45歳過ぎてからの農業

 今年の春に農業インターンシップにご参加いただいた小柳夫妻。奥さんの真代さんがが地元出身、旦那さんの延弘さんは奥さんの地元四万十に憧れて移住。

 農業経験がない夫婦がいなかへ移住して農業に挑戦出来るのか!?ということを確かめるべく今回、いなかパイプの農業インターンシップに参加されました。

 

インターン初日の小柳夫妻

インターン開始直後の様子

 

 インターンに参加した経緯や今後のこと等、インターン後の小柳夫妻にインタビューしてみました。

 

農業未経験だけど農業に挑戦したい

 

−農業を始めようと思ったきっかけは?

 

延弘さん
「もともと大阪生まれ、大阪育ちだったけど、子どもの頃に祖父のところに行っていた時の田舎の風景が自分の原風景になっていて田舎暮らしに憧れがありました。

 介護の仕事を長くをやっていたけど、結婚がきっかけで四万十に来るようになり、奥さんの地元に一目惚れ。ちょうどその時転職を考えていて、この四万十で新しい仕事ができないかと夫婦で考えた時に農業という選択肢が浮かんで来ました。でも、全く農業経験がない自分にできるだろうかという不安はあった。それを見極めるためにインターンに参加しました。」

 

真代さん
「実家が四万十で大阪で長年生活していたけど、歳を重ねる毎に都会での生活に息苦しさを感じるようになりました。

 そんな時、都会で生活に追われる暮らしではなく、田舎で丁寧に本当の豊かさを見つめる暮らしがしたいと思い、主人と共にUターン移住を決意しました。

 農業はやったことがないけど、実家が農業に関わっていて小さいときから生活の近くにあった。本当に農業が仕事にできるかどうかを見極めたいと思いインターン参加を主人と選択しました。」

 

45歳以上では農業ができない?!

 

−色々あるインターンの中からいなかパイプのインターンを選んだのはなぜ?

 

延弘さん、真代さん
「就農支援のことを色々調べていたんですが、農業バイト等はあるけど、仕事の支援は45歳未満が殆どでした。そういう制度を見ると年齢的に農業に挑戦するのが無理なのかと一度あきらめかけていました。

 そんな時、農業イベントでいなかパイプさんのことを知って、年齢制限もないということなので、ここなら挑戦出来るんじゃないかと思ったことが大きい。このインターンシップを見つけたときは救いだった。

 数ヶ月前に一度インターン先である桐島畑さんのところへご挨拶にいって、その時にあった桐島さんのお人柄にもひかれて、ますますここでやってみたいと思うようになりました。」

 

農業経験がないお二人が参加した農業研修生インターン

 

 そんな農業未経験のお二人がはじめたインターン。1ヶ月のインターン初日では研修中の目標を立ててもらいました。

 

延弘さん
”農業をやっていることが心から楽しめている自分になりたい”

「これまでの仕事では朝起きた時に仕事に行きたくないなぁということが多く精神的にしんどかったです。新しい仕事とするなら朝起きた時、今日仕事をするのが楽しくなる。そんあ仕事をしたいと思っています。」

 

真代さん
”農業が仕事としてできるとヴィジョンが明確になる”

「農業は小さいときから見て来たけど、自分が生業としてはたしてやっていけるのか今は全く分からない状態。インターン後は少しでも仕事として農業をやっていけるという感覚をつかめたらと思っています。」

 

というそれぞれの目標に向かってお二人の農業インターンシップがスタートしました。

 

四万十での農業インターンの現場

 

 小柳さん夫婦の農業インターンシップでは、小柳ご夫妻がお人柄にひかれた桐島さんの桐島畑の現場と四万十のお茶・栗・野菜の作り方を学びながらお仕事とするしまんと農業研修生の現場をそれぞれ体験することになりました。

 

桐島畑

桐島畑での体験

 

お茶摘み

お茶摘みの風景

 

 小柳夫妻がインターンに参加したのは4月の四万十。お茶の収穫時期や桐島畑の生姜や夏野菜の植え付けを手伝いながら、それぞれのフィールドや仕事のやり方を体感出来るタイミングとなりました。

 言葉よりも絵でメモをするのが好きだという延弘さんは学んだことを絵にして記録していきました。

 

のぶさんメモ

延弘さんのメモから

 

 ご夫婦で参加されたインターン、これからの暮らし方を毎日お二人で話し合いながら少しずつカタチが見えて来たようでした。

 

畑

体験風景 真代さん撮影

 

 仕事としての農業を体験するでなく、土地勘や地域の風土を見極めるということを一ヶ月で体験していただきました。

 お二人にとっていなかパイプでの農業インターンシップはどういう体験になったのでしょう。

 

1ヶ月の四万十での農業インターンから得たこと

 

−1ヶ月の四万十での農業体験はどうでしたか?

延弘さん
「どんなに疲れていても、朝の爽快感は絶えずあり、仕事への足取りが全く違うものでした。本当に四万十に来て良かったと思います。」

 

真代さん
「インターンシップに参加する前に抱いていた漠然とした不安を全て解消出来ました。」

 

 終了日にはさわやかにお二人がお話されていたことが印象的でした。それぞれインターンの目的としていたことを満足して経験出来たようでした。

 

−インターン後2ヶ月経ってみて改めて、お二人のこれからの人生に四万十でのインターンではどう影響していきそうでしょうか?

 

延弘さん
「現在 農業を始めていくにあたって農業に限らず、生活のことも含め色々な人達に助けられています。その人間関係や繋がりの土台がインターンの一ヶ月の中で出来たのは本当に有り難い経験でした」

 

真代さん
「最近、じわじわ感じるのは、都会で何年も生活していた時に知らないうちに作られていた凝り固まった考え方や精神状態があったんですが、1ヶ月のインターンの期間仕事と仕事を体験することでどんどん溶かされていってそれがインターン後もずっと続いていますね。

 そのほぐされた心の状態で人と接しているので人との会話が穏やかになって物事が上手く流れているというのを実感しています。」

 

 現在お二人は、インターンが終わって2ヶ月が経ち色々な準備を進めています。

 真代さんのご実家の 仏手柑という柑橘の栽培と養蜂を引き継ぎながら、1ヶ月後にはお二人とも桐島畑さんのところで週3〜4回、繁忙期には週5日ほど働くき、月一回の桐島さんとの勉強会を続けて農業のノウハウを学び、自分たちの農業を少しずつ始めていくそうです。

 都会での生活では知らず知らずのうちに人目を気にしてできなかったことや、不安に思っていたことが自然の中、農業をしながらゆるやかに自分達のやりたいことに舵を切れるようになったというお二人。

 

2ヶ月後の小柳夫妻

インターン2ヶ月後のお二人

 

 社会的な状況はインターンされる前と大きく変わってはいませんが、インターン後2ヶ月後のお二人は自信にあふれなにより幸せそうに話してくれたことが、インターン前に「まだ何も農業のことが分かりません」と不安そうに話していたお二人とでは全く変わっていることがとても印象的でした。

 いなかパイプのインターンは1ヶ月と長いです。しかし、1ヶ月でなければ経験出来ないことがあり、逆にたったの1ヶ月で人生を大きく方向転換出来るようにも作れることがお二人の経験からも分かります。

 農業に興味ある方、いなかへの移住を考えて足踏みを続けている方、いなかパイプには色々な入り口がありますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

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    • 「いなかドア」四万十のドアを開けてみませんか?

    • 吉尾洋一