ウキウキ!「雁木のまち高田」のZineを制作中!

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執筆者 池田なつ記
所 属株式会社 桐朋

2021/12/17

 ソーシャルデザイナーの池田なつ記です、新潟上越からこんにちは!
 
 早くも師走ですね〜〜と、この1年+もう少し前までを遡って振り返ってみたところ、私ったら初回からずーっと雁木町家のああだこうだを書き続けてきているのですね。他の話題の記事は3本しか無いという・・・笑
 
 そんなわけで今回は、「雁木のまち高田」をテーマに制作進行中の Zine の話題をお送りします! 

 またかよ!!! 笑

 

「Zine」とは?

 まずは「Zine」とは何ぞやというお話から。
 
 誰が言ったか知らないが、言われてみればなるほど納得 Magazine(雑誌)の語尾から取って「Zine」だそうです。読み方は「ジン」、紙の冊子であるということ以外はテーマも表現手法も自由なメディアです。
 
 調べてみると「個人や同好のグループなどで作る冊子のこと」という説も出てきますが、つまりは出版社からバーンと発行されるようなガチの書籍や雑誌ではなく、作り手の皆さんの「好き」や「大事」が詰まっている冊子、ということですね。
 
  たとえばこんな感じ。

 

Zine

 

Zine

この夏、よく行くお店のマスターがチョチョイッと創刊(!)していたオシャレZine

 

またまた(一社)雁木のまち再生

 今回ご紹介する Zine は、これまた私の記事に頻出いただいている 一般社団法人 雁木のまち再生 が発行元となるものです。
 ですが編集メンバーは内部スタッフや業者さんではなく、一般公募で集まってくださった5名の皆さん。私はその「アドバイザー」を拝命しており、9月のキックオフから伴走中です。 

 この編集メンバー募集の際、呼び掛けられていた内容が 

 

「参加条件は『雁木のまち高田』の『関係者』で、『雁木のまち高田』を想う気持ちをお持ちの方。『関係者』とは、どんな形であれ『雁木のまち高田』に接点のある方のことです。在住でなくても構いません。」

 

・・・というもので、この呼び掛けに応じてくださった皆さんで作る冊子ですから、なるほど「Zine」で間違いないわけですね!

 

Zine

 

 スケジューリングや役割分担をふまえ、メンバーは4〜5人程度でと予め決めてあったのですが、そこへ10名もの方からのご応募があり、嬉しいやら申し訳ないやら、贅沢なことに “選考” を行わせていただきました。
 
 そして選ばれたのが・・・ 

 

●雁木町家の生まれ育ち在住、このプロジェクトに運命を感じた! 地域密着の金融マン
●学生時代から地域の魅力発信メディアに興味あり!上越出身・東京在住のデザイナー
●高校時代に毎日歩いた雁木通り、空き家問題や地域活性化に興味あり!不動産営業員
●高田の雁木通りは子供時代「庭」、このまちをもっとより深く知りたい! 市役所職員
●兼業でライターもちょこっとやってます、地域の歴史探索に興味あり! 地元農家さん

 

 いかがですか、このバラエティに富んだ素晴らしい顔ぶれ! 年代もうまい具合にバラけていて、でも平均するととても若いチームです。また、このプロジェクトで時代に則したリモート協働を実行できているのが大変嬉しい点でもあります。
 
(募集時の「在住でなくても構いません」という文言は「高田以外の地区にお住まいの方も歓迎」というくらいの意味合いだったのですが、でも、プレスリリースを出し、SNSでも呼び掛けを行っていましたので「市外・県外からリモート参加の応募もある? かな?」と淡い期待を抱いていたところ・・・なんと、関東から2名のご応募があったのです〜〜! 嬉)

 

Zineキックオフミーティング

9月のキックオフミーティング(雁木のまち再生の皆さんと)

 

 残念ながら選外となった方も、応募くださった皆様は全員、温かな「雁木のまち高田を想う気持ち」をお持ちの方々でした。必須条件は応募の時点でクリアされていたのですが、運営面での条件により今回は涙を飲んでのごめんなさいとなってしまいました。が、ぜひまたいつかどこかでご縁がありますように!

 

話し合い&話し合い、そして取材執筆NOW!からの・・・

 Zineの完成は来年2月(予定)です!
 
 9〜10月はひたすらアイデア出しの企画会議を行い、11月から取材を開始。そして今は執筆や写真選定等の作業を進めてもらっている最中で、年内に全ページの制作開始予定です。
 
  こちらは、とある取材の日の様子。

 

Zine

 

 取材場所は『町家複合施設 兎に角 -Tonikaku- 』。建物に入ってすぐのスペースにコーヒースタンドがあり、他にもシェアキッチン、シェアオフィスが入っている町家です。

 ところでこの写真奥に写っているブルーのぬいぐるみ、おわかりになりますか? そう、NHKの子供向け番組『みぃつけた!』の大人気キャラクター、コッシーです。
 
 実は『みぃつけた!』のアートディレクターでキャラデザインもされている大塚いちおさんは、上越市のご出身。ご自身のオフィスは東京に構えておいでですが、地元上越でもおもしろいことを仕掛けたいと、昨年、この『兎に角』のオープンと同時にコーヒースタンド『DIGMOG COFFEE』を出店してくださったのです♪
 
 ポップでオシャレでちょっとレトロな大塚ワールドが全開、雑貨も豊富なコンセプトショップです。

 

 この町家をリノベーションし複合施設として管理運営しているのは、建築士で移住者の打田亮介さん。ご自身で Nito Design & Rebuild という法人を営まれている一方で、移住当初から雁木のまち再生とは共助協働関係にあり、今年から理事の一員に就任されました。
 
 実はこの町家の所有者は雁木のまち再生。打田さん(Nito D&R)が一棟まるごと借り受けて、サブリースで運営している形です。
 
 現状、相続制度が空き家問題の根を深くしている一面もあるため、居住者や管理の担い手がいなくなってしまった高田の空き町家は可能な範囲で雁木のまち再生が取得し、必要に応じて修繕し、貸出や売却を行っています。「個人所有」と違って「法人所有」は、法人の担い手交代さえできれば相続問題が回避できる(血縁関係でなくても受け継いでいける)からです。

 

Zine「兎に角」

『兎に角』外観

 

 こちらの町家、外観はこんな風に背の低い建物に見えるのですが・・・中に入ると、

 

Zine町屋

明かり取り(天窓)のための吹き抜けがあり、高〜い天井。

 

 この、入ってびっくりの開放感と陰影が雪国町家のカッコよさ!

 この町家も一時は空き家となりかけていた物件だったのですが、とても理想的な形で受け継がれ、活用されている幸せな町家だと思います。 

 この日の取材は、この町家の旧所有者さんへのインタビューでした。

 

Zineアイキャッチ

 

 私から編集メンバーの皆さんに、当初から繰り返し伝えていたのは「雁木のまち再生の “企業パンフレット” にはしないこと」という一点だけ。あくまでテーマは「雁木のまち高田」だからです。
 
 なので、「Zine」なんだし、ぶっちゃけ雁木町家を題材にした写真集やポエム集が出来上がってもそれはそれでOKと個人的には思っていたのですが(それだと雁木のまち再生からNGが出ていた可能性が高いですが 笑)、企画段階からこのメンバーの皆さんで考えていただいた結果・・・
 
 す ご く 良 い も の が 出 来 上 が り そ う で す。

 

Zineメンバー

 

 先月のミーティング後の集合写真。東京メンバー帰省のタイミングで、初めて全員で対面できた日でした♪

 作業はここからが佳境で大変な局面ですが、完成が本当に楽しみです。冊子はこの高田地域での配布がメインになりますが、遠方の方にも見ていただけるよう、オンラインでpdfも公開予定です。 

 完成の暁にはまたお知らせしたいと思いますので、興味を持ってくださった方はぜひご覧いただければと思います。来年2月下旬です! 

 それではパイプ読者の皆様、パイプメンバーの皆様、よいお年を♪

 

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(一社)雁木のまち再生
2021年度企画 Zineプロジェクト
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