高知・香美市物部町より物部川エリアの魅力を発信!
- 執筆者 吉田晶子
- 所 属フリー
2022/10/14
いなかパイプウェブ会員の新しくメンバーに加わりました吉田晶子です。
大阪生まれ大阪育ちですが6年前に東京から高知に移住。現在は香美市物部町に暮らし始めてちょうど半年が経ちました。
香美市物部町は徳島県との県境
物部に住んでいますと話すとだいたい返ってくる言葉が
「アンパマンミュージアムがあるところ?」
です。
で、その問いに対するこちらの答えが
「いや、もう少し東で徳島寄りです。」
はい、意外と知られてないのですが、高知県香美市物部町は徳島県との県境の町です。
標識の四ツ足峠を超えると徳島県那賀町。(四ツ足峠・・・それにしてもおどろおどろしい地名だ!)
自称、県境・国境マニアの感覚から言うと高知県の県境は徳島県と愛媛県になりどちらも特色があるのだけれど、徳島っぽい納得な景観です。(高知県大豊町然り)
分かる人には分かるはず・・!
バンジージャンプできそうな仙頭大橋の絶景。
このあたりは朝夕霧が立ちこめる日が多くとても幻想的。県内屈指の紅葉の名所べふ峡渓谷も近くです。
物部川も上流は仁淀ブルーに負けないくらいきれいなブルーでしょ?!
実はゆずの生産高日本一
高知と言えばゆず。そしてゆずと言えば馬路村、という連想ゲームが定番ですよね。
確かに馬路村のゆずの看板商品『ごっくん馬路村』は加工品として有名ですが、香美市のゆずは、丸ごと使われる高級料亭などで需要が高い「玉ゆず」として生産、全国へ出荷されています。
これが玉ゆず。美しい~
ゆずの収穫期は11月で農家さんは大忙し
物部のゆずはブランドゆず
GI登録という言葉を聞いたことはありますか?
農林水産省が定める伝統的な生産方法やその地域の気候や風土などを生かして作られた特産品の名称を知的財産とした「地理的表示(GI)保護制度」です。
物部ゆずは2020年県内で初めてGI登録され、ブランド化を確立しました。
物部ゆずは、果皮に傷や日焼けのない玉の美しさが特徴で、生産量の約69%が「青果」として出荷されています。
これからゆずの季節の本番です♪
物部での山暮らしのこれから
そんなゆずの郷物部町に今春引越してきた訳ですが、この流れだと
「で、アンタゆず農家になるが?!」
とツッコミが入りそうですよね。しかしそういう予定は特になく(笑)
長年空き家だった今の家を昨年たまたま見て、一目惚れをしてしまったことによりここで暮らそうと決めました。
その理由のひとつには・・ ジャーン!!
お茶畑付きだったのです!!
ほんとにそれだけで決めちゃいました!
ここに来る以前は四万十町にも暮らしていた時期もありました。
その時にイベントで茶摘み体験をして以来、それまで夏の麦茶以外日本茶はとりたてて好んでは飲まなかったのですが、自分の手で摘み、釜炒り〜手揉みしたお茶の美味しさにとても感動し、自分でお茶を作ることに憧れていたのでした。
そろそろ番茶摘みの準備の季節
目玉焼みたいなかわいい花も咲かせます
一目惚れした空き家のDIY
お茶畑だけに惹かれて決めてしまったとしても、当初その家はすぐに住める状態ではありませんでした。
それから1年弱紆余曲折があり、色んな職人さんの手を借りながらの改修+コツコツDIYを経て現在に至ります。
今後はこの周辺の地域(物部川エリア)の魅力や自分の暮らし、空き家DIYの小ネタなど幅広く発信していきたいと思いますので、お付き合い頂けると幸いです!
はじめてのDIY、しんどかったなぁ~ でも今となってはいい思い出♪