大量のキュウリを手軽に美味しく食べよう
- 執筆者 上田知子
- 所 属ハンター民宿 BA-BAR
2019/08/26
こんにちは!鳥取のハンター民宿BA-BARの上田知子(旧姓:梅野)です!
夏野菜って大量にできるものが多いですよね。その代表例のひとつが、コレ!
そう、キュウリ! 田舎に住む人なら野菜を作っていなくても、近所の人からキュウリをたくさんいただきました~という人は多いはず。
我が家では、お義父さんが畑で頑張って美味しい野菜をいつも作ってくれています。そして、今年の夏も、キュウリが大量に収穫できております!
キュウリは、大量にできる上に、足が早いのですとっても!(長持ちしない) お義父さんがせっせと作ってくれている美味しいキュウリ。腐らせて捨てるなんて心苦しい…
田舎に住んでいてキュウリをたくさんいただいた~という人も同じように思う人も多いと思います。
そこで、今回はキュウリを手軽に美味しく食べる我が家の方法を紹介させていただきます。
私は、民宿女将をやっているクセに、料理が苦手です!
料理が苦手なクセに民宿開業するなんて無謀すぎる!というツッコミは置いておいて、料理が苦手だからこそ、私は手軽に美味しくできる料理をやります。
うちの民宿は獣肉が身近でない人(普段料理に使うことも食べることも少ない人)が獣肉を、手軽に楽しく美味しく料理するやり方を料理体験を通して、
「獣肉ってどう料理するのかイメージなかったけど、こんな簡単に美味しく作れるんだ~♪」
と身をもって楽しんでもらうスタイルです!
近年のジビエブームに伴い、手の込んだ獣肉料理を食べられる飲食店はいっぱいあるけれど、手軽な獣肉料理を一緒に作るなんて場所はなかなかない!それをできるのがハンター民宿BA-BARです。
さて、うちの民宿の宣伝はおいといて本題です。(私はすぐ話を脱線させる人ですw)
私もそうなのですが、料理の苦手な人って、手の込んだ料理を作るモチベーションが低い人も多いのではないでしょうか。
例えば、私は料理が苦手で手際が悪いので、料理にはいちいち時間がかかります…。そして、手の込んだ料理を時間かけてせっせと作ったけれど、
「う~ん、何か微妙・・・」「美味しくない!」
という結果になるという経験はいくつもあるので。。。
キュウリ大量消費の料理といえば、きゅうちゃん漬けなどの漬物があるのですが、レシピ見るといろいろと手間がかかりそうだし、うまくできる自信がない・・・・。
そこで、
・切る
・焼く
・煮る
・味をつける
の行程のみに特化してシンプルにいこうではないか!
私が最近よくやるキュウリ料理は、
●キュウリの炒め物
●キュウリの煮物
です!前置きが長くなりましたが、これからやっと、キュウリ料理を紹介いたします。
(1)キュウリの炒め物
<材料>
・キュウリ:フライパンで炒められるくらい
・顆粒だし:少々(私はキュウリ4~6本に対して小さじ1くらいで入れてます)
・ごま油:適量(炒め物に使う油の量より気持ち少し多いくらい。)
・キムチの素:味見しながらお好みで調整
<手順>
①キュウリを乱切り(量はフライパンで炒められるくらい)
②フライパンをよく熱して、ごま油をひく
③キュウリをフライパンに投入!
④顆粒だしをキュウリにまぶし、全体にいきわたるように菜箸などで軽く混ぜる
⑤フタをして少しの時間蒸し焼き
⑥フタを開けてキュウリ全体に火が通るようにひっくり返す
⑦ ⑤⑥の行程をお好みで繰り返す。火が全体に通るけどシャキシャキ感が残る程度にとどめておくのがオススメ!
⑧火を止めて、キムチの素でお好みで味を付ける。仕上げにひと煮立ちさせて完成!
キュウリとキムチの素はとっても相性がよいから美味しいです。最初に顆粒だしを使うのは、キュウリは味が染み込みづらいので物足りない味にならないようにするため。ちなみにこの炒め物は、手軽で美味しい料理を作るのが上手な旦那が編み出した技です。
これを私好みでアレンジして、⑧のキムチの素の代わりに、焼き鳥のタレを使って作ってみたこともあります。
焼き鳥のタレは結構主張する味ので、人によっては
「目をつぶったら何食べているかわからん!」
と不評なこともありますが、味の濃い物が好きな人にはもってこいです! 私は大好きです♪個人的には焼き肉のタレを使っても美味しいのではないかと思っています。
キムチの素で作っても、焼き鳥のタレで作っても、ビールやご飯がどんどん進みます!!! 夏の冷たいビール×ビールによく合う夏野菜料理という、最強のコラボを楽しめます!!!
(2)キュウリの煮物
これは、知人がやっている古民家レストランに行った時、メインディッシュの付け合わせにあったキュウリ煮物がとっても美味しかったので、参考に作らせていただきました。
<材料>
・キュウリ:鍋で煮れるくらい
・顆粒だし:味見しながらお好みで調整(私はキュウリ5~6本に対して小さじ7~10くらいは入れています。)
・ごま油:お好み(私はキュウリ5~6本に対して大さじ2くらい入れています♪)
<手順>
①キュウリの皮をむく(ピューラーが楽ちんです!)
②キュウリを縦半分に切り、種をとる(きちんととらなくてもざっくりでOK)
③好みの大きさで切る。(私は4歳息子と2歳娘が食べやすいように一口サイズにしています。)
④キュウリを鍋に入れ、鍋底だけ浸るくらいの量の水を入れる(キュウリは煮ると水分いっぱい出てくるので、最初の水は焦げ付かない程度に入れるというイメージ)
⑤顆粒だしをキュウリ全体にまぶす
⑥フタして煮る
⑦時々フタを開けてまぜる(顆粒だしが全体にいきわたらせるのも兼ねて)
⑧味見をして、「薄っ!」と思ったら顆粒だしを足してまぜる
⑨箸が通るくらい煮えたら、火を弱めて仕上げにごま油を投入してさっと混ぜでできあがり!(どのくらい煮るかは好みの問題ですが、個人的には柔らかくなりすぎず、箸が通る程度がオススメです)
冬瓜料理みたいになって美味しいです。冷やした方が美味しいと思ってます。
4歳息子はこれが大好物です!これを作るとき、
「お手伝いする~♪」
と言ってくれたので、皮むきをお願いし、4歳でピューラーデビューしました!
こってりしていない美味しい物が食べたい夏にもってこいのメニューになります♪
以上!我が家の、キュウリを手軽に美味しく食べる方法でした!
(これはオマケ)干し野菜に挑戦!
今年のめっちゃ暑い夏。夏の干し野菜を作ったらどうなるだろうということで、キュウリも含め、夏野菜を干してみました。やり方は野菜を切って(キュウリなら細長く)、網に乗せて1日中ひなたぼっこさせるだけ。日没には屋内に回収。
こんな感じになりました。キュウリは食感がスルメみたいになりました。ただ、味が濃縮されている分、ちょっと青臭い…逆に、トマトは甘味が濃縮されるおかげでとっても美味しくなりました!
夏は残りあと短いですが(暑さはもう少し続くのかな)、キュウリ料理とビールを存分に楽しみます♪