3年ぶりの開催となった阿波踊り
- 執筆者 中橋啓太
- 所 属フリー
2022/08/31
規模を縮小しての開催だが熱気はそのまま
8月13日、14日いけだ阿波踊りが開催された。
夏の風物詩阿波踊り、どこからともなく聞こえてくるあのリズム。普段は静かな「いなか」マチ、どこからともなく人が溢れ、懐かしいあの雰囲気を醸し出す。駅前商店街の両脇にはカメラを手にした群衆。
間近に見える踊り子たちは息を切らしながら汗を拭う、約250mの踊り歩いた表情は様々であり、飾り気のないヒトの熱気を感じた。悲喜こもごも入り混じる独特のあの雰囲気、あるきっかけで一気に崩れそうな緊張感を纏うあの空気。
ヒトの欲が露わになる祭りを見て心が踊る2日間だった。
水辺が賑わう季節
祭り翌日には静かな「いなか」マチが戻ってきた、街中は寂しくなったが水辺は賑やかだ。
週末はラフティングガイドのほか親子で参加できる川遊び体験への従事が続いた。地元の方の参加が多く、ウォータースポーツを知ってもらい裾野を広げるという意味でこういった機会に呼んでいただけるのはあり難い。
市内の小学生を対象にしたラフティング体験会。対象は4~6年生、学校内のプールへボートを持ち込む出張型の体験会となった。
まずはライフジャケットを着てみんなで浮かびライフジャケットの効果を体感する。水に慣れた後は、各班に分かれボートを進ませる練習を行い、最後には25mプールを舞台に白熱のレースを開催。楽しかったようでまたやりたいとうれしい声が聞こえてきた。
県立総合大学校「まなびーあ徳島」のウォータースポーツ体験会。夏の日差しの下、ラフティングボートとSUPに分かれ休憩を忘れるほど楽しんだ。
最初は水を怖がり恐る恐るラフティングボートに乗るこどもたち、慣れてくると次はSUPに挑戦!最終的にはどんどん水へ飛び込む。こどもたちの可能性は無限大。
楽しいウォータースポーツは危険が潜んでいる、自然の中で行うためリスクを知り適切に対応することが必要になります。
川での救助に有効なスローバックの講習に呼んでいただいたので投げ方、失敗した場合、注意点などを話す機会もありました。
実践型インターンシップに向けて
体験会等水上での活動が多いですが、陸上での活動も進んでいます。
徳島大学人と共創センターが行う実践型インターンシップ募集のためピッチを行いました。ピッチとは短いプレゼンのこと。スクリーンに映す出された資料を操作しながら行いました。
今回の制限時間は2分間。1分ごとになるベルの音に焦りながら見事に2分を超えてしまいました。短く伝える難しさを痛感。
募集内容は「スポーツツーリズムの展開に向けたラフトガイドとの交流づくり」うまくいけば学生の皆様にラフティングを体験してもらいながら広めるために、何ができるのか一緒に考えます。楽しみです。
夏はウォータースポーツの繁忙期。忙しく過ぎていくこと、じっくりと進んでいくことを整理しながら日々を送っていきたいと思います。