ふるさとの味 手造り味噌
2013/06/21
将来のコトも大切ですが、ここ最近、目の前のコトのほうが大切な気がしています、
ちょっぴり久しぶりの投稿になりますので、前回投稿から今日までの、
ボクにとってのちょっぴり大きな出来事を書かせて頂きます。
●【BRUTUS】に掲載
これは友人から電話を頂き、南予地方の良きモノを発信するための取材と言われ即OK。
しかも学生のころから時々読んでいた雑誌だったので、夢のようなお話。
まさかウチを推薦して頂けるなんて有り難い話でした。
●【料理通信】に掲載
これは急に店に電話があって、「只今、愛媛で美味しい調味料を探していまして、雑誌に掲載させていただきたいのですが、いかがですか?」という内容。
こういった電話は大半が多額のお金を請求されて雑誌やテレビ取材といった流れである。
そのことは家族間で認識していまして、ウチの父が偶々電話にでて、警戒していたのですが、どうもいつもの対応と違ったので、詳しく話しを聞くとこんなことだったのです。
ウチにこのような電話がかかってくると、すぐに切るのですが、相手の声やトーン、言葉使いによってはこのような取材の電話だったりするってこともあるんだなぁ。
これは植村製菓とのコラボレート商品「麦みそ飴」の取材。
ありがたいことに植村さんからお電話いただき、「取材があるから来なよ!」と。
麦味噌をどうにかして全国に発信しようと一緒につくった新商品。
少しずつですが、宇和島の味:麦味噌がたくさんの方々に認知され始めるのをテレビを通じて実感。
●【もぎたてテレビ】の出演
これも植村さんからお電話いただき、立て続けのテレビ取材。
「もぎたてテレビ」は「いーよ!」よりもたくさんの方々が見ていたようで、メチャメチャ声かけられました。恥ずかしいような、嬉しいような気持ちは久しぶりでした。
これは愛媛新聞の記者の方が急に声かけてくれたのが発端。
密着ルポということで、3月末~4月中旬まで取材していただき、どんな記事になるのかスゴイわくわくで、楽しみにしていました。発売日の4月21日、記事の大きさにビックリ。
第1面にカラー写真付きで掲載、
第23面にはカラー写真3枚で紙面一面の記事!
さすが、愛媛新聞さんです、たくさんの年齢層の方々が見ていて、ボクもですが、ウチの両親もたくさんの方々に声かけられ、今でも時々言われています。メディアの力ってスゴイです!!!
●妻の出産
そして、5月12日 はじめて家族が増えました。
3130gの男の子。
陣痛27時間。
院内では出産が重なり、左手はゴム手袋をして赤ちゃんが出てこないように子宮を押さえながら、右手は腰を擦って、まるで助産師になった気分。
やっとこっちの世界にきた赤ちゃん、今でもあの感動は忘れられません。
おつかれさまでした。
こんな感じで仕事に私生活に充実した日々を送っていますが、なんか順調すぎて怖いです。
ただ今回の雑誌・テレビ・新聞への掲載、出演
たくさんの人から反応はあったものの、売り上げに直接つながることはなかった。
実感したことは【味噌】という味の記憶は極めて保守的であるということ。
昔食べた、
おばあちゃんが作ってくれた、
お味噌汁の、あの味が忘れられないということ。
現在、たくさんの食べ物の味が似たり寄ったりになっているにもかかわらず、
【味噌】は断固その土地とういかご家庭それぞれの独自性を保っている。
今まではもっともっとウチの麦味噌をたくさんの人に知ってもらいたいと販路拡大に力を注いでいたけど、やっぱり、今、ウチの麦味噌を食べて頂いているお客様を大切にすることのほうが重要なんだなぁと感じました。