車と映画
- 執筆者 中橋啓太
- 所 属フリー
2022/04/27
地元イベントのお手伝い
徳島県三好市に来て3年目、地域の活動にも顔を出しイベントのお手伝いをする場面も増えました。
先日、三好市の池田湖で行われたドライブインシアターのお手伝いに行きましたので、その様子をお送りいたします。自粛続きだったイベント関係、少しずつ開催の機会が増えそうです。
夕暮れになり集まりだす車両
アメリカ発祥のドライブインシアター。日本では1990年代にピークを迎え時代の流れとともに姿を消していったが、野外での開催、車という空間によりソーシャルディスタンスが確保できるとコロナ禍をきっかけに注目されている。
企画運営は、みよシネマパラダイス。コロナ禍によりイベント等が行われない中、地元住民や子供たちが笑顔になれる楽しい場所を提供するのが目的だ。みよシネマパラダイス代表の正木慎一氏の想いに共感した仲間たちで運営を行っている。
運営スタッフは有志のみなさま
巨大スクリーンを組立よう
空気を送り込んで組み立てる巨大なスクリーンは、縦4.7メートル、横8.7メートル。
巨大なスクリーンは折りたたむと、縦180センチ、直径150センチほどに収まる。組立、収納に関して5人ほどいれば足りるだろう。もし、設置する機会がある方は風に注意したい。風の影響を受けるためスクリーンが飛ばないように重りと、アンカーの設置が必要だ。
その他、注意するのは車の配置。映画の内容によっては家族連れが多くなる場合があり、ミニバンでの来場も散見される。車高の低い車の前にミニバンを止めてしまうとスクリーンの見え方に大きく影響してしまう。そのため、ゾーニングをしながら車を止めなければならない。
というような運営上の話はさて置き、イベント当日は、来場者に楽しんでもらおうと工夫を凝らしている。
雨と風には注意が必要
スタッフのコスプレも工夫のひとつだ。上映される映画に合わせたコスプレで来場者を出迎える。今回は自分もコスプレに挑戦させていただきました。アメコミのキャラクターに扮し来場する車を待ちかまえます。
マスク越しに見える子どもたちの顔、笑顔、はにかみ、無表情など様々ですが、マスクが無ければ直視できないことは間違いない。なかなか恥ずかしいものですね。というような個人の感情はさて置き、来場した約40台のお客様に喜んでいただいたので、コスプレのしがいがありました。
恥を捨てるのはなかなか難しい
笑顔になれる楽しい場所作り
今回で8回目となったドライブインシアター、何度も足を運ぶファンもいる。
今後は地域での野外上映を予定しており、芝生に寝転びながら、星空を見ながら、水に浮かびながらなど楽しめる場所を作る予定だという。昼間はパドリングスポーツなどのアクティビティを楽しみ、夕暮れになると家族で映画鑑賞を楽しむ、そんな流れも素敵やん。
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