ハチの巣を撃退しました
- 執筆者 上田知子
- 所 属ハンター民宿 BA-BAR
2019/08/07
こんにちは!鳥取のハンター民宿BA-BARの上田知子(旧姓:梅野)です!
【閲覧注意】本記事は、ハチの幼虫死骸などの写真を掲載しております。苦手な方はご注意ください。
ただいま私は2拠点生活を送っております。旦那の実家と、ハンター民宿BA-BARと。実質旦那の実家にいることの方が多いのですが、家というものは定期的な管理が必要。楽しい場を維持するために地味な作業は必須なのです。
人と楽しい場をつくる仕事って、一見華やかな感じなのですが、日ごろやることは至って地味・地道なのです。地味・地道な作業をコツコツ積み重ねた先に、ぱぁっと花が咲く!という感じですかね。ということで定期的にハンター民宿BA-BARの様子を見に行っております。
そしてある日、事件はおきた。
なにぃぃぃ?!玄関先の軒下にアシナガバチが巣を作っているぅぅ!(ジョジョ風)
アシナガバチ。さほど獰猛なハチではありませんが、アシナガバチのアレルギーを持つ人がいる家庭にとっては大いなるプレデターです!!アナフィラキシーショックなどの重篤なアレルギー反応を起こせば、適切に対処しなければ命に関わります。
(アレルギー反応を起こすハチに刺された時の対応についてはコチラに書いています。)
ということで、
絶対に負けられない戦いが、そこにはある。ただ、ハチ撃退スプレー、どこに置いたか忘れた!!
普通の殺虫スプレーは台所周辺に置いていますが、ハチを台所で出迎えることはまずないという想定で、別の場所に置いた気がするけど忘れてしまった・・・!(痛恨)
どうしよう、どうしよう。。。
アシナガバチは水にぬれるのが苦手なはず・・・!
ということでホースを、水が強く噴射する蛇口に切り替え、思い切り噴射!!
無論、ハチが2~3匹飛び出してきたのですぐに屋内に逃げる。
この後、いかに自分の行動が、単に危険なだけで無謀だったことを思い知る。
数分後、玄関先に出てみる。
アシナガバチさん、普通に巣に戻ってきているんですけど・・・・
巣の中には女王バチも子どもたちもいる。忠実な働きバチたちがそう簡単に巣を手放して逃げるはずがない。(冷静に考えればすぐにわかったものの・・・。闘志がみなぎった時こそ冷静さは必須と反省。)
そんな時私は思い出したのだ!!ハチ撃退スプレーの場所を。そうか!何かあった時にすぐに対応できるように玄関入ってすぐの靴箱のところにしまっていたのだ!(忘れていたら意味ないじゃないか(汗))
これがあれば百人力!!!今度こそ奴らを倒す!!!
ハチの巣めがけて思い切り噴射!!そして再び屋内に逃げる。それを3回ほど繰り返す。
数分後、もうハチがいないことを確認してからハチの巣を落とす。すると、ハチの子が数匹出てきました。
ごめんよ、君たちは何も悪くない。ただ、私たちと同じように、生きるため、ここにたまたま巣を作って普通に生活していたにすぎない。だけれど、君たちの巣をそのままにしておくと、大切な人を失う恐れがあるから駆除しました。
という想いにふけっていると、ブゥゥゥゥゥンと遠くから羽音らしいものが聞こえてきた。写真撮って物思いにふけっている場合ではなかった、と早急に屋内へ退避。
生きるため。
こうして無事にアシナガバチの巣の撃退は完了したのでした。
ホース噴射で撃退しようとしたこと、みなさん決して真似しないでください!(しないと思いますが。)
夏はアシナガバチやスズメバチなど、危険なハチが活動的になる時期。今回はさほど獰猛ではないアシナガバチで、私はアレルギーを持っておらず、巣がまだ小さかったから無事に撃退することができました。
これが、相手がスズメバチだったり、巣が大きくなっていたりしたら決して無理に自力で撃退せず、業者に依頼することをオススメします。
もちろん、そこそこお金はかかりますが、人の命に比べれば断然安いものです。4年前の夏にハンター民宿BA-BARの屋根裏にキイロスズメバチが巣を作っていたことがありましたが、割り切って業者に駆除依頼をしました。(見えないところに作られていたのでわからなかったのですが、出入りの状況からして結構大きい巣だったようです。)
田舎の夏は、ハチ類、マムシ、ムカデなど危険な生物がいっぱいですが、気を付けていきましょう!!