オーガニックマーケット

2012/09/18

 

こんにちは!

おかみさん市事務局の大槻です。

怒涛の8月夏休みが終わり少しホットしてますが、

気温は相変わらずホットな感じで安堵のため息なんかつく気も起こらん、

蒸し暑さで息絶え絶えの状態で9月に突入、

はよおっそい盆休みほしーなーと思いつつも、

このままの仕事ペースやとそれも無理な感じで今月もイベントなんや盛りだくさん、

なんと今月末には「おもてなしツアー2012秋」まで開催すると準備に張りきっておるわけですが、

人数なかなか集まらへんで今週中は気がぬけへんなぁとか思いながらの3連休最終日。

みなさんおもてなしツアー、来てみませんか~!?ぜひぜひ来てくださいな!!

高知の土曜日恒例は…

おかみさん市の会員さんから紹介され行って来ました。

おかみさん市とはあまり直接的な関係はないのですが、

安心・安全な野菜を作り、販売するという趣旨では共通する部分がありますね。

高知駅から車で15分ほど南西に行くと見えてくる高知医療センター。

これを目印に2つ目信号を左に曲がりますと、会場である高知池公園が見えてきます。

毎週土曜日、この公園ではあるイベントが催されています。

高知県、いや四国内のいわゆるオーガニック製品(農産物だけでなく、衣料品、雑貨品なども含む)を

扱っていらっしゃる業者や企業などが集まり、公園内にブースを設営して商品を販売しています。

「池公園土曜市高知オーガニックマーケット」と呼ばれているこのイベントは、

知る人ぞ知るオーガニック品が集まってくる場として、

オーガニック品愛好者には親しまれてきたイベントです。

▲会場入り口。

マーケットの趣旨

そもそも今年で4年目を迎えるそうなこのイベント。

当初は現在の池公園ではなく、港の近くを拠点として始まったそうです。

しかし、場所の使用許可が降りないなどの問題にぶつかり移転を余儀なくされ、

2010年から現在の池公園開催に落ち着いたそうです。

 

▲ついつい手に取ってしまう、四季折々?に発行される手書きのチラシ。

独特の絵柄なので、覚えやすい。

高知県はもともと有機農業には力を入れている県のようで、

その流れでオーガニックな品を生産する人たちのネットワークも充実しているようです。

最近ではわざわざ他県からIターンしてきて農業を始める人達も増加しています。

もともと高知県は中山間地域がほとんどで、大規模な農地で効率よく、

多くの農産物などを生産できるような農地がなく、

兼業農家として農業に従事している人が多いといえます。

そのような理由から、小規模かつ小さなマーケットをターゲットにしやすいことからも

このようなネットワークが活動しやすい理由かもしれません。

または2011年の3.11の震災以降、原発の影響から農産物などの汚染に神経質な方々も増えています。

このイベントに参加されている、比較的若い世代の方達が農業に従事する理由として、

この問題に言及されている方が多数いて驚きました。

▲夏の暑い時期の開催時間。今時、至極良心的といえる。これに同意できないとブースを出すことはできない。

 

▲来場者はチェックを入れる。全国津々浦々。

福島県、、考えさせられますね。。

出展者の方々

出展者の方々は高知県内だけでなく、四国を中心として他県から集まってきます。

多くは農産物、それらを用いた加工品、カフェ形式の出展、雑貨物や衣料品などを出品する方々もいます。

 

 

▲まるでミニチュアのようにかわいい野菜。「英(はなぶさ)農園」。

昔ながらの八百屋形式の販売をイメージしているそう。

     

▲袋は新聞バッグ。ん…!?                ▲なんと初代新聞バッグインストラクターの

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ 植田英さん(左)。レジェンド!!!

▲「ホイタラ」という高知の手作り木工屋さん。

さじ作り屋さんはよく見かけるが、ここのさじは飛び抜けて精巧にできており、

用途に応じて受注生産もしてくれるそう。スゴイ!

▲「桂フーズ」という天ぷら屋さん。袋がこれまたカワイイ。

▲当然無添加。イカレタ舌の持ち主の大槻も違いが分かるほどのうまさだった…!

     

▲ハーブ&アロマの「ラファエル」さん。           ▲ローリエ、大好き!

厳しい!?出展基準

このオーガニックマーケットは誰でも参加できます。

とりあえず一日あたり、2000円程度の金額を支払えばブースを出すことができるのです。

ただ、他の地域にも似たようなイベントがあるかもしれませんが、

このイベントは出展物にちゃんと基準を設けているそうです。

たとえば、農産物なら有機JASの表示、栽培履歴の管理、提示、合成肥料は基本的には使わないなど。

加工品にも似たような規定が設けられています。

もちろん、これらを事務局などがつぶさにチェックするわけではなく、

自己申告制であるので出展者の信用に委ねられることになるのですが。

出展者の方が言うには、ひとえに有機野菜やオーガニックという単語を使っても

基本的には基準がない分、全てが安全であるとは限らない。

農薬を全く使ってないものが有機野菜と信じている人も未だにいるそう。

最終的にそれが安全かを判断するのは消費者であるけど、

なかなか自身で判断できない人もいる(俺もよう分からん…。)

毎週同じ場所でブースを出すことによってお客さんとの信頼関係を作る。

そこで直に会話して納得してから購入してもらう。

いやはやまさに職人気質な人ですが、これからの時代はそういう市場の価値観も高くなるはずだと。

現代っ子で素人の大槻にはなかなか難しく興味深いものでしたが、

消費者側の責任がかなり軽視されているのは現代の特徴なんかなぁと思いました。

おいしい、まずい、良い、悪いも人それぞれが勉強、判断するはずですし。

とりあえず誠実で正直で話せる人がほとんどでしたので、

勉強がてらでも行ってみることをオススメします。

おもしろい人いっぱいおるよ!

宣伝!

★9月30日に十和おかみさん市で「おもてなしツアー2012秋」開催します。

秋の味覚満載の料理、栗拾い、スダチ拾いなんかもします。

お問い合わせは、

事務局:0880-28-5010(大槻、山川)

メール:okamisan@shimanto.tv

facebookにもうちょっと書いてます→

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よろしくお願いします!

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