移住希望者と集落住民のお見合いツアー
- 執筆者 村岡明紀
- 所 属しまんと移住定住相談窓口
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2015/02/09
皆さま、お久しぶりです。今年もよろしくお願い致します。昨年の後半から年始はバタバタしており記事を書きそびれておりました(汗) どんな事をしていたかと言うと。。。
1.空き家調査
空き家情報を「前年度の資料」や「区長」から聞いて現場に行き、すぐに住める状態なのか調査し、住める状態であれば、家主と交渉して物件情報を整えて、ホームページに掲載したり、移住希望者に紹介します。家主が町内の方であれば連絡はつきやすいですが、町外となると連絡方法が限られてきますし、電話をかけるタイミングに気をつかいます。最近は、ご縁のある方には繋がるような気がします。
【下津井橋】
2.秋祭りに参加
サテライト窓口の「旧・広井小学校」、インターンシップ研修施設の「旧・古城小学校」でいつもお世話になっている集落(井崎、広瀬、古城、地吉)の秋祭りに参加させて頂きました。
下記の2カ所では、お神輿を担がせてもらったり、お神輿の警護役をさせていただいたりと貴重な体験をさせて頂きました。恒例行事の「餅まき」では年越し用の餅を大量にゲット(笑)
【古城地区の秋祭り】
【広瀬地区の秋祭り】
3.広報誌「しまんとパイプ」制作
「しまんとパイプ」は6月から四万十町の区長回覧文集に入れさせてもらっている広報誌の名前で、「空き家はあるが、貸したくない」という大家さんの不安・不信感を軽減するために、空き家をかしたくなるような情報をまとめたもので、隔月(6月、8月、10月、12月、2月)にて発行。
【しまんとパイプ】
4.高知家移住促進プロジェクト(KIP)に参加
移住に取り組む民間団体・個人などが現場レベルで情報やノウハウを共有することで、それぞれが活動の上で抱える課題を解決しさらなる活動展開ができるようになることを目指し、同時に行政と連携し県内各地で取り組みが進むことで、地域の課題解決が進み「移住者と一緒に創る元気な地域」を実現していくことを目的としています。
(所属5団体:NPO法人土佐山アカデミー、一般社団法人いなかパイプ、NPO法人暮らすさき、NPO法人FUSE、れいほく田舎暮らしネットワーク)
5.フェアに参加
11月の「中国四国もうひとつのふるさと探しフェアin大阪」、1月の「新春!シコクゾメ2015 ~四国のみんなの新年会~」、「JOIN移住・交流&地域おこしフェア」に参加。いつもと違う場所で相談対応といつも以上に気合いが入るのは私だけでしょうか? 「JOIN移住・交流&地域おこしフェア」では11人の対応をさせて頂きましたが、さすがに疲れが。。。
6.移住ツアーの企画
ツアーの発端は、各集落に挨拶回りをしている中で「どんな方に来てもらいたいですか?」という質問に「手に職がある人」というお答えを多く頂いたので、出来るだけ集落に求められる人を紹介したいという理由から企画しました。
その名も…。
実際に中部・関西から「料理人、管理栄養士、就農希望者のご家族(3組10名)が参加して頂き、ツアーでは、これまで町外から移住して起業された方々から「移住された経緯、起業されて苦労した点」などを伺い、出来るだけお互いが会話しやすいように工夫しました。
【桐島畑】
【カゴノオト】
【塩の邑】
ツアー参加者からは「移住されて起業された声が聞け、これから移住に向けてのよい勉強になりました。次回の希望を言えば、移住者を迎え入れた集落の方々の声が聞きたい!」との声がありました。
※現在、1組の参加者がツアーを通じて農業担い手育成センター「窪川アグリ体験塾」に通われてます。
そこで次回の移住ツアーは、集落の方々にご協力頂いて、「集落の方々と移住希望者がお話できるお見合いの場」をつくりたいと思い、バタバタと動き回っていた「最大の理由」でございます。動き回る中で、田舎暮らしにはもってこいの空き家を「下津井集落」で発見〜∑ヾ( ̄0 ̄; )ノ
【木造平屋】
【薪で湧かす五右衛門風呂】
その他に「掘りコタツ」、「釜戸」、「家庭菜園」付いてます。また、求人募集している「しまんと新一次産業会社」の現場の栗園がすぐ近くにあり、ベテランの指導者からノウハウが学べるので仕事もありそうです。
【しまんと新一次産業株式会社 伊藤直弥さん(左)】
さらに集落の区長さんが旅館経営していたり、廃校を利活用としたイベントに地域が積極的。
【ひなまつりバイキング -2015年3月29日(日)予定-】
移住ツアーのお話を持ちかけると快く引き受けて頂き、区長さん他の集落住民が参加してくれるとの事で「やったー!!\(^o^)/」
全てがマッチングする事により、「移住希望者と集落住民のお見合いツアー」の企画が完成!!
その名も…。
集落住民の皆さまをはじめ、沢山の方々のご協力があってツアーが出来る事に感謝です。皆さまありがとうございます。田舎への移住希望の皆さま、ぜひぜひご検討くださいませ。来月、四万十でお会いできるのを楽しみにしております!!