格安バリ旅行・ウブドのホテルが最高すぎた話

顔の写真
執筆者 安澤真希
所 属かつおゲストハウス

2017/08/31

 ギリ島の海を満喫した私たちの次なる目的地は、バリ島の芸能・芸術の中心地である「ウブド」。ジュリア・ロバーツ主演の映画「食べて、祈って、恋をして」の舞台でもあります。
 その人気は年々高まる一方で、ウブドだけに長期滞在する旅行者も多く、ビーチリゾートとは異なった芸能・芸術的側面を持つ村として、多くのリピーターに愛されているんです。
 
 そして、もともとウブドと呼ばれるエリアは、いろいろな村の集まった広範な地域を指しています。なので、ショップやオシャレなカフェが集まるにぎやかなストリートもあれば、自然豊かな田園風景も見られるエリアもあったりと、その見どころは無数にあります。
 なによりホテルが安いうえにハイクオリティなので、長期滞在が絶対にオススメです。
 
 ギリ島からスピードボードとタクシーを乗り継ぎ、およそ半日かけてウブドにたどり着いた私たちがお世話になったホテルがこちら。オーガニック農園が広がる癒しの空間です。

 

ブワナウブドホテル
 
ブワナウブドホテル2
 
ブワナウブドホテル3
 
ブワナウブドホテル4

 

ブワナウブドホテル… http://www.bhuwanaubudhotel.com/

 1人1泊3,500円(オフシーズン1月の料金です)だったのですが、驚愕なのはその至れり尽くせりのオプションサービス内容です!! 
 ざっと紹介すると、
 
 ・お部屋はフルーツとミネラルウォーターのサービス
 ・プール付き(プールの中にバーがあります)
 ・アフターヌーンティー(バリ珈琲&紅茶)とスイーツが無料
 ・15分マッサージが無料
 ・中心街までの送迎が無料
 ・レンタサイクルが無料
 ・金曜はヨガ開催
 
と、本当にその金額で良いの?というくらい、とにかく超リッチな内訳だと思いませんか? 
 スタッフはいつも笑顔で気さくだし、ホテルの雰囲気ものんび~りしています。これで、かつおゲストハウスの個室と同程度の金額だなんて… いや本当に恐れ入ります…!! 
 そのサービスに甘えて、ほぼ全てを利用させていただきました。取り分けよかったのが、中心街までの送迎が無料だという点ですね。ウブドのメインストリートまではだいたい2キロだったので、歩いて行くのは大変です。特に子連れともなるとなおさらなので、連日この送迎サービスは利用させていただきました。
 
 私たちはウブド王宮を中心に、東西に延びるメインストリート「ジャラン・ラヤ・ウブド」と、もうひとつ、ウブド王宮からモンキー・フォレストを目指して南に延びる「ジャラン・モンキー・フォレスト」をメインにショッピングやカフェを楽しみました。どちらもウブドを代表する目抜き通りで、ホテルやショップやレストランなどがぎっしりと建ち並んでいて、一日中地元の人や旅行者でにぎわっていますよ。
 そして、この2本の通りが交差するところが村の中心地で、王宮をはじめウブド村寺院やウブド市場など、定番の観光スポットも集中しています。

 

ウブド村寺院やウブド市場

 

 夜になると、あちらこちらで伝統舞踊の音楽が聞こえてきます。ガラムンの澄んだ美しい音色とカラフルな衣装で踊られるバリ舞踊、実際に私たちもレゴンダンスとケチャを観たのですが、近くで見ると非常に迫力があります。
 特にケチャですが、百人くらいの上半身裸の男性が円陣を組み「チャ、チャ、チャ」と叫ぶ様は、かなりインパクトあります!! 一見の価値ありです。そしてバリ舞踊が終わっても、人の波も途絶えることなく、だいたい夜9~10時くらいまで多くの観光客でにぎわっています。
 
 ウブドには4泊したのですが、テガラランのライステラスやバリアートや美術館めぐり、そして少し足を運んでキタマーニ高原など、4日でも行きつくせないほどの魅力がびっしりつまっています。
 ちなみにウブドで安くお土産を買うなら「ココ・スーパーマーケット」がオススメです。ローカルな商品から旅行者向けのものまでとにかく品揃えが豊富で、ウブド地区でも最大級のスーパーマーケットです。ここで相場をチェックして、「ウブド市場」で買い物するのもアリですね。カフェはどのお店に入ってもハズレなしの可愛さなので、ぜひゆっくり過ごしてほし~
 
 さて、今回の旅行で最後に訪れたのは、バリ島随一の旅行者で溢れかえる「クタ」。

 

旅行者で溢れかえる「クタ」

 

 サーフィンの聖地でもあり、世界各地から人々が集まります。通りを歩いているだけでどれだけの人種に会えるだろう、と思えるまさに無国籍なエリアです。
 しかし、バリ最大の繁華街とあって、昼夜を問わず観光客で大にぎわい。それでいて似たような雑多なお店ばかりで、購買意欲はそそられません。お店側の営業意欲も0です。
 
 そして私たちが訪れたのは、クタのビーチを眺望できるクタのシンボル的なショッピングモールの「ビーチウォーク・バリ」。クタ・ビーチ沿いの一等地に建つこのビーチウォーク・バリは、ブティックやサーフショップや世界各地の人気ブランドが勢揃いしています。
 さらに巨大なフードコートもあるしカフェも軒を連ねているので、ビーチを望みながらインドネシア&バリ料理が堪能できますよ。

 

ビーチウォーク・バリ

 

 他にも、レギャン地区、スミニャク地区、リゾートホテルエリアなど、バリには色んな顔があるので、1度2度と訪れてみたいですね。
 また、隣のジャワ島まで足をのばせば、有名な世界遺産「ボロブドゥール」や「プランバナン」も。またいつの日か、いや早々に家族でバカンスしにきたいと思います。
 
「ボロブドゥール」や「プランバナン」

 

 復路便のマレーシア航空、閑散期なのか、某事件以来人気がないのか空席だらけで、子どもの席もフリーでゲット!とにもかくにもお得な海外旅行でした。
 バリの人は子どもも大好きで可愛がってくれるので、ファミリーには本当にオススメッ!皆さんもぜひっ!

 

ファミリーには本当にオススメ

 

FacebookTwitterLine
顔の写真
安澤真希さんのプロフィール・記事一覧はこちら
    • かつおゲストハウスのヘルパー募集中!詳細はこちら

    • 前田真希