田舎で子育てしていて嬉しいこと
- 執筆者 上田知子
- 所 属ハンター民宿 BA-BAR
2018/06/29
ご無沙汰しております!鳥取のハンター民宿BA-BARの上田知子(旧姓:梅野)です。平成29年は第2子出産につき、昨年度はマガジン執筆をお休みしておりましたが、今年の夏に復活させていただきました!改めてよろしくお願いします!今後もいろいろな人と関わりながら、じわじわと楽しく活動やっていきます。
さて、ただいま上の子(息子)3歳は自我ががっつり芽生え、下の子(娘)1歳はずりばいでいろんな所に行っちゃう、2人とも元気いっぱいで自由な時期であります。子どもたちが可愛いくて仕方ないのですが、決してそれだけではなく、てんやわんやでいろんな意味でお腹いっぱいな毎日です(笑)
ただいま、田舎で子育てをしていて嬉しい面をたくさん感じております。今回はそのことを紹介させていただきます。
(1)同居について
私は現在、旦那の実家に同居させていただいております。義父・義母・義祖母がいて7人の大家族で、みんなで子育てをしていくスタイルです。
私は大変不器用でキャパが小さく、同時並行処理が大変苦手な人間です。小さな子ども2人育てているので、なおさら今の生活スタイルがありがたい限りなのです。
下の子が生まれたときは、とくに上の子への配慮が必須。下の子を家に連れて帰ってきたときの上の子の心境は、例えばの話で夫が愛人を家につれて来た事件と似た心境というネタの記事を見たことがあります。自分がその立場だったら!と思うと(もちろんないはず!)、なおさら上の子に愛情を伝えるように意識しておりました。
前置きが少し長くなりましたが、下の子が生まれて、私が上の子とがっつり向き合えているのは紛れもない、同居していることが大きいです。上の子は、外で遊ぶのが大好き。なので、下の子を家の義両親にお願いしますm(_ _)m!と見てもらい、上の子をがっつり外で遊ばせることをよくやっております。
義両親は下の子をとっても可愛がってくれるので、母の私がほったらかしにしているという罪悪感に悩まされず、安心して上の子と向き合うことができております。(上の子も下の子も同じくらいとっても大切だけれど、だからこそ兄妹が良い関係性を築けるように・・・☆と割り切っています。)そんなこんなで、兄妹2人は、とっても仲良しです!
また、現在は2人とも保育園へ通わせているのですが、保育園に行くまでの朝って本当にバタバタしますよね・・・!
自我が芽生えてくる頃になると、なかなか思うように誘導が難しいですし(笑)そんな毎朝子どもたちの食事や着替え、検温などを義両親に助けてもらっているのは本当に心強い限りなのです。
※これは同居をすすめているのではなく(家庭・仕事環境によっていろいろな事情があるので)、純粋に私個人としてよかったことを発信しております。
(2)いわずもがな、自然がいっぱい!
(1)でも書きましたが、息子(上の子)は、外遊びが大好き!!!なので、土日に必ず言うセリフは、「外出たい!」。状況的に無理な時、説得が大変なくらいです(笑)玄関出たらすぐに自分でたたた~っと行きたい場所に行き、見る、触る対象がたくさんあるのも田舎だからこそだと思います。
・畑の土を小さい桑でトントン掘ったり、だんご作ったり♪
・我が家の畑のミニトマト収穫、そしてその場で食べて「ん~!」と味わう♪
・季節ごとのもの(草花、作物、風景等々)を身近で感じる
・小さな川の水に手をつけてぱちゃぱちゃしたり、お花や草にお水あげる
・カエルやバッタをつかまえる
・危ない生き物を図鑑だけでなく現物で見て教えられる(マムシ、スズメバチは教え済)
・いろんな野生動物をリアルタイムで見られる(タヌキ、トンビ、キジ等)
・お散歩中、近所の人が作っているものをいただけることもある
その他にも、私が気づいた点以上に彼自身が田舎のお外を感じていることがいっぱいあるのだと思います。だからこそ、お外が大好きなのでしょうし!
彼の冒険のような毎日をこれからも大切にしていきたいです。娘(下の子)が歩けるようになったら、彼女もたくさん外遊びさせてあげようと思います。
(3)保育園にすぐに入れた!
全国で問題になっている待機児童問題。鳥取でも待機児童の話を聞くこともあります。私が住んでいる地域は、ありがたくもすぐに保育園に入園させてもらえました。背景には、地域に子どもが少ないという課題もあるのですが、すぐに保育園に入れたこと自体は素直に嬉しいです。
私は子ども2人とも生後半年くらいで預けて、可能な範囲で仕事をするというスタイルをとっております。親の私は仕事で価値を生み出そうと奮闘し、子どもたちは集団生活に奮闘する。お互いに動いていろんなものを見て感じ、家に帰り合流し一緒にわちゃわちゃ過ごす。
あ、私、最近note(ブログ)をやってまして、子どもを早い段階で預けてよかったと思うことをまとめた記事もあります。興味ある人は読んでいただけたら嬉しいです(//∇//)
(4)身近におじいちゃん、おばあちゃんがいっぱい!
私は現在、旦那の実家のある村と、ハンター民宿BA-BARのある村の2つの地域でたくさんお世話になっております。その分、子どもたちの身近には温かいおじいちゃん、おばあちゃんがいっぱいいます。
息子とお散歩していると、犬のお散歩をしているおじいちゃん、軽トラで通りかかったら止まって話しかけてくれるおじいちゃん、畑で作業をしているおばあちゃんなど必ず誰かに会います。
「元気しとるかー?」
「大きくなったねぇ。何歳になりましたかー?」
「これ食べて大きくなってね。(野菜、果物などいただくことも)」
「妹はなんていう名前?」
「暑いから気をつけるだでぇ(熱中症に)」
など声をたくさんかけていただいています。弓河内でハンター仲間と企画する交流会でも、
「弓河内のおじいちゃんだよー♪」
といっぱい話しかけていただいたり、だっこしていただいたり、高い高いしていただいたり♪息子は最初はちょっぴり恥ずかしそうですがだんだん打ち解けて嬉しい気持ち満開になってきます。
まだ赤ん坊の娘もこれからいろんな温かい大人の方々を覚えていくのだろうなぁ。小さい頃から、日常でたくさんの温かい方々に見守っていただいており、私自身もとっても幸せです。
田舎で子育てをしていて嬉しいと感じるのは、大きくまとめると以上のような感じです!これからも子どもたちには、温かい人たちに見守っていただき、のどかな景観の中で、のびのびと育っていってほしいです。私自身も楽しみながら、ぼちぼち子育てやっていけるように進んでいきます。素敵な子育て環境に恵まれていることに本当に感謝!!!