高知で一番美味しいスイーツはコレ!大月町「苺氷り」がスイーツ界No.1に!!

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執筆者 安澤真希
所 属かつおゲストハウス

2020/06/23

 今回は、私が高知で一番愛してやまないスイーツをご紹介!

 2019年の9月に、日本各地の道の駅で提供されているグルメの頂点を決める「道-1グランプリ2019」が京都で開催されました。47都道府県にある1,160駅(20199月現在)の、さらに厳しい予選を勝ち抜いた17駅から、No.1が選ばれます。

 そしてナント!総合部門は初参加ながら「土佐さめうら」の「幻の和牛 土佐あかうしの炭火焼き」がグランプリに、そしてスイーツ部門では大月町「ふれあいパーク大月」の「苺氷り」が栄冠に輝きました!

 

苺氷り

食通の私も大納得の「苺氷」♡ もはや高知を代表するスイーツでしょう♪美味×100♡

 

 2016年大会では惜しくも総合2位(当時は総合部門のみ)だった苺氷りですが、悲願のNo.1を達成したことにより、地元の大月町でも苺氷りを求めて大行列が出来ていたのだそう。

 グランプリの結果としては、全2部門を高知県勢が制するという圧巻ぶり。やはり高知の食文化は全国屈指! 

 今では全国各地で食べられるようになった苺氷りですが、発祥の地は高知県の最西端にある大月町なのです。大月町に祖母が住んでいる私としてはまさにソウルフード! 

 

 苺氷りは、かき氷の中に自家農園で育てたフレッシュな苺を一緒に凍結させています。そして氷の削り方も、ただ単に削れば完成という工程ではないんです。

 削られた氷はフワッフワで軽いため、シロップをかけるとすぐに底まで沈んでしまい、氷のサクサクとした食感が損なわれてしまいます。なので氷を削ってはシロップをかけ、削ってはかける作業を繰り返し、ミルフィーユのように何層にも丁寧に重ねていくのです。そうすることで、氷と苺のスライスがバランスよく一緒に盛られていき、絶妙な香りとクセになる舌触りを生み出しているのです。

 

 この食べ応えと甘い香りが損なわれないようにするため、試行錯誤を重ねた氷の製法はなんと特許まで取得済み。かけるシロップも苺の甘味との相性を邪魔しないよう考え抜かれたオリジナルで、さらにアレルギー体質の人にも食べられるよう配慮されています。仕上げに好みで練乳もトッピングできるわ。

 

トッピング

 

 今でこそ大月町きっての特産品となり、イベントや道の駅等の全国に広まった苺氷り。もともとは農家の後継者不足や放棄農園が増加していた状況を見かねた地元の農家の有志たちが、町起こしの一貫として開発したメニューなのです。その道のりも決して平坦なものではなく、商品展開に踏み出すまでに5年もの歳月が費やされています。

 農業のイメージアップ、そして農業を一つのビジネスモデルとして展開する考えは、既存していながら上手く軌道に乗らないほうが多かったのですが、こだわり抜いた商品プラス、人とのつながりや地域を思う気持ちで県内外の事業者と取引を重ねて、販売代理店を開拓し、着実にファンを増やしていきました。

 

 そして、大月町といえば苺氷り、苺氷りといえば大月町と認識されるまでに知名度を広げました。地域の過疎化が進む大月町にとって、苺氷りは可能性であり、町の観光と財産そのものに繋がる大事な一助ということなのですね。

 北海道・東北を除く地域では、道の駅やレストラン、ホテルやカフェ等で幅広く販売されていますので、これからのシーズンはぜひチェックしてみてください!! 

 ちなみに、本場大月町で購入すると一番安いですよ~♪ 次回は「土佐さめうら」の「幻の和牛 土佐あかうしの炭火焼き」を食べにいこうと思います♪♪

 

ふれあいパーク大月

◾️苺氷り本舗 株式会社/高知県幡多郡大月町弘見4163

◾️TELFAX0880-73-08769:0018:00)
◾️HPhttp://www.ichigoori.com/

 

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