自分で作れるものが増える佐賀のお山暮らし

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執筆者 鵜飼優子
所 属さが100編集部

2020/10/19

 皆さん、初めまして、佐賀100編集部の鵜飼です。わたしは、昨年12月から佐賀へ移住し、佐賀のお山で暮らし始めました。生活も整い、だいぶ慣れてきました。 

 佐賀での日々を振り返って感じたことは、

「自分で作れるものが増えた!!」

です。佐賀のお山には、季節を感じる山の手仕事があるんです。この間は、高菜漬けにチャレンジしました。

 

 畑の高菜 

 

 高菜といえば、お漬物があることは知っていたものの、高菜自体がスーパーで売られているのは見たことがなかったので、佐賀にきてスーパーに売られているのをみて、びっくり!ものすごく大きくて、緑が鮮やか!果たして、この高菜はどうやって使うんだろうと思っていたら、そう、やっぱりみなさん、高菜漬けを漬けているらしいのです。

 今回は地元のお母さんに教わりながら、わたしも高菜漬けを作りました。

 

 スーパーで高菜を買ってくるのかと思いきや、畑になっている高菜の収穫から行いました。朝採れ高菜を使う新鮮さに感激です。

 畑にできている高菜を包丁で根元からざくざく切って、収穫します。みずみずしくて、もうすでに美味しそうな気配・・・!

 収穫した高菜は、おひさまの当たるところに並べ、半日くらい干しておきます。天気のいい日に作るのがポイント! 半日、おひさまに干された高菜は朝のみずみずしさがなくなり、くたっとなります。さすが、おひさまの力!自然のちからはありがたいですね。これで一歩高菜漬けに近づきました。

 

 干してくたっとした高菜の根元を切り、葉を切り分けていき、塩をもみこんでいきます。こうすると、くたっとした高菜がさらにくたっと。というか、しなっとなります!そうしたら、大きな樽に平らになるように入れていき、重しをして完成!  

 

高菜を樽に入れて漬け込む

 

 あれ、もう完成? 難しいことは何もない。わたしにもできた!季節のしごとって、丁寧で難しいものなのかなと思っていたのに、こんなに簡単にできるものもあるんだと、できることがひとつ増えたと嬉しく思いました!   

 

高菜を塩もみ

 

 高菜漬けを作った帰り道に、出会ったお母さんからも

「高菜漬けつけたからもっていき~」

と自家製の高菜をいただきました。ほんとにみんな春の手仕事で高菜を漬けているんですね。スーパーでも高菜が売っているわけです。

 話がそれましたが、漬けた高菜は一晩おくと一夜漬けになり、美味しくいただけます。漬けたものを水でさっと洗い、鶏肉と炒めて食べてみました!

「んん、うまい!高菜のほどよい塩気が鶏肉と絡まり、高菜の歯ごたえもいい感じでご飯に合う!!」

一晩漬けただけでこんなにおいしくなるんだーと、ぱくぱくっと平らげてしまいました。

 

 この漬けた高菜をさらに1年様子をみながら待つと、古漬けと言ってまたおいしくなるそうです! 古漬けも食べてみたい・・・。一夜漬けでも美味しかったので、ぜったい美味しいに決まってる! 

 ただ古漬けにするには、味見という誘惑に勝たなければいけません。味見をすると、ついついパクパク食べてしまうからです。この誘惑に堪え、1年後さらにおいしく熟成された古漬けを食べたいです。

 

 佐賀のお山で手作りされているのは、高菜漬けだけではありません。九州で定番の調味料ゆず胡椒やお饅頭、食べ物に関わらず、手作りしている方が多いのです! 

 周りに作っている人がいると、自分もやってみようかなという気持ちになり、気づいたら身の周りのものはたいてい実は作れるのだと気づきました。そして、作ろうと思ったときに教えてもらえる先生もいるし、道の駅などで素材も売っている。圧倒的にチャレンジしやすい環境です。

 

 どうして、みんな手作りするんだろうって考えたときに、素材がそろうのはもちろん、時間の流れのなかに手作りする時間が組み込まれているからだと思いました!

 あとは何より、手作りって美味しい。手作りが美味しいのは、やっぱり愛なのかなと。手を使って、作っている間は、その時間に向き合っている。愛情が含まれて、より一層美味しくなるのでしょうね。

 そんな愛のこもった手作りが満載の佐賀のお山の暮らし。もっと満喫していきたいなと思います。

 

 お饅頭も作りたいし、スパイスカレーも作ってみたいし、かんぴょうも作ってみたい! 食べ物以外でも、姪っ子の服も作ってみたいし、縫い物も挑戦したい! 

 作りたい欲がどんどん湧いてきます。これからも色んな手作りに挑戦しながら、暮らしを楽しんでいこうと思います。

 

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