『いなかをつなぐ商品』を食べて、いなかの”しごと”応援お願いします!
- 執筆者 古川智恵美
- 所 属一般社団法人いなかパイプ
2021/12/14
もう年末ですね。みなさんは今年どんな1年を過ごされましたか?
いなかパイプではちょうど1年前から「いなかをつなぐおやつ」そして「いなかをつなぐ水産物」として、商品の販売をじわじわはじめました。
昨年も多くの方にご購入、そしてクラウドファンディングではご支援をいただき本当にありがとうございました!
「いなか」は、高齢化で担い手不足が深刻化しており、地域にある産業も衰退している状況があります。農業、そして漁業も深刻な状況があります。つくれば売れる時代を生きてきた生産者は、つくることは得意ですが、売ることが苦手です。
そこでいなかパイプでは「“売る”ということでいなかの”しごと”を応援したい!」ということで、今年「パイプマーケット」というちょっと変わったショッピングモールをオープンさせました。(ぜひここで販売したい!という方もこれから募集していきます)
まだ試運転中ですが、年末に向けて“しごと”につながっている商品を公開し、現在、絶賛応援受け付け中です!
それぞれに思いやストーリーが込められた「いなかをつなぐ商品」を買って応援いただき、年末年始にお楽しみいただけたらとっても嬉しいです。
ということで簡単にいなかの”しごと”と商品について紹介していきます。
まずはいなかパイプ代表・ササクラレオの父・鐵夫(テツオ)氏から受け継いだ高知産まれ・高知育ちシロアシエビ。長年エビの研究を行い、日本産まれの完全養殖を実現させました。
佐々倉鐵夫氏
2月に行った緊急クラウドファンディングでは本当にたくさんの方にご支援いただき、無事に事業継承し、美味しいエビを作り続けられています。
特に活魚ではなかなか手に入りませんので、年末のパーティーで盛り上がる一品です。
続いて、「いなかをつなぐおやつ」を紹介します。
愛媛・四国中央市の天空集落『切山』にある参鍋養鶏場。自然卵養鶏を特徴にし、薬品を使わず自然由来のエサを基本に、平飼いが行われ、オスとメスが共存する環境で自然交配した有精卵が毎日採られています。
2020年、いなかパイプでは、こちらの養鶏場を次世代に残していくためのプロジェクトとして、初めてのクラウドファンディングを行いました。
そんな作り手の思いがこもった卵から、高知・四万十のお菓子屋さん『ストローベイルSANKANYA』さんに新しいお菓子を開発していただきました。
このたまサブレは、味も一品です。おいしいおやつを食べて、いなかの産業を未来に繋ぐために日々頑張ってくれている「みならい」を応援してください!
最後に、いなかパイプスタッフも関わっている「みならいがつくった無農薬・化学肥料不使用の四万十紅茶」。
いなかパイプの本社がある高知県四万十町の十和地区は実は茶どころ。しかし茶畑は急斜面にあるところも多く手入れや収穫はなかなかの重労働で、現在では高齢化のためお茶の栽培をやめていく人も増えています。
このままではお茶作りが途絶えてしまう、茶どころとして産地を残していきたいという思いで、いなかパイプもかかわり、生産者さんに習いながらお茶摘みやお茶の木の刈そろえなどを手伝ったり、紅茶づくりをはじめています。
これらの商品を購入することは、いなかの“しごと”が続いてことを応援することにつながっています。どれも自信を持っておすすめできる商品です。
たくさんの『食べて応援』をお待ちしています!
▼“しごと”応援はこちらからお願いいたします。
◎おまけ
年末特別企画!「年末パーティー用 巨大な真鯛(約3~4kg)」を限定販売します。いなかパイプ代表・ササクラレオの兄が高知県大月町の海で育てた真鯛です。
なかなか手に入らない巨大サイズです。塩焼き、刺身、煮付け、アクアパッツアなどなど、どんな料理にしても美味しい魚の王様。お祝いの席には欠かせない縁起物でもあります。
家族で、友人とのパーティーなどで注目を集めること間違いなしの一品を年末限定で販売します。パーティーの目玉としてお楽しみください!