いなかの冬は辛い!ウインターブルーを乗り越えられるのか

 こんにちは!いなかパイプ・スタッフのコジコジです! 冬本番。四万十町は雪が降るほどの寒さになりました。

 冬。それは私がもっとも嫌いな季節です。

 暑いことには耐えられますが、寒いことには耐えられません。昨年は東京の狭いアパートに住んでいたのが、今年は高知の廃校になった小学校に住んでいるので、広い分余計に寒く感じます。

 今までいなかマガジンやSNSで楽しいことばかりを紹介してきた私ですが、今回は私が困っていることについて書きます。全国のいなかに住む先輩方にアドバイスを頂けたら幸いです。

 

困っていること① 宿舎が寒すぎる

 私はいなかパイプの宿舎である「旧・古城小学校」(以下、古城小学校)に住んでいます。

 古城小学校の廊下には暖房がないのでとても寒いです。暖房のある場所も部屋が温まるまでに時間がかかります。個人の部屋の床も、学校の廊下に薄いじゅうたんを敷いただけなので、冷たいです。

 

宿舎の廊下

 

 一番つらいのはお風呂です。

 湯舟は大きいので、お湯がたまるまでに時間がかかりますし、お湯と水の両方をだして温度調節をしなければならないので、なかなかちょうどいい温度のお湯が出てきません。

 入ろうとしたときに熱すぎて入れないこともあれば、その逆もあり、「寒いから早く入りたいのに~」と思うことがよくあります。

 

お風呂

 

 そんな感じで古城小学校での冬の暮らしは、なかなかに厳しいので、

●腰にカイロを貼る

●廊下に出るときはダウンコートを着る

●お風呂をためるときはドアを開けて脱衣所を温め、暖房も使う

●食堂を使うときは事前に温めておく

●寝るときは湯たんぽを使う
 
などの対策をしながらなんとか寒さを凌いでいます。
 
 「いなかだから」というよりは私の宿舎の話になってしまいましたが、古民家などはどこも、風が通ってしまい、寒いのではないかと想像しています。

 

困っていること② 遊び方がわからない

 最初にインターンシップで四万十町に来たのは9月だったので、川や海で泳いだり、焚火や釣りをしたり、山に登ったりと自然の中でできる遊びがたくさんあって、「人工的な施設よりも自然の中で遊ぶ方が断然楽しい!四万十最高!!」と思っていました。

 

 しかし、冬になると川にも海にも山にも「寒いから行きたくなーい」と思ってしまい、何をすればいいのかわからなくなってしまいました。

 東京にいた頃は、ショッピングモールなどの娯楽施設がすぐ近くにあったのですが、ここからそういう場所まではかなりの距離があります。

 「春になったら野草でお茶やお菓子を作りたいなー」なんて思いますが、まだ冬の序盤。暖かい春の訪れの前に本格的な冬がやってきます。

 今でさえ寒いのにこれからどうなってしまうのでしょう。

 

困っていること③ 運転が怖い

 古城小学校は山の上にあるので、どこに行くにもまずくねくねした山道を下りなければなりません。

 その道は日当たりが悪く、もっと寒くなると、凍ってしまいなかなか溶けないこともあるそうで、「私は冬の山道を運転できるのだろうか」とまだ凍った道路に遭遇したわけでもないのに不安になっています。

 いなかパイプの事務所のある旧広井小学校の近くの道もくねくねしていて、左側は崖なので、「スリップしたらどうしよう」と出勤時に心配になっています。

 

古城までの道

 

困っていること④ 寒くて気分が沈む

 上で挙げた3つに追い打ちをかけるのが、「冬は意味もなく気分が沈んでしまう」という現象です。

 インターネットで調べてみると、そうなってしまうのは私だけではなく、「ウインターブルー」という言葉があるほど一般的なことだそうです。冬は日照時間が短くなることで、セロトニンが不足してそうなってしまうのだとか。

 冬は寒いからと外に出なくなってしまいがちですが、冬だからこそ、なるべく外にでて、日光を浴びるようにした方が良さそうですね。 

 9月のインターンシップのときから同じ場所に住んでいるにもかかわらず、寒くなってから一気にここにいることが辛くなってしまいました。

 でも冬があれば夏もあり、春も秋も来るので、それぞれの季節でできることを大切にして、楽しく過ごしていきたいです。

 「冬を楽しくする工夫」がある方は教えてくださるとうれしいです!

 

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