しまんとサマー2014
- 執筆者 村岡明紀
- 所 属しまんと移住定住相談窓口
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2014/09/08
今年の夏は、写真のような夏らしい青空や入道雲を見ないまま、秋に突入しそうな四万十からアッキーが「しまんとサマー2014」を振り返りたいと思います。
四万十町在住のメンバーが執筆している通り、今年の台風11号の影響は凄まじかったです(汗)
いなかパイプが管理している研修施設の古城小では、9日の夜には台風が直撃して停電に。急いで四国電力に電話するも復旧までには約1時間かかるとの事。幸いな事に1人ではなく、研修生達と食堂に集まりロウソクの明かりで談笑していました。明かりが着く頃には、研修生達は部屋に戻り、私は1人テレビにかじりついて「台風情報」を見ていました。なんせ「第61回よさこい祭り」の本祭を控えていたので。前夜祭は中止され、本祭はやるかやらないかをギリギリまで検討するとの事で、ただただ祈るのみ…。
夜が明け台風が通過した午前6時。四万十町よさこいチーム「四万夢多」から一通のメールが。
「町内の被害は甚大です。現在被災状況を確認中ですが、浸水や避難をされている方もいらっしゃいます。只今の時点で四万十町よさこい踊り子隊としては祭りに参加することは困難と実行委員会は判断しました。祭りの開催、中止にかかわらず本日は四万夢多はよさこい祭りに参加いたしません。残念ですがよさこいより大切な事はたくさんあります。被災されてお困りの方、四万夢多で協力できる事があるかもしれません。何かありましたら遠慮なくご連絡ください。」
よさこい本祭1日目は参加辞退。それより自分に出来る事をしないとと思い、道の駅四万十とおわに勤めている友達に連絡を取ると「倉庫が浸かった。昨夜2時に招集がかかって荷揚げしました。今から荷揚げ再会。」という事で、研修生と一緒に荷揚げの手伝いに道の駅へ。道の駅に着くなり、友達と合流して箱バンに飛び乗り、倉庫に向かうといつもの穏やかな四万十川はなく、荒れ狂った川が倉庫のすぐ横に。
職員と一緒に雨の中、荷揚げをして水浸しになった倉庫を掃除し、15時にはなんとか片付きました。皆様お疲れ様でした〜。
台風11号の凄まじさは、隣近所の田畑が物語っていました。。。ここも手伝わねば(汗)
本祭2日目も参加辞退がありえると思ってハラハラしてたのですが、町の後押しもあり「第61回よさこい祭り」に出場してきました!!
踊り子達は、みんな四万十町を元気つけるために、精一杯踊り切ったと思います。
「みんな良い笑顔だと思いませんか??」
その思いが通じたのか、出場2回目にして見事「審査員特別賞」を受賞!
受賞した事により「後夜祭」と来年度の「前夜祭」の出場が決定!!(パチパチパチ!!!!)
私はメダルは貰えませんでしたが、最後まで楽しく踊らせてもらいました〜( ´ ▽ ` )ノ
…ただあまり痩せてませんが(汗)
また、地域のお祭りの「お大師さんまつり-88カ所-」には研修生と一緒にに参加してきました。あいにくの天気で午後からの開始となりましたが、地域の皆さんと一緒に太鼓や鐘を鳴らして先祖様の供養をしました。研修生と一緒に太鼓を担いだのですが、重くて痛みを忘れるために無心になってました〜(°_°)
お祭りの後は、みんなで飲み会。研修生も地域の人も輪になってワイワイとやってました。自分的に「よそ者と地元の人を繋ぐ」手っ取り早い方法だと思います。なので移住希望者には、まずは住みたい地域のお祭りに参加させるってはどうだろう??
最後に「よそ者と地元の人を繋ぐ」方法として忘れちゃいけないのが、広報誌の「しまんとパイプ」。
8月後半に第2号を発行し、25日の区長回覧文集に入れてもらいました!!
9月からは「十和地区」に加えて「大正地区」にもアッキーが足を運びますので、町内の空き家をお持ちの皆様よろしくお願いします〜m(_ _)m