和歌山で実践型インターンシップ 第2弾 開始しました。

2014/10/02

 

 第一弾としては、「山の中の食堂」におけるインターンシップ先を募集開始することができましたが、今回第二弾としては、300年以上の歴史のある「中山間地農業を学べる農家」さんに協力頂いて、募集開始できるようになりました。

 

――農園紹介――

 

●代々専業農家で、現在の園主は13代目  1711年から農業をやっています。

●時代に合わせた農業もやっていて、現在は、梅、栗、柿の3種の果樹+野菜(地域特有の赤土のジャガイモ栽培、ブラックベリー、タケノコ、山菜の活用など)がメイン。

●中山間地農業を実践:高品質な少量多品目農業で収益をあげていく、

 

 栗園

 

●栽培方法は慣行農業で農薬や化学肥料なども使っていますが、それらはごく微量・最低限で、減農薬・減肥料を実践しており、「地力を活かす農業」を行っています。何百年と耕し続けられる「持続可能な農業」をすることで、周りの環境や山の環境を守り続けていく、その象徴として当園ではササユリが育つ環境を守り続けてきて、これからも自然と共生した農業を続けていきます。

 

※ササユリ・・・6月になると当園内のそこかしこで数百のササユリが咲き始めます。ササユリは繊細な植物であり、人間が下草刈りをして日照量を調節し、肥料になる落ち葉もある程度かき出して多すぎずほどよく痩せた土地でないと生育できず、手を入れてやらないと生きられないが、手を入れすぎても生きられない植物で、里山の自然を象徴する植物とも言われています。人間との距離が離れすぎても近づきすぎても育たない、人間と自然の共生環境で成り立つ植物なのです。

 

「畑だけではなくて、景観・周辺環境・自然を守りながら農業を続ける」のも農家の務めと考えています。

 

 田

 

栗

 

 

未来に向けて

 

 -農産物を作る+加工+直接販売、いわゆる6次産業化に挑戦するとともに軌道に乗せていき、農業経営をより安定化させつつ、全部ひっくるめた「農業」で食べていけるようにしていきたい。

 

梅

 

 -新しい商品もどんどん開発して、同時に加工場での雇用も生み出していきたい。

 

 -持続可能な農家であり続けるためには、地域の活性化とも切り離せないので、農家ががんばることで地域も元気になって、過疎化にストップをかけて、地元が活性化していくと思う。農業と地域活性化の両輪でこれからもいろんなことに挑戦していく。

 

 -あと10年以内に形を作りたい。

 

という、地域の未来のことも考えて行動もされている、とても素敵な農家さんです。ちょうどこれからがハイシーズンなので、良かったらのぞきに来てくださいませ。

インターンシップ詳細:http://goo.gl/XSFCZQ

 

 その他、いなかでのインターンシップ先はまだまだ増やす予定ですが、掲載が追い付いていないので、HPに載っていないことでも興味があるいなかの事がありましたら、お気軽にお問合せください。

  ちなみに今週(9月下旬)は、私田中は、渋柿から柿渋を作ったり、ワラビを掘って本物のワラビ粉を取り出して、ワラビ粉100%のワラビ餅を作ります♪ そんな田舎を感じられる日々の行動もコツコツ書いているフェイスブックも良ければご覧ください~。 https://www.facebook.com/inakadss

 

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