんだ。と早速、地域行事に参加!!
1カ所目は、しまんと移住定住相談窓口のサテライト窓口がある「広瀬地区の夏祭り」
お宮での儀式を終えた後はお神輿を担いで、小学校を練り歩きました。
2カ所目は、いなかパイプが管理している古城小学校のある「古城地区の夏祭り」
古城地区では夏祭りの前日のから手伝わせてもらい、巨大しめ縄をみんなで作りました。
竹竿にワラをぶら下げて、ネリネリと捻ります。
古城地区ではお神輿に加えて、牛鬼を担いで周辺を練り歩きます。
今回、人手が足りないという事で急遽、牛鬼の後方を担がせてもらいました。ワッショイ♪
3カ所目は、十川地区の夏祭り。ここの神輿は台数が多く、毎年他の地区が手伝いに来るとの事で、今年は6年に1度の古城地区が当番との事で、皆さんと一緒に担いできました!
最後は、お隣の大正中津川地区にある休耕田を利用した地域住民が取り組む「どろんこ運動会」に参戦し、地域の方々との交流をさせてもらいました。
さぁ夏はこれから、十和地区の次は大正地区の区長ご挨拶&空き家調査が待ってます。これからもさらに気合いを入れて、四万十町内を走りまくるぜよ〜。
そして「目指せ!しまんとパイプ!!」
アツイ中、アツイ言葉で締めくくりたいと思います。
それでは、皆様よい夏を〜( ´ ▽ ` )ノ