2017年open! 高知城歴史博物館へ行ってみた

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執筆者 安澤真希
所 属かつおゲストハウス

2017/10/19

 幕末や龍馬好きの方、そして高知の歴史が好きな方に朗報です!! 2017年3月4日、ついに「高知城歴史博物館」がオープンしました!! ということで、早速行ってまいりました~
 
 多くの高知県民がそうだと思いますが、「坂本龍馬が何をどう成し遂げたのか」ということの詳細を問われると(もちろん薩長同盟や大政奉還はわかりますが…)、高知県民でありながら適当な返答を持ち合わせておりません。
 高知城に関しても、天守と本丸御殿が完全に現存する唯一の城、という情報以外に、さて何があるのかその内情を詳しく知らないような気がします。今回は、そんな疑問を少しでも払しょくできれば御の字ですね。
 
 さて、こちらの高知城歴史博物館なのですが、国宝や重要文化材を含め、およそ6万7千点もの土佐藩主・山内家伝来の歴史資料や美術工芸品を中心に、土佐藩、高知県ゆかりの資料の数々を収蔵・展示しています。すごい数ですね~!!
 また、館内には実物の資料だけでなく、体験型展示や映像、最新のメディア機器などが多数あるため、大人でも子供でも楽しく高知と日本の歴史にふれられるようになっています。さらに、年間を通してテーマや季節に沿った多彩な企画展や催し物も開催されます。来館のたびに新たな高知の歴史や文化を学べるわけですね~!!

 

高知城をイメージした内装
高知城をイメージした内装は、高知県産の檜がふんだんに使われており、開館から間もないため良い香りがします。

 

 館内は1階~3階までなのですが、それぞれの階が特色(テーマカラー)を持っています。たとえば1階のテーマは「しらべる・つながる – 情報とつどい -」。高知城をはじめとする周辺地域や県内の文化施設、史跡に関する情報を提供していたり、観光の活性化に寄与するコーナーを備えています。私はここで、ひたすら高知城とその周辺地域の文化を調べていました。

 

城下町情報コーナー
城下町情報コーナー。旧町名からその町の歴史が知れたり、おすすめの城下町コースをアテンドしてくれり何かと便利。そして高知の今昔が学べて勉強にもなりますよ。

 

 2階のテーマは「のこす・つたえる – 収蔵と修理・閲覧 -」。この階は、ほとんどが収蔵エリアとなっています。書庫や調査研究室、閲覧室や撮影室など修理・保存対策や研究利用を推進するための諸室を備えています。調査や研究が主の階なので、高知の歴史や文化遺産に馴染みのない方には少し固く感じるかもしれませんね。
 
 そしてなにげに一番ヒットしたのは、2階にある喫茶室。なんとキャッスルビュー。土佐の食材を活かした軽食やドリンクがあり、さらに午後3時までモーニングを提供しているとあって訪れる方も多くいるみたいです。そして、例によってメニュー欄に「龍馬珈琲」はありました(笑)
 喫茶室横にテラスへ抜ける戸があります。こちらは館のエントランスのちょうど真上にあたり、高知城や追手筋の通り、はたまた山内一豊像が眺められます。

 

みる・まなぶ - 展示と眺望

 

 3階のテーマは「みる・まなぶ – 展示と眺望 -」で、主に展示に関わるものを扱っています。企画展や展示品はこちらで観覧できます。また高知城を眺めるのに最適な展望ロビーもあります。
 そして2017年は、大政奉還から150年の節目の年とあって、県も大々的にこの高知城歴史博物館を推しています。「志国高知 幕末維新博」のメイン会場でもあるため、今後は幕末維新を振り返る展示を連続して開催していくとのこと。かなり気合いはいってますね!!
 ちなみに開館日となる3月4日から5月7日までは、初公開となる坂本龍馬の書簡が特別展示されていました。これは龍馬が暗殺わずか5日前に書いた手紙として、メディアでも話題になっていましたね。
 今後も幕末や龍馬が好きな方には垂涎の展示がひかえていますので、ささっと紹介しましょう。
 
3月4日~4月17日 海援隊発進! ~坂本龍馬のかけぬけた時代~
4月22日~6月19日 幕末・維新の言葉 ~山内容堂の主張~
6月24日~8月21日 黒船がやってきた! ~いっしょに学ぼう、開国から明治へ~
・8月26日~10月23日 「幕末」と「維新」 ~歴史教科書を読む~
・10月28日~12月25日 読み 書き 描く 志士のこころ
・12月30日~2018年3月5日 新時代の幕開け~土佐人の見た欧羅巴(ヨーロッパ)~

 

特集展。海援隊発進!「坂本龍馬のかけぬけた時代」
特集展。海援隊発進!「坂本龍馬のかけぬけた時代」。

 

 すごいですね~!! 一年間ぎっしり幕末維新づくしです。それに加え、企画展も来年までスケジューリングされておりますので、月ごと、展示ごとに高知の歴史を楽しみつつしっかり学べます。さらに、年間を通して城博講座や子ども向け講座、学芸員による展示解説、史跡を見学する散策会、外国人向けの日本の文化講座があったりと、あらゆる面においてスキがなく、とにかく楽しみ方が豊富なんです!!
 自分の歴史の知識や興味のある分野、そして知的好奇心に合った利用方法をチョイスできるのは、この高知城歴史博物館ならではの一番の魅力かもしれませんね。
 
 全館を見終わったあと、多少なりとも高知の歴史に詳しくなったのかな?と感じた私。かつおゲストハウスを訪れる旅人に、高知の歴史や穴場を堂々と紹介できるようになるまで、三度通うことになりそうです!!

 

■高知城歴史博物館/〒780-0842 高知県高知市追手筋2-7-5

■HP/www.kochi-johaku.jp

■TEL・FAX/088-871-1600・088-871-1619

■開館時間/9:00 ~ 18:00(日曜日は8:00 ~ 18:00)※展示室への入室は閉館の30分前まで

■休館日/「志国高知 幕末維新博」期間中は無休(平成31年3月31日まで ※予定)

■観覧料
・企画展開催期間中/700円(団体20名以上は、560円)
・その他の期間/500円(団体20名以上は、400円)
・年間観覧券/2,000円
・高知城とのセット券〈企画展開催期間中〉/890円(※その他の期間は730円)

■アクセス
・車/高知自動車道高知ICから約15分。
・JR/JR高知駅から、とさでん交通路面電車(はりまや橋方面行き5分)はりまや橋下車、乗り換え(鏡川橋または朝倉、または、いの方面行き5分)、高知城前下車、徒歩3分。
・飛行機/高知龍馬空港からは高知市内と空港間を結ぶ連絡バスをご利用いただけます。JR高知駅行きは「はりまや橋」で、県庁前行きは「県庁前」で下車。

■駐車場
・一般駐車場について/一般来館者用の駐車場はありません。周辺の有料駐車場をご利用ください。 ※障害者用駐車場(2台)あり。
・バス乗降スペースについて/博物館にはバス乗降スペースがあります。駐車は高知公園駐車場など周辺の有料駐車場をご利用ください。 ※日曜日は、日曜市が開催されるため、北側は車両の出入庫ができません。

 


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