四万十川のかっぱに会いに来ませんか?
- 執筆者 村岡明紀
- 所 属かっぱバックパッカーズ
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2017/12/26
かっぱっぱー♪ 皆さんこんにちは。ムラかっぱです。
最近、ゲストさんによく、
「お宿の名前がなぜかっぱなんですか?」
と聞かれるのでお答えします。
かっぱバックパッカーズの看板
ここ四万十町にも「かっぱ伝説」が残っており、お宿がある十和地区の民話に登場したり、家主さんが四万十川で釣りをする際に「かっぱ」を見た事があるというエピソードに由来するんです!と表向きには説明しています。
お宿から徒歩3分で四万十川
先日、広島からお越しのゲストさんは十和出身の方で、同窓会に来られたとの事。「観光」だけではなく「再会」の機会にご利用頂けると嬉しくなりますね。
翌日の朝、いつものように宿の名前の話になり、
ゲ「かっぱが実在してた事を知っててつけたの?」
ム「家主さんが昔、川で見た事があったみたいで…。」
ゲ「そうなの!私の親も昔、足跡を見た事があるみたいなの。このお部屋を見ると嬉しくなるわね。」
と嬉しそうに微笑むゲストさんが印象的でした。
シェアルーム
「四万十川にかっぱが実在した!」と信じるとなんだかワクワクしますよね?
ちなみにお宿でも1日に数秒ですが2回、シェアルームから「かっぱ」を見る事ができます。
お宿を覗くかっぱ
実はこの正体は、予土線のラッピングトレイン「かっぱうようよ号」!!。
鉄道にも「かっぱ」が用いられるぐらい、今も四万十川と身近な存在なのです。
かっぱうようよ号
「かっぱうようよ号」を仕掛けたのが、フィギュアの造形企画製作販売を行う大阪に本社がある海洋堂さん。
十和地区のお隣、大正打井川地区には海洋堂が廃校を利活用した「海洋堂ホビー館四万十」、世界中から集まった1300体の河童が展示されている「海洋堂かっぱ館」が四万十町の人気の観光スポットになっています。
海洋堂ホビー館四万十
海洋堂かっぱ館
10月の記事でもチラッと書きましたが、10月8日には海洋堂かっぱ館にて「第1回四万十かっぱ祭り」が開催され、ホビー館からかっぱ館へ山車パレードで開幕!
山車パレード
お祭りのメインは何といっても「かっぱ仮装大賞!!」。
この仮装大賞に参加するために、夏休みに手伝いに来てくれた大学生のエヴァかっぱ&セキかっぱが再び四万十に舞い戻ってきてくれました。
…若いって素晴らしいですね。
当初、参加を迷っていた自分も彼らの熱意に答えねばと飛び込みで参加しちゃいました(笑)
かっぱファミリー
「かっぱ仮装大賞」には、全国から16組29名の参加者が集まり、思い思いに「かっぱ」に!!ムラかっぱは、リュックを背負った「バックパッカーかっぱ」として、お宿のPRもバッチリさせて頂きましたっぱ♪
バックパッカーかっぱ
気になる審査結果は・・・ダダダン!!
グランプリは逃したものの、準グランプリ「館長特別賞」に見事エヴァかっぱが受賞!!!!!!
雄叫びをあげるエヴァかっぱ
個性的なかっぱが、四万十町の山奥に勢揃い!! 1日限りの不思議な光景が広がっていました。
館長曰く、来年も「第2回四万十かっぱ祭り」を開催するとの事ですので、興味がある方ぜひぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか?
健闘を称えてお皿交換!
さてさて、2017年も残す所あとわずか。
この夏を振り返ると都会から手伝いに来てくれた「若いパワー」で乗り切れました。手伝いに来てくれたみんなありがとう!
みんなでかっぱのポーズ
通常業務の傍らに制作してくれた「手書きPOP」や散策して作り上げてくれた「むら歩きMAP」がゲストさんに大好評!!
MAPを片手に周辺の散策を楽しまれるゲストが増えてありがたい限りです。
むら歩きマップ
さらに「むら歩きMAP」は日本語版と英語版の2種類あり、今まで外国人には口頭で伝えにくかった写真スポットや町内情報もバッチリ掲載~♪
お宿のお越しの際はぜひ「むら歩きマップ」を片手に「かっぱ」を探しに行ってみてはいかがでしょうか?
むら歩きマップ(英語版)
さぁ、年末に向けてクリスマス&年越しとイベント盛りだくさんですよね?!
かっぱバックパッカーズでは、天然のもみの木にイルミネーションを設置して皆様のお越しをお待ちしてます。
もみの木のイルミネーション
「…あっ!!」
最後に、お宿の名前がなぜかっぱなのか知りたい方は下記リンクをチェック(笑)
「四万十川でムラかっぱがお待ちしてますっぱ〜♪」