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おむすビーズのインターンシップ

 

 以前告知させて頂いていた10月24日(土)、25日(日)開催の「第三回農コンへ行こう in 高知」イベント、無事終了いたしました! 参加して頂いた皆様、そして陰ながら応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。二日にわたるこの農業×出会いのイベントがどのような結果となったのか。少しお見せしたいと思います。

 

れいほく土佐町 農コン

参加女性陣。出会って4時間くらいで肩組んでる(笑)

 

 れいほく土佐町 農コン ゆず

収穫体験したゆず園

 

 

成立しました!!

 

女性8名、男性9名で開催した農コン。カップル2組成立ですーーー!!

 

 といっても、農コンでは「告白タ~イム!!!」みたいな公の場でのアタックはやらないので、実際のところどうかははっきりわかりません。こっそり仲良くなっている人もいるかも知れません。でも初日のうちから見るからにいい雰囲気を出していて他者の介入を許さない感じの方もいたし、「また会う約束をした」など当事者からの事後報告もいくつか集まってきております。 女性だけで集合した時に頼もしいムードメーカー的存在だった女の子が、気になる人の前になるとめちゃくちゃ可愛らしくなる姿も見ることができ、感無量です(*^^*)

 もちろん、このイベントは最初のきっかけ作りを提供する場であり、2日間で正式なお付き合いまで持っていこう、というものではありません。男女の出会いはそんなに都合のいいものではないですよね。大人になればなるほど難しいもんです。彼らがどのように今後交流していくのかは彼ら次第ですが、このイベントをきっかけに繋がりを続けてもらえれば、とても素敵なことだなぁと思います。スタッフはこれからも温かく見守ります。

 第一回から今まで、カップルが一組以上はできているという結果に小躍りせずにはいられません。

 

 れいほく土佐町 農コン

 

 

 地域のおっちゃん飛び入り!! ~婚活塾開催?

 

 このような地域イベントには、毎回地元の方のご協力が欠かせません。また、他地域からの参加者は皆地域の方との交流を求めてやってきます。今回も地域のおっちゃん(Aさん)が、参加者の士気を高めに夜のBBQを覗きに来て下さいました。

 

Aさんメモ

●50代男性妻子あり

●畜産関係のお仕事、その他農業や山仕事だいたいのことはなんでもできる

 (先日はイノシシを素手で捕まえたと豪語しておられました…)

●筋肉ムキムキ + タンクトップ + テンガロンハット = カウボーイの如し

●若い頃に海外留学先で実際カウボーイみたいなことをやっていた

●20代の頃に婚活にてある女性に一目ぼれし、そのあと一晩中口説き続け→功を奏し交際→結婚→今も超仲良し、妻に夢中・・・という武勇伝の持ち主

●イケメン

※写真はありません、すみません!!!

 

と、最近の草食ブームって何ですか、というくらいの超肉食です(畜産関係者だし)。しかもこの日、知り合いの結婚式があったということでスーツ姿で現れ、その場にいる人々の中で一番まぶしい出で立ちでした。

 

「いつもの作業着と違ってこのギャップがええやろ?」

「今日は実は参加者として来た」

「○○ちゃんを狙っている」

 

などの問題発言は頻出しましたが、この日Aさんが本当に伝えたかったのは、

 

「男性陣は、若い頃の自分のように、気に入った女の子がいたら迷わず猛アタックしに行きなさい!一晩口説け!」

「女性陣は男性をいい男になるように育ててあげることが大事」

「皆今夜の一期一会の出会いを大切にして下さい」

 

ということでした。

 

 れいほく土佐町 農コン

 

 自分も実際そうしたからこそ、現に家族に恵まれ、また奥さんにそうして(=自分を育てて)もらったからこそ、現に今もラブラブ、ということが伝わります。往々にして、田舎のおっちゃん&おばちゃんの口から出る言葉は、ちょいちょい下ネタ交じりだけど、いつも生きた言葉な気がします。

 そしてBBQ終了後は、このAさん行きつけの居酒屋で、Aさん交えて二次会へと皆流れていきました。私たちスタッフは行かなかったのでその時の様子を詳しくは知りませんが、この二次会を経て、淡い恋心がいくつか芽生えていた!!翌朝女性陣との朝食の席でそれを聞き驚きました…。地域のおっちゃんマジックでしょうか。恐れ入ります。

 

 

勝者の秘訣

 

 外側から農コンをみていると、やはりAさんの言う通り、積極的に攻めていく人が勝ちを納めます。

 第一回目からの伝統ですが、初日の夜、全参加者に個別に面談をして「誰かいい人いましたか?」と聞いていくことにしています。今回女性陣は「○○さんいいな」「○○さんともっと話したい」と、早くから照準を絞っている方が多かった!その聴き取り内容を元に、作業のグループを作ったりスタッフがお世話を焼いたりするのですが、2日間かけて着実に仲良くなり、最終的に次の約束を取り付けたり、連絡先を交換したりと、結果に繋がった方が多かった。

 自分の気持ちに正直になり、頑張ればそれだけ結果につながるんだなぁ、としみじみ思いました…。

 

 れいほく土佐町 農コン

こちらはカップルではなくスタッフです^^

 

 

 男性陣に関しては地域性もあるのでしょう、人見知りな方が多かった印象ですが、Aさんや他の参加者に何度も焚きつけられ、勇気を出してフリータイムに女の子を誘い出した方もいます。それでうまくいった人もいたし、仮にうまくいかなくても周りに好印象を与えます。

 何についても言えることかも知れませんが、

 

「自分が何を求めているか?」

「自分はどういう人間なのか?」

 

それを認識し、正直に外に向けて表現できる人は、理想を勝ち取るのだと思います。逆にそれをいつまでも把握できていないと、“衝撃の出会い”を待つばかりになってしまい、婚活難民に陥ることもある。

 前々から感じていましたが、婚活とは自分を的確に簡潔に表現し、自分の求めているものを読み取る練習の場、また自分のそうした表現を他者から評価してもらう場なのではないかと思います。その場でもし良い出会いがなかったとしても、今後出会いを掴んでいくためのエクササイズとしてすごくいい場だと思います。

 

 れいほく土佐町 農コン

 

 初対面の人が大勢集まる婚活という貴重な場で、「出会いがなかった」と落胆して終わるだけ、というのは非常に勿体ないことです。今後はイベント本番前に婚活塾や前夜祭的なものを開いて参加者がよりイベント本番を楽しめ、何か学びを得られるようにしたいなぁ……とも考えています。これはもとは、地域の高齢化に危機を感じているAさんを始め、他の地域の方々からの発案でした。

 

 れいほく土佐町 農コン

こんな道具も登場。高いところになっているゆずを獲る

 

 

広がれ農コン

 

おかげさまで農コンに興味をもって下さる方が増えてきています。

 

「近隣の町村でイベントを開催するので視察に行きたい」

「うちの自治体でも企画が出ているので協力して何かやらないか?」 など。

 

自分たちが魂を込めて企画したイベントを、外部の方から目を向けて頂けるのは本当に嬉しいことです。次回の開催は未定ですが、また皆様に楽しんで頂けるような農コンや婚活を企画する機会ができたらいいなぁ。

 アイデアならいろいろ自分の中にストックしています。自分か誰かに実現してもらいたいな。誰か買いませんか^^

 

 

れいほく土佐町 農コン 田舎寿司

料理教室で作った地域の田舎ずし。山間地では海産物の代わりにこんな具を使うのです

 

 

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