今月は、完全無農薬 紀州南高梅 青梅採り
2014/06/23
いなかのリアルな「働き方」「生き方」を感じて、素敵な地元の人とつながるプログラムとして実施している、『ジブン作り大学 いなか生活デザイン学科』 第5回 は南高梅の青梅採りを実施しました。
※南高梅(なんこううめ)とは、梅の品種のひとつ。主たる生産地が和歌山県の白梅で、その果実は最高級品とされる。果実は非常に大きく、種は果実のわりに小さめであり、果肉が厚くて柔らかいのが特徴。
その南高梅を扱っている中でも、梅の産地和歌山県でも珍しい、完全無農薬を実践している農家さんに協力いただけることになったので、体験を実施することができました。
【今回のポイント】
●無農薬の南高梅です
●参加者限定でおばあちゃんの特製白干し梅干しのレシピメモ付き!
●協力農家の方は、昔ながらの季節に合わせて野菜を作り、必要最低限の農薬だけを使用する「減農薬」を行っている方です。
●なので、今後も農業を続けていくために行っている「採算の合う減農薬のしくみ」について現場で直接話を聞くことができます。
●オプションとして梅採り後に、キャベツの欲しい方は協力農家さんの畑に行って、そのまま畑から新鮮なキャベツを自分で収穫して持って帰ることもできます。
という内容で実施したのですが、本来であれば梅採りとオマケのキャベツ採りだけで終わったはずが、農家さんもやる気マンマンで、一家総出で手伝いに来てくれて、キャベツ、赤いえんどう豆、タマネギ、大根、キササゲ、ビワ、大根のミニ講座+収穫体験もあって、盛り沢山な内容に!
内容も盛りたくさんでしたが、オミヤゲも盛り沢山頂いて、電車で来られた参加者の方は、どうやってたくさんのお土産を持って帰ろうか悩むくらいでした(←結局恥ずかしいと言いながらも、野菜と梅を段ボールに入れて、段ボールごと電車に持ち込んで持って帰ってました・・・)。
無農薬栽培なので、そのままでは草ボーボー状態のため参加者の方に下草刈りを手伝ってもらったり。
途中、木の木陰で休んでいたヘビに遭遇したり(無農薬の畑の証し!農薬使っているところには居ないし! って農家さんは言ってました)。
今回の体験を通じて、南高梅について学ぶだけでなく、ついでに協力農家さんの専門分野の色んな野菜と減農薬栽培について学んでもらえたかなーとも思います。参加された方も遠くから来て頂いたり、減農薬に興味のある方が来て頂いたりと、「自ら学びたい・つながりたい」方々が来てくれて本当によかった~。
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【次回案内】
次回は、7/12に今度はこれもほとんど市場には流通しない、樹上完熟させた無農薬の南高梅の収穫体験をする予定です(南高梅自体が皮が薄い上に、完熟すると皮が柔らかく破れやすくなるために、流通しづらいのです)。興味のある方はご連絡下さいませ。梅干しには青梅より完熟梅の方がより美味しく仕上がるそうです。
イベント詳細 → https://www.facebook.com/events/329729077180381/