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信州北アルプス山麓のゲストハウス宿主さん
[LODEC Japan合同会社]長野県・大町市
ぼくたちは、「田舎の入口」「田舎の棲家」「田舎の生業」を『どうやって創ろうか??』を共に模索する、会社!というよりも、志の方向性が同様の個々の集合体です。
はじめに
ぼくたちに足りないのは「あなた」です!!ここで逢ったが何かの縁。いなかパイプさんのお力添えをいただき北アルプスの地からこの世界のどこかにいるあなたに向けて恋文を贈ります。
受け取ってくれて、ありがとう。長くなるけど、最後まで読んでくれたら嬉しいです。
あなたの未来と、ぼくらの未来が交わる未来。どきどきとわくわくでにやにやしてしまうような幸せな悪巧みを共謀したい。
想像を創造する。なんてことできたなら、こんな幸せなことはない!あなたに暑苦しい想いの長文を。
北アルプスの地より、愛を込めて。未来への一歩へと。はじまり、はじまり。
LODECとは?
LODEC=ロデック ろーかるでざいんこみゅにてぃじゃぱん
「from 田舎 to Japan」をテーマに日本中の田舎から、日本に向けて潜在価値の発掘と発信を行う。
地域での棲家と生業創りに奔走しています。会社組織というよりも、志の方向性が近い仲間が集まる「共通思念体」。その為、関係者全員に上下関係や雇用関係はなく、あくまで一人一人が自分自身の生業を持ち、それらを集合しています。
LODECについて詳細はこちら
【主な事業】
- ●<ゲストハウス運営(古民家ゲストハウス梢乃雪/ゲストハウスカナメ)
- ●シェアハウス運営(シェア&コミュニティハウスmetone-信濃大町駅前ハウス-/-林屋旅館-)
- ●web制作/写真撮影などの制作関係
- ●セミナー講師 など
ゲストハウス カナメ 宿主を募集
田舎での生業創り、一緒に始めませんか!!
この度行いたい募集は、ぼくたちが運営する「ゲストハウスカナメ」の『宿主』です。スタッフではなくて、宿主です。
先にお伝えしたように、ぼくたちは「雇用」はしません。その為、今回の求人は「給与制」のものではなく「完全歩合制」のお仕事の募集となります。そして、いずれはカナメの経営そのものを完全にお任せする形を考えています。
ゲストハウスカナメについて
?【基本情報】
ゲストハウスカナメは2014年1月から運営を開始したゲストハウスで、北アルプス山麓大町市中綱集落の築50年程の昭和なお家です。
仁科三湖と総称される3つの湖の真ん中で一番小さな中綱湖の湖畔にポツンと集落が広がります。
日本屈指のスノーリゾート地として知られる白馬村との境の地域で、集落の標高は800m。
あまり雪の降らない大町市の中で数少ない豪雪地帯でもあります。
無人駅を降りた真正面には壁のようにスキー場の山がそびえ、目の前には湖を渡る橋が真っ直ぐに伸びています。
集落は古い蔵造りや、かつては民宿だったお家が立ち並び、そこには日本が失ってしまった懐かしさを感じさせる時間が流れます。日本のどこかを「旅」しているという感覚に満たされる、田舎の集落。
「日常と非日常が交錯する宿」その集落で営まれる‘誰かの日常’は、訪れる人々にとってはとても愛おしくて懐かしい非日常です。
その集落に長くの間空き家となっていたお家、屋号北屋。「この家を使って、人々が集まる場所を創って欲しい。」と、親族の方からお声がけいただいたのが、ゲストハウスカナメを始めたきっかけです。
湖と、無人駅と、スキー場と、田舎集落の趣と。家にかけられているご親族の方々の愛情。それから家の前を流れる小川に魅せられて、この家を借り受けることとなりました。
宿の名前には、大家さんの名前である「要」をいただき、「旅への一歩」をこれから始める方が気軽に遊びに来れる場所として、ゲストハウスの運営を開始したのです。
【立地】
JR大糸線簗場駅(やなば) 徒歩5分
中綱湖 徒歩2分
鹿島槍スキー場 徒歩2分
大町市街地/LODEC事務所 車20分
白馬村市街地/スノーリゾート地 車20分
北アルプス すぐそこの見上げた山々
【宿のこと】
料金: 4850円
ご飯: 夕朝2食共同調理
部屋: ドミトリー雑魚寝スタイル
収容: 最大15名
施設: 薪ストーブ/縁側/居間/キッチン/シャワー室/Wi-Fi
【カナメの課題】
2014年から1年半/2016年から1年半、2名の女性スタッフがカナメを切り盛りしてくれました。
カナメを訪れてくれるゲストさんは日に日に増えていき、この1年の来客数は約800名。営業を続けていけば、今後も来客数は増加していくことが見込めます。(先に運営を開始した姉妹店梢乃雪は年間約1500名)
宿としての仕組みは形になっていて、ゲストさんも訪れてくれるようになっています。
ですが、やはり課題や地域柄に大変なことがあることは否めません。
1)雪が降ること
ゲストハウスカナメは豪雪地帯で、冬は極寒です。家の前の約50mの道は集落共同の道なので、朝の6時頃には開けておかなければいけません。(除雪機があるのでかかる時間は10分程度ですが、雪が降るタイミングでこれを行わなければいけない。)
2)集落ルールと役割
草が生えれば刈らなければいけない、お昼休憩の間は大きな音を出してはいけいない。など、集落のルールを理解してもらう必要があります。都会での暮らしをされていた方からすれば、様々なところでカルチャーショックなことがあるかもしれません。
2ヶ月に1度ほど 女性なら婦人部での集落作業、男性なら集落の清掃作業への参加。半年に1度ほど、駅のトイレ清掃や資源回収当番など、役割を行ってもらう必要があります。これらに関しては集落のおじちゃんおばちゃんたちとワイワイとできるので、愉しい時間です。
【課題に対しての改善策】
課題に関して、地域の暮らしの中では当たり前のことばかりなので、正直とても大変!!ということではないと思います。逆に、田舎での暮らしそのものはとても愉しいことだと、ぼくたちは思います!
ただ、宿の運営を行うにあたり、どうしてもゲストさん対応の時間帯や日程とバッティングしてしまうことあるので、これらがどうしてもネックになってきます。
これらの対応として、これからのカナメの運営は「運営」と「管理」を分けて行なっていこうと考えています。
ゲストハウスカナメを家として住み込む在中者(ヘルパー)を置き、暮らしに必要な作業を行っていただきます。また、その在中者は宿の業務補助を行うことも念頭に置いています。
管理をする在中者がいることで、宿主は運営に集中することができる!そのような仕組みでの運営を考えています。
募集する『宿主』について
私たちが求める人材は「共謀者」。
上にも書いたように、私たちは雇用しません。なぜなら、カナメの宿主は私たちと同じ立ち位置で自らの力で生業を創る同志だからです。その為、カナメからの収入は「完全歩合性」となります。そして、いずれはカナメの経営そのものを完全にお任せする形を考えています。
能動的に「創る」人からすれば、とても愉しいお仕事です。受動的な方には辛いお仕事かもしれません。ただ、それほど難しいことでもありません。仕組みは既にできているし、ゲストさんも既に来てくれています。
能力や経験はあるに越したことはないですが、一番必要なのは「やりたい!!」という好奇心。好奇心の向こう側へ。一歩を踏み出すことができれば、カナメでの暮らしはあなたにとってとても素晴らしい時間になるのだと思います。
【求める人材と条件】
以下は全て「現状こうなっている」ことばかりです。こちらが求める条件よりも双方に利益となる提案や、ここだけがネックだ!と相談を元に打開策が見いだせることについてはなんでもお話ください。
1)雇われない働き方
将来的には宿をお任せできる方を求めています。
姉妹店の梢乃雪は、2016年から宿運営をしてくれたいた仲間に委託するようになりました。宿主が経営方針・運営方法、料金の見直し・スタッフの雇用を行い、現在はゲストハウスの中では知られる存在へと成長させてくれました。
現状のゲストハウスという形態や方向性を含め、今後の宿運営について考えていただきたいです。「ここは私のカナメです!!」なんて言ってもらえるようになれば、ぼくたちも「頼んだ!!」とお願いできるようになるでしょう
まずは、前任の仕組みと同じ報酬計算から始め、今後については協議にて決めていきましょう。
もちろん慣れるまではいくらでもサポートします。料理ができない場合はある程度のレシピを習得できるようご指導します!雇わない!けど、ほっとかない。あなたはぼくたちにとって、仲間であり友人です。しっかりちゃんと共謀して、共働しましょう!
現状の報酬は、報酬=売上-経費の50%。前任スタッフの報酬は売上の約30%でした。例えば、カナメの最低目標値月40万円(約80名宿泊)の売上であれば、報酬は12万円程度となります。
2)共同調理
一般的なゲストハウスとはスタイルが少し違っていて、「共同調理」という仕組みを採用しています。これはゲストさん同士の交流を図る意味合いと、地域食材に触れてもらおう!という考え方から試みたスタイルです。料理を提供するのではなく、みんなで作る!
宿側から何を作るのかの提案や指導をする必要があるので、料理はそもそもできる越したことはありません。とは言え、これまでのスタッフ(梢乃雪含む)で料理を初めからできた人はいません。ぼくたちも指導するし、ゲストさんも一緒になって作ってくれます!料理も好奇心さえあれば上達は早いでしょう。
3)免許と車
こちらの生活では車が必須ですので、車を持参できる方を求めます。もし車の手配が金銭的に難しい方は、社用の軽トラを貸出すことも可能です。仲間に車屋さんがいるので、現地での購入も可能です。
妄想の話
現状は共同調理のゲストハウスとして運営をしているカナメですが、他にも様々な運営方法が考えられます。
1)飲食提供をする仕組み
カナメのキッチンは、小規模な改修で飲食店営業の許可が取得できます。
例えば、食事を提供するスタイルの宿にして、お昼の中抜け時間でカフェを運営する!なんていうことも考えられます。駐車場も庭も広大なので、車での集客は考えやすいです。
2)食事付きの貸切宿
カナメのテーマである「日常と非日常が交錯する宿」の考え方に、経営的な価値観を足した形で、貸切スタイルの宿も面白いかもしれません。
夏休みに仲間との旅で田舎へ出かけたい。仲間と共にスキースノーボードを満喫したい。そんな需要に、貸切スタイルの宿はあっているのかもしれません。
しっかり旅のコンシェルジュとなるようにスタッフが対応して、地域の魅力が伝えらえるお料理を提供する。
これらの、既存の仕組みを変化させることも考えられる。既存の仕組みにこれまでは考えていなかった集客(外国人/アクティビティ関係)を強化させることもできる。
北アルプス山麓は、山や湖のアクティビティが大変盛んで、黒部ダムの外国人が多く、日本屈指のスノーリゾート地、そして愛すべき自然と田舎。様々な武器を持つ素敵な地域です。
周辺観光での人々の往来にプラスして、目の前にはスキー場&田舎なのに、電車で来れてしまう!!というなかなかの好立地。営業/広報の仕方によっては、姉妹店の梢乃雪以上の集客も考えることができます!
?きのうないものを、今日創る!ど田舎クリエイト
ここには湖があって、山があって、田んぼがある。あぜ道を歩く冒険も、雲海が見えるスポットも、あなたが知らない感動の景色も、日本!を連想させるど田舎の原風景も、温泉もダムも湿原も森の中のカフェもある。
林檎農家さんがいて、ワイナリーを営む葡萄農家さんがいて、大きな田んぼで米を作る農家さんがいる。
地域団体が地域に根ざす活動をしていて、役所職員さんが町の未来のことに燃えていて、6月からは大町で大掛かりな芸術祭が行われる。
古民家ゲストハウス梢乃雪も、LODECの事務所とシェアハウスにもたくさんの流動がおこっている。
カナメの宿主してできること。可能性は無限大に広がっている。日本中に友達や未来のビジネスパートナーをみつけてもいい。LODECの業務を請け負うことも、他にビジネスを立ち上げることも、「きのうないものを今日創る」。
ぼくたちがこれから行っていく仕事は 「想像を創造する仕事」。
流動のなかった地域に人々の流動を起こす。商店街のシャッターを開ける。あかりの灯らない家にあかりを灯す。いまよりも愉しい棲家となる地域を創る。どきどきとわくわくでにやにやしてしまうような幸せな悪巧みを共謀したい。
なので、そんな仲間!!このインターネットの世界を通じ広く呼びかける次第です。是非、この北アルプス山麓の地で、オフラインな関係となりましょう。
やりたいことはあなた次第。まずは、あなたがここに移住するプランから考えましょう。一緒に本気で悩みます。話しましょう。
気になる方は熱い想いとともに挙手の程。日々創る。田舎系人力DIYクリエイト。前例のない仕事。
さぁ、始めよう。この日本の田舎の地から。恋文のお返事、待ってます!!
募集要項
求人名 | 信州北アルプス山麓のゲストハウス宿主さん |
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業務内容 |
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雇用形態 |
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契約期間 | 契約期間なし。双方の希望により検討。 |
待遇 |
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採用人数 | 1名 |
場所 | ゲストハウス カナメ(長野県大町市平19755) http://tabiyado.jp |
応募条件 |
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応募書類 |
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選考方法 |
ステップ1:エントリーフォームよりエントリー |
募集期間 |
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?備考 | ▼イベント情報 5/20-21【長野・大町】地域を棲家にする/地域で生業を創る合宿 in 信州北アルプス山麓 feat. 中村功芳 https://inaka-pipe.net/event20170520/ |
LODEC Japan合同会社:エントリーフォーム
この募集は、終了しています。受け入れを希望する場合は、お問合せください。