官能的な白イカ~食いしんぼなあなたへ~
2014/08/04
いなかマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。田舎ビジネス1年生の角です。蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は芋掘りや事務所の草抜きをして汗を流しています。こちら今年採れました私のかわいこちゃんです。小降りですが、会社のスタッフには美味しいと言ってもらいました。
海士町も梅雨明けを迎え、ここからが夏本番!
私は、とにかく海が好きなので、隙をみつけていつ潜ろうかと思案しています。
8月には町の一大イベントキンニャモニャ祭も開催され海士町が、一年の中で最も活気づく季節でもあります。キンニャモニャ祭はこんな感じで、地区ごとにハッピを着たり仮装をしてこんな感じで1時間踊りまくります笑 どうです、いいでしょう!
さらに、今年のキンニャモニャ祭りの前夜祭には実行委員会主催で「スカイランタン」を夜空に放つイベントが予定されています。自然豊かな海士町の夜空に、一斉にランタンが放たれる光景はさぞ幻想的だろうなぁと今からとても楽しみです。
さて、海士町夏の見所について、いつまでも話してしまいそうですが、今回のテーマは、「官能的な白イカ」です。みなさんは「白イカ」を召し上がった事はありますか?このイカ、「官能的」という言葉がぴったりな美味しさなんです。まるで、ナイアガラの滝の様に躍動感あふれるこちらは「白イカ」のお刺身です。ぷりぷりぴちぴちです。
「剣先イカ」とも呼ばれる「白イカ」は隠岐諸島近海で夏から秋にかけて獲れるイカです。
今日は、私が愛してやまない「白イカ」の官能的なおいしさについてお伝えさせてください!
「白イカ」は幻の高級イカとも言われています。透き通る様に美しいお刺身を口にいれ、噛み締めると、ねっとりとした濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。肉厚ながら柔らかく、それでいてむぎゅっとした一筋縄ではいかないなんとも不思議な噛み応えの後に、舌に絡み付く様な重厚な旨味が残ります。
お醤油でいただくものは勿論、お塩を少しつけて食べるもの美味。オリーブオイルをたら〜りと数滴おとし、柚胡椒をつけていただくと、すいすい冷酒がすすみます♪ ちなみに合わせるおススメの冷酒はこちら、海士町の酒米と名水から作られた「承久の宴」
イカってこんなに甘いの?!と驚くほどの旨味が、肉厚な身にぎゅっとつまっています。獲れたての白イカを、ミネラルをたっぷり含んだ島風に干して作る乾物にしても、その旨味は健在です。
軽く炙って、まずはなにもつけずにいただきます。手で簡単に割けるほど柔らかいです。かめばかむ程じゅわっと甘みが出て来ます。海士町で親しまれている「こじょうゆ味噌」につけると、また違った味わいが楽しめます。こりゃあ熱燗がすすみます〜 (もう完全に飲んべぇなのがバレバレですね)
シンプルな食べ方でも充分満足ですが、さらに、ポテトのほくほくさは残しつつ、なめらかなクリーミィさが残る濃厚な「白イカコロッケ」も大好物です。こちらは、ご飯がすすみ、止まりません〜。
生で、炙って、揚げてよしの官能的な白イカワールドについて語らせて頂きましたが、最後にちょっと、真面目に私がかかわっている「物販」について。
地域に住んで、物販をしていると、ありがたいことに「商品」がどうやってできているのか、「生産者」さんはどんな「想い」を込めてつくっているのか地域ならではの「ハンデ」やそこを様々なアイディアと行動で乗り越えようとするパワーを身近に感じることができます。
私達にとって「お客様」の多くは、直接顔の見えない場所(都会)にいらっしゃいます。「生産者」さんの想いが詰まった商品に私達の「想い」をのせて「お客様」にお届けする、「想いの足し算」をする事が巡の環の物販の大切にしていることです。
「生産者」さんと「お客様」をつなぐ、顔の見える関係を作っていきたい、と思いながら日々学び、業務を行っています。まずは、何をお客様に伝えたらいいのか?何を一番伝えたいのか??そして至った結論。そもそも先ずは伝えたい事。それは、
「おいしさ」
シンプルに「おいしい」から食べていただきたい!そんな気持ちでまずは、「おいしさ」についてお伝えさせていただきました。また次の機会に今度は、商品に込められた「想い」や「ストーリー」も少しずつお伝えさせてください。
今回ご紹介した「白イカワールド」へはこちらから♪ 心ゆくまでご堪能ください。