冬の予感の四万十とその暮らし
2014/11/27
2014年10月に北海道にて初雪が観測されるほど、日本のいたるところで冬の寒さの到来を感じ始めた今日この頃。こちら高知県の四万十町でもぼちぼちと冬の寒さを感じ始めております。
この時期になるとお店の前にある大きなせんだの木から葉っぱが落ち掃除が大変な時期でもあります。そう思っていたら冬には実が落ちて、今度はこの落ちた実を掃除するのが大変な時期がすぐにやってきます。自然を身近に感じる田舎ではこういった四季の移ろいの影響をもろに受けながら生活することになります。この季節の変化というものはある種、その季節の恩恵を受けているといっても過言がないかと思います。例えば作物の旬というものもこれにあたるでしょう。毎度のことで大変恐縮ですが、うちの野菜たちも見事にすくすく育っております♪
小汚い顔のアップですみません(;゚Д゚)
そしてシイタケどーーん!!!!(笑)でかいです!!
そしてそして、この時期になるとこういうものも沢山出来てきます♪
そうです。ご存じ「柚子」でございます。そして皆さん、この柚子の花言葉をご存知でしょうか?柚子の花言葉それは「健康美」「汚れなき人」「恋のため息」だそうです。残念ながら僕は「汚れなき人」でもなければ「恋のため息」を漏らすほど現在恋に焦がれているわけではありませんが、頑張れば僕でも「健康美」くらいは目指さすことができるのではと思い柚子の効能をインターネットで調べてみると・・・ここには書ききれないほどの効能が・・・
一般にも知られていると思う美肌効果や疲労回復、肩こり、腰痛等々は勿論。さらには発癌抑制効果、悪玉コレステロール抑制効果まであるこの柚子。まさに花言葉通り「健康美」を目指せることのできるスーパー柑橘類なのです。
この柚子うちでも栽培しているので早速収穫♪現場に行ってみると生ってる生ってる柚子の実が沢山♪しかし、ここで一つ要注意。実は柚子の枝には結構な棘が生えておりこれがめちゃくちゃ刺さります。太い棘をもしも踏もうものなら生半可な靴のソールを貫通し足の裏に刺さることもあります。これが痛いのなんの・・・実際に私も何度かソールを貫通して足の裏に棘が刺さってしまったことが何度もあります。今年は2回目の収穫なんで、去年の経験を生かし安全靴を装備して柚子を収穫。
写真はごく一部で、全部取ろうものならこの写真の箱5つ分くらいは取れそうな勢いで生ってました。
この収穫できた柚子は、搾って柚子酢として調味料にしたり酢橘のように食べ物に添えたり、人によってはお風呂に浮かべるなんて方もいらっしゃるかも知れませんね。是非是非皆さんも魅惑のフルーツ柚子を使って健康美を目指してトライしてみてください。
さぁ、そしてこの時期になるとライフショップまつしたの良心市には嬉しいものが届くようになります♪それはこれです♪もはやライフショップまつしたの名物でもあります「あっくん苺」でございます。すぐ近くの部落で作っているこの苺のファンは多く、この時期になってくると「苺はまだでんかねぇ?」とよく問い合わせを受けるほど。
ちなみにお値段は一パック500円也。写真だけ見ると50円にも見えちゃいますね。すみません・・・見た目の綺麗さも勿論ですが、生産者のあっくんが一生懸命愛情を注いで作った苺は本当に良い味がします♪ちなみに十和の道の駅でも売ってますので是非是非こちらにお寄りの際に食べていただきたい一品です。
商売柄いろんな方と接する機会があるのですが、よくよく考えてみるとこの地域の人達は何かに挑戦している人が多いように感じます。僕自身は大阪にいたころは何かにトライするというよりは日々の生活に追われりことの方が多かったような気がするのですが、ここへきてそういう「何かにトライする余裕」が生まれてきたような感じはします。単純に睡眠時間や食生活といった面だけでも生活の差はあるように感じます。都会ほど忙しい充実感ははないかもしれないけど、ゆったり人間らしい生活が待っているのは田舎の方なのかもしれません。個人的には都会と田舎どちらかに優劣をつけるのはナンセンスに感じるので、恐々としながらこの記事を書いております。
なんにしても、どんなことでもいいので自分にとっての「幸せ」を見つけることができれば、そこがどんな場所でもあってもいい人生が送れるのでしょう。案外そういう幸せの青い鳥は物語のように身近な生活の中にあるものなのかもしれませんね♪
それでは今日はこの辺で!一日お疲れ様でした!!
追伸・・・四万十ケーブルネット様の特集で前回紹介していた「花とび」の映像が放送されました。その中に僕がガッツリ映り込んでいます。嬉恥ずかしですが、もしよければそちらも是非ご覧ください♪お声をかけていただけますと飛んで喜びます(笑)