ラフティングの日本代表をかけたレースに出場してみた!

 冬の気配も感じられる11月28・29日、徳島県三好市の吉野川で、『全日本レースラフティング選手権』が開催されました。

 この大会は、来年2022年にボスニアで開催されるラフティングの世界大会の日本代表チームの選考も兼ねたレースです。そんな大会に、なんと私、出場してきました!

  ひとつ前のいなかマガジンで、かつて私が世界一を目指して取り組んでいた「ラフティング」について書いていましたが、この記事を書いていたのが10月の初めごろ。この時は、本っっっ当に何も決まっていなかったのですが、気づくとなんだか面白い流れに乗っていたようです。

 

 日本代表とか全日本選手権というと、なんだか大そうな感じもしますが、チームとして吉野川を安全に下ることができるスキルがあれば(ここがハードルでもありますが)、誰でもエントリーは可能です。

 今回は、吉野川でリバーガイドをしている頼もしすぎる3人とチームを組んで出場してきました。オープン女子というカテゴリーだったので、女子チームです。

 

レースラフティング

ボート左前に乗っている白いヘルメットが私。

 

 結果、チームとしては3チーム中2位ということで、

「ボスニアに行くなんて考えてないんだけど、日本代表になったらどうしよう!?」

という心配には及ばずでしたが(笑)コロナ禍はもちろん、ここ2年ほどは私も出産〜子育てなどもあったため、競技としてラフティングをするのは本当に久しぶりでした。

 出場を決めてから大会まで1ヶ月もないくらいの中で、いちおう過去にレースをやっていた自分なりの経験を総動員して、この大会で「今の自分のベスト」を出すため、日々できることを考えて過ごした11月は本当に濃厚だったなあと思います。

 

 と言っても、時間がなければないほど、できることはシンプルです。身体を動かすことに慣らす。限られたチームで漕ぐ時間では自分たちのボートの動きがどんな感じなのか把握する。できることはせいぜいこのくらいです。

 それでも、今の生活の中でレースに向けての準備をするのは自分が思っていた以上に大変で、家族や一緒に漕いでくれたメンバーの理解があってこそだと思いました。本当に感謝です。

 何よりも、何もわかっていないのに、結果的に私の都合に付き合わされた生活をした2歳の娘と、そんな娘の面倒を見てくれた夫には本当に本当に感謝。

 

ラフティング大会

11月末の寒い中、スタッフも選手も本当にお疲れさまでした。

 

 そして、コロナ禍で、オンラインでも対応できることが増えて便利さを感じてきた一方で、それでも、実際に人が集い、関わりあうことの楽しさというものも改めて感じられた時間でした。

 イベントを開催する側にとっても、参加する側にとっても、まだまだ不便を感じることは多いですが、それでも色々と工夫して、今回の大会のように、人が集まってできる楽しい時間も少しずつ増えたらいいな〜と、自分の中の前向きな気持ちが増えたようにも思います。

 

 また、ここ数年先が見えない中でも頑張ってきたチーム、選手もいたと思うので、来年の世界大会も無事開催されて、今回代表になったチームがボスニアで思い切り漕げることを祈るばかりです。

 そんなこんなで私の川のシーズン、2021年はようやく落ち着いた感じですが、また面白い流れが来たときに、うまくその流れに乗れるよう、自分なりのペースで漕ぎ続けていきたいと思います。

 

2歳の娘

ムスメよ、12月はたくさん遊ぼう!

 

 濃厚な11月が終わり、気づけばもう12月。2021年は楽しい年だったなあ、なんて気持ちはもう年末です。

 私はすっかりいなかパイプの仕事もそっちのけで川を楽しみすぎていましたが、また12月からこちらのパイプウェブも盛り上げていきたいと思います。

 まずは、9月のプレオープンからなかなか商品が増えていなかったパイプマーケットに、昨年からいなかパイプでつくり始めていた「みならいシリーズ」の紅茶とサブレを追加しました。

 

みならい紅茶&サブレ

みならい紅茶とサブレ

 

 そして、エビの成長を待って出荷が止まっていた完全国産・高知で育ったエビも年末に向けて限定販売です。味も絶品のエビは年末年始の食卓を華やかにしてくれます。

 活きたまま届く活魚もありますので、家族や身近な人と一緒に調理して、食べてみる時間にしてみてはどうでしょうか。

 

エビで作ったパエリア

夏に注文したときはパエリアを作りました!

 

エビのホイル焼き

こちらはホイル焼き。素材がいいのでシンプルに食べてもおいしいです。

 

 詳しくはこちらの「パイプマーケット」覗いてみてください!ご注文お待ちしています。

 

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