醤油の伝統技術を活かし、昆虫発酵調味料「イナゴソース」を開発して、日本の発酵技術の凄さを伝えたい!

2014/10/21

 

和歌山に残る「醤油の伝統技術」 × 未利用資源の「昆虫(イナゴ)」

= 世界初の「昆虫発酵調味料『イナゴソース』」

=世界初の「液体昆虫食」

を作るためにクラウドファンディングを通じた資金調達を開始しました。

 

 イナゴソース

 

 いなか伝承社では、和歌山県内全域の農山漁村や中山間地(いわゆる田舎)を範囲として、様々な活動をしていますが、その企画内容の一つ「文化的地域資源の発掘・再評価及び活用」の実践として、今回の『昆虫発酵調味料「イナゴソース」の醸造』に取り組んでおります。

 これは、醤油発祥の地の一つである和歌山県湯浅町の「昔ながらの醤油の技術がまだ残っているコト」を地域資源と捉えて、そこに「いなか」のイメージを形成する要素であり、未利用資源でもある「昆虫」(今回はイナゴ)を組み合わせて、湯浅町の100年以上の伝統ある醤油醸造元「湯浅醤油」様に技術協力頂いて、本格的な、全く新しい発酵調味料に挑戦いたしました。

 

 麹を使って伝統的な製法で6か月間かけてじっくり醸造し、2014年3月に搾りを行って、和歌山・大阪・東京で約100人に対して試飲会や試食会を行ったところ、多くの方から好評を得ることができました。また、和の鉄人 道場六三郎さまにも試飲をして頂き、「美味しい」とのお言葉を頂いております。

 

試作品づくり

 

 昨年からの半年間のその試作品作りによって、「イナゴソース」は十分美味しく、そして既存の商品には無い味だということが確認できたので、今年は、本格的に醸造し皆さんに味わっていただけるような「商品開発」を目指します。

 そのためには今回、熟成期間を延長してうまみを増やしたり、ただのゲテモノ商品扱いで終わらないように、既存商品と比べた成分分析や機能性分析を行い昆虫ならではの差別化を図ったりしつつ、イナゴ以外の昆虫も試作として少量仕込みを行って、熟成後の味や成分分析を行い、他の昆虫での味の追求も行う予定です。

 ただ、分析に多大な費用がかかるため、その資金を以下のクラウドファンディングサイト(一般の方から少しずつ資金を提供して頂く)で募らせて頂き、支援者を全国から募集しております。

 

サイト名「READYFOR」 https://readyfor.jp/projects/inago

 

 このプロジェクトをきっかけにして、地域活性化支援団体「いなか伝承社」としては、和歌山県湯浅町には、名前だけが残っている死んだ伝統文化ではなく、昔ながらの醤油醸造技術が現代も活きているとともに非常に挑戦的な醤油醸造元があり、面白い活動ができる地域もあるということを紹介してきたい。

 それだけに留まらず、 「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され世界中に広まっていく中で、改めて日本中、そして世界に対して日本の“小さないなか町”から、様々な専門家(湯浅醤油有限会社、北里大学、独立行政法人農業生物資源研究所さま等)と連携して日本の醸造技術の素晴らしさを伝えたいと思っています。

 

イナゴ

 

さらに地域と共に実践していきたいこととしては、

 

●イナゴは無農薬地でないと生育できないので、耕作放棄地にいるイナゴ採取による耕作放棄地活用や、無農薬栽培・有機栽培農家によって手間ひまかけて作られている田んぼのイナゴを買い取って農業支援する仕組みも作っていきたい。

 

●イナゴ採集と絡めて、「父親と子供」が主役になって昆虫と触れあいつつ、環境の変化に敏感なイナゴがいる土地の豊かな地域や自然について子供たちに知ってもらえるようなイベントを開催したいとも思っています。

 

昆虫食に対しては色々な考え方の人がおられると思いますが、この活動に共感して頂けましたら、支援を頂けると幸いです。

 

クラウドファンディングサイト https://readyfor.jp/projects/inago

 

詳細はHPをご覧くださいませ→ http://goo.gl/7h55Bp

 

 農村風景

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