小さな日常の喜びから、いなか暮らしを楽しもう !!

 女性シェアハウス&民泊「土佐指南家」おかみのレイです。

 今年の高知は、大雨が続き、太陽を何日も待ちわびたように感じます。例年に比べて、ずいぶんと遅い、7月下旬の梅雨明けとなりました。

 実は、庭の小さな畑で季節の野菜を育てていて、普段以上に天気が気になっていました。庭の彩りとしても大活躍の野菜の花に、すっかり魅了されています。身近な所で、野菜の花の観賞、みなさまも、いかがでしょう。花を見て、収穫もできてと楽しみが、ぐ〜んと広がっていきます。
 また、今年のような悪天候にも負けず、成長する野菜の生命力、その力強さに共感しています。人間も自然界の一員、そう思うと自分の存在、いかに小さいかと気づき、不思議と励まされているような気分になります。自然に身をゆだねる意義を実感しました。

 汗をかきながらの作業は、無心になってできるかけがえのない時間です。また「おおきゅうなったね」とご近所から声をかけられ、「そうですね」とちょっと誇らしげに答えるおかみというように、野菜の成長を通して会話のやりとりを楽しんでいます。野菜がコミュニケーションツールとなり、話題として会話を盛り上げてくれますね。

 

じゃがいも

収穫前のじゃがいも

 

じゃがいもの花

じゃがいもの花

 

 今回は、じゃがいも収穫、少しの量ですが、よくぞここまで育った!と感謝の気持ちが溢れてきました。かつて、子ども達が育てた野菜で作った給食は、残す量が激減すると聞いたことがありますが、関わったからこそ、大事に食べようと心から思ったのでしょう。物が満ちあふれる時代だからこそ、小さい時からそのような気持ちを忘れずに抱いていってほしいです。

 

じゃがいも

収穫直後のじゃがいも

 

 収穫したじゃがいもを手にすると、誇らしげな顔になってしまうおかみです。えへっ。作業で汗をいっぱいかきますが、清々しく爽快となります。一連の作業時の畑周囲の風景、聞いた音、感じたことを体感として覚えていて、ふっと思い出されます。

 そして、作業後には前回お知らせした手積みのお茶をいただきます。これが、たまらんくらい、美味しいです。自画自賛は隠せませんが、嬉しいひとときとなりますね。

 

女将

収穫したじゃがいもに満足のおかみ

 

 今年の土佐指南家は、手摘みのお茶がウエルカムドリンクです。人生初のお茶摘み体験での様子もお話ししながら、ティータイムを楽しんでいきますよ。水出し茶、ホットと時期に合わせて頂きます。

 高知の自然の中での作業体験は、参加された方々から好評を頂いております。これからも続けていきます。おかみ自身、気持ちが癒やされ、ゆったりした気分で皆様をお出迎えできるので、大事にしていきたいと思います。

 土佐指南家は宿泊のほか、高知の自然に触れる体験、高知のおすすめスポットの紹介なども、行っていきます。

 

茶葉

茶葉とテントウムシ

 

荒茶

人生初の手積み茶葉が荒茶へ

 

 高知は、同じ県内でも東西に長く扇形となっていて、中心部からクルマで3時間以上掛かる所もあり、よく驚かれます。県外の友人を空港へ見送りに行って、別れた後、県外の友人の方が先に家に帰り着くことが起こりうるのです。公共交通機関は、都会では想像がつかないくらい、時間間隔があいていて、余裕を持って気長に移動することが第一となります。中山間部も多く、道を聞こうと思っても、日中、人がいない所もあって苦労したという話もよく聴きます。そんな時は、畑で作業している人を探すのがいいかも・・・

 高知での暮らしのトライアルとしてもご利用頂いております。移住相談の祭には、キャリアコンサルタント国家資格を取得して、学んだことも活かせるように頭をフル回転していきます。話を聴いてもらって、もやもやから出口の糸口が見えてきたと言われた方も、いらっしゃいます。誰かに相談することで、肩の荷物を軽くしていきましょう。

 

 何度か高知を訪れてみると、季節や時間帯などによって、自分の思っていた様子との違いを感じ取ることがあったというケースも。高知=南国のイメージが強いようですが、思った以上に冬は寒く、積雪する場所もあります。春夏秋冬、できるだけ複数回、気になる場所を訪れてみることで、高知の暮らしで新たに気づくことも出てくるはず・・

 高知のよいことはもちろん、自分にとってのマイナス面も知って両面から判断することをオススメしています。判断するのは、ご自身であり、おかみは寄り添っていくことになります。誰かに話していく中で、自分の思いや考えがまとまっていく、解決の糸口が見えてくることも多くあります。また、時々は高知の観光も楽しみ過ごすこと、定期的にリフレッシュすることは、とても大事です。

 

 高知には美味しい食べ物も多くあります、お酒文化もあり、ぜひとも楽しんで頂きたい! 外国のような明るさがある高知を楽しみながら、自分との相性を見極める時間を十分とっていただきたいですね。

 休暇を使って、無理せずに、高知の気になる場所を巡っていく際の宿泊、滞在場所としてもご利用頂いております。1日単位の民泊、1か月単位のシェアハウスとして選択できます。シェアハウスは高知市の二段階移住の補助制度の対象となります。補助対象者には、県内の移住相談窓口を訪ねるなどの諸条件を満たす必要がありますので、ご注意ください。

 

 これからも、おかみ自身、体験など高知でのいなか暮らしでワクワクするようなコト、情報についてお伝えしていきます。ご相談、シェアハウスの見学など気軽に、お声かけください。土佐指南家は、一期一会の出会いを大事にしていきます。

 

ノカンゾウ

庭を彩る ノカンゾウの花

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    • 和田玲子