大正町市場

2012/12/08

いなかマガジンをご覧のみなさま。

お久しぶりです。

ど久礼もんの清岡です。

 

このマガジンには、4回目の登場となります。

あっというまに、投稿日を迎えました。

 

いつも、何をどのように書けばいいのか

頭を悩ませながら投稿しております。

まだまだ、コツをつかむには

時間がかかりそうな、今日この頃です(汗)

 

過去、3回の投稿は、自分のお話ばかりでしたが

今回から、本筋である地元の紹介をしていきたいと思います。

 

今回、紹介する内容は、「大正町市場」についてです。

大正町市場入口の看板

 

 

私が暮らす町は、高知県の真ん中あたりにある

中土佐町久礼(なかとさちょうくれ)というところで、「元気な漁師町」です。

 

この漁師町を語る上で、はずしてはならないものが「大正町市場」です。

 

大正町市場の始まりは、

明治時代の中ごろ、漁師のおかみさんたちが、

夫や息子のとってきた小魚などを売りだすようになったのがきっかけです。

そのころは「地蔵町」という名前だったそうです。

大正4年、市場周辺一帯の230戸が焼失するという大火に見舞われました。

そのとき、当時のお金にして350円が復興費として大正天皇より届けられ、

これに深く感激した町民は、それまでの「地蔵町」という町名を改めて

「大正町」と命名しました。

【大正町市場前の立て札「大正町市場誕生の由来」より】

大正町の由来

 

 

大正町市場は、距離にして約50m程度しかないのですが

昭和40年頃、漁師のおかみさんたちが60軒ほど出店しており、

町民の台所として朝から晩まで地元の客でにぎわっていました。

昔の大正町市場

 

 

しかし、大手量販店や大型スーパーなどの進出により、

地元客の足が遠のくとともに、

出店するおかみさんたちの高齢化や漁師さんの減少による、

一次産業後継者問題と重なり、

おかみさんの出店数が平成元年頃で40軒、

現在では10軒程度となりました。

平日の大正町市場

 

 

それでも、

出店しているおかみさんたちは、

暑い日も寒い日も、だんなさんや息子、兄弟が釣ってきた魚を

刺身だけでなく、干物にしたり、惣菜にしたり、

工夫しながら

いつも元気に商売しています。

 

そういった中で

近年、町外の人が

昔ながらの活気が残る、大正町市場とその周辺の雰囲気を求めて

足を運んでくれるようになってきました。

 

今日も、漁師のおんちゃんが釣ってきた魚を元気なおばちゃんたちが

大正町市場という舞台で売っています。

 

この元気な暮らし方が、

いつまでも続くように、「ど久礼もん」として

自分が今、何をするべきか?

はっきりした答えを持っているわけではないですが、

「できることを楽しみながら元気にやっていく」という気持ちで

イベントの手伝いや、PR活動をやっていってます。

 

マガジンをご覧のみなさま。

ぜひ一度、久礼に遊びにきてみてください。

 

昔ながらの対面販売で「人」が魅力の大正町市場。

 

そのほかにも、

土佐の三大祭りが行われるパワースポット久礼八幡様

高知県で一番古い400年続く酒蔵。

国の重要文化的景観に漁師町で初めて認定された港町の風景などなど、

 

実際に町を歩いて体感していただくと

忙しい毎日から解放されて自分を充電できること間違いなし!!

 

これからも

いなかマガジンで紹介していきたいと思っていますので

拙い文章ですが、末永くお付き合いしていただければ幸いです。

よろしくお願いします^^

 

ちなみに12月16日(日)は、

大正町市場の前の通りを歩行者天国にして

イベント「門前市」やってま~す^^

12月16日(日)【高知・久礼】門前市開催!

門前市のチラシ

 

 

 

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