高知の田舎に引越ししたきっかけ
- 執筆者 長谷岡勲
- 所 属株式会社FPI 地方創生事業部 おむすビーズ
2018/04/12
初めて書きますが、先ずは。今自分がやっている事の紹介ですが。。
といった感じで高知県土佐町での農業インターンシップをやっている会社で働いております。。
因みに来月行われる予定なのが、
【日時】
2018年4月27日(金)~ 5月7日(月)
【場所】
高知県土佐町
【費用】
参加費・宿泊費無料
(現地までの交通費・食費・保険料は自己負担 )
【定員】
5名(初心者歓迎)
【詳細ページ】
いなか体験・おむすビーズインターンシップ
今回は個人農家さんで米ナスの定植と山菜の収穫・加工、農業生産法人で様々な研修を行い、それぞれの働き方・暮らし方の違いを学びます。
※プログラムは天候により変更することがあります。
という感じの事をやっとります。
で、話は飛びますが、高知に引越しするきっかけについて。
2016年世界一周から5年経過。。
あの時何を感じたのか最近考える機会があった。特に記憶に残っているのは生きか死ぬかの瀬戸際の出来事と国籍を越え親切にしてくれた人達。
アラブの春が始まったエジプト。デモ開始当日カイロに入る。
街中には催涙ガスが充満し、銃撃の音がこだまする。
機動隊とデモ隊との衝突、町中が火に包まれ、銃撃戦が始まると逃げ惑う人々。
帰国前にゆっくり時間を掛け行きたかった場所を周れたことはいい刺激・勉強になった。
18歳で日本を出て16年の海外生活から帰国。4年程果物、野菜の行商を通して日本で働くことで様々な人の表と裏に触れることが出来た。
●会社、身なりといった表面的の第一印象によって(自分も含め)ほとんどの人は判断すること。
●一旦耳を傾け真髄を知ったうえで判断できる余裕のある人の少なさ。
●客観的に見た日本という国の真のすばらしさと今後の不安。
●スマートフォン、インターネット等の普及から人同士のコミュニケ―ションが少なくなり、あらゆる情報(真実も嘘も)が飛び交う。
●子供も大人もメールでの会話が増え、実際に話さなくても(感情部分はどうか分からないが)大体は伝えられる。
●玄関先で友達同士集まってゲームをしている子供達。そういった環境が将来の日本にどういった影響が出るか。
●人間が便利、簡素化するために作り出したシステムに逆にコントロールされている世の中。電車では疲れたサラリーマンが携帯でゲーム、メール、周りには無関心。
●結果心の余裕がなくなる。
本当はストレスのない余裕のある暮らし、良い環境の場所で住みたいはず。
写真はアイスランド
社会の流れから仕事中心の生活なり、その環境が(周りも同じなので)当たり前になる。そうしているうちに抜け出したくても結局周り、世間体から抜け出せなり自分の中の本当の価値観を捨て社会の価値観に合わせていく。今の仕事、生活に満足しているのであれば問題なしやけど。
飯が食えるのであればそれで十分なはず。今日の飯が食えずに死んでいく人が世界中で毎日いる中今の日本は裕福になり食べられる事が当たり前。自分で考える本当の豊かな生活とは何なのか?
ボツワナで出会った子供たち、どこの子供も笑顔が共通している
というようなことを考えていたころ友達の一人が富山仕事を見つけ新しい場所での生活を始めた。
今までのような仕事に追われるだけでなく野山に囲まれた田舎での生活を満喫したい。都市部で働いていても結局休みの日には登山に行ったり、田舎に行ったりと実際自分が住んでいる場所にいないし、あんま好きでもないんちゃうかと。
であれば、生活の拠点を週末過ごしているような自分の好きな場所に移して、そこで仕事も生活もした方がええんちゃうか、という意見だった。
というわけで、その友達が引越しした場所を訪問、その翌月にあった故郷フォーラムのようなものに顔を出してみた。
その翌月、仕事を辞め田舎体験で高知を訪問。その2ヶ月後に高知へ引越しという流れ。
まあ結局考えても答えは出ないんで、思い立って大体決まった時点で行動。
追い込めばなんとかなるもんです。
つづく