パイプウェブ編集部に聞いてみた!vol.1 〜コロナ禍でのいなか生活はどんな?
- 執筆者 小川知香
- 所 属一般社団法人いなかパイプ
2021/01/29
2020年8月より始動したパイプウェブ編集部
現在の編集部メンバーは北は新潟から南は宮崎県まで、全国各地・・・どころか海外はニュージーランドまで!本当にあちこちの「いなか」で暮らすライターさんがいます。
普段は各地のライターさんにいなかマガジンを執筆してもらっていますが、月に一度、参加できるメンバーでオンラインでの編集部会議なども行い、互いにコミュニケーションを取ったりしています。
そんな編集部メンバーとオンラインでも話していると、みんな、あちこちの「いなか」で、面白いこと、大変なこと、チャレンジ、色んなことをされているなあと感じます。
そんな「いなか」で強く、たくましく、のびのび、なんとなく、色んな形で暮らしている編集部のメンバーの中身をもう少し「いなかパイプ」側からも掘り下げてみよう!ということで思いつき企画。
パイプウェブ編集部に聞いてみた!
ずばり、編集部のメンバーに質問をしてみる。回答ください。という企画です。
これから、ちょこちょここちらの企画もアップしつつ、より編集部にも興味を持ってもらえればと思いますのでお楽しみください。
第1回目はとりあえず~というか、やっぱりオンラインでも集まり近況報告をすれば話題になる「コロナ禍」。この「コロナ禍」は都市部の方が生活や仕事への影響も大きそうですが、実際、「いなか」ではどんな感じなんでしょう。。。 というとことで聞いてみました!
Q.コロナ禍での生活はどんなですか?
変わったこと、変わらないことなどあれば教えてください。
A.パイプウェブ編集部の回答はこちら
コロナの情報があれこれあり過ぎて、一応行動範囲を制限したり、旅に出かけなかったりしてます。小さい子どもがいるから、余計にあれこれと考えることが増えてます。コロナデトックスが要りそうw |
大雪になった1/8以降、新潟県上越地域では感染の報告は1件もありません。豪雪のおかげ? いえ、たぶんですが、豪雪のせいで保健所機能が麻痺しているんだと思います・・・(1/15現在)。 日常を取り戻す前に、今週末、また積雪がありそうです。新型ウイルスにさえ言いたい。「人に寄生してないで除雪手伝え!!」。 |
2020/1/10 自宅前で撮影。私の除雪ウエアはコメリで買った安くてカッコイイやつ。ありがとうコメリ!(新潟県を代表する企業です)
ニュージーランドは現在国内での感染がありませんが、皆海外旅行に行けない分国内旅行が盛んになりました。今は夏のためサマーホリデーを皆が楽しんでいてとても賑やか。 私は日本からのお客様を迎えられず寂しいですが、例年は繁忙期である年末年始は久しぶりにゆっくり家族や友達と過ごすことが出来ました。 また国境閉鎖以降、現地でガイドの仕事が出来ない分、オンラインでの人との繋がりが増え、たくさんの素晴らしい出会いがありました。これまでほぼ1人で考えて決めて動く事が多かったのですが、今はオンラインで繋がった仲間とアイデアを出し合って助け合って協同するということも学んでいます。 ネットの力で広がった世界には魅力的な人がいっぱいで、コロナ明けに実際に会える時が楽しみでなりません! |
出張がなくなり、家族の時間が結構増えました。娘は小さい頃から父母のどちらかが居ないことが当たり前だったので家族4人でいる度に「家族が揃ってるねぇ佐々倉家だねぇ」と言います。 コロナのせいで・・・と、暮らしの中で閉塞感も感じますが、その言葉を聞けたのは唯一良かったなぁと返事出来たことでした。 |
ZOOMにめちゃくちゃお世話になっています。なりわい講座をしたり、移住や起業のご相談にのったり、朝から晩までオンラインという日も!合間に畑で土いじりをしたり草刈りをしたりがいい息抜きになっています。
年に数回、地元の広島に帰ってイベント出展でリンパケアをしていたのが今年は一度もなく、地域の集まりや飲み会も減ったのはやっぱり寂しいですね。
移住も旅もなかなか移動が難しいので今できることにフォーカスしつつ、いずれ四万十でリアルに会える日を楽しみに待っています!
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2020/1/20撮影 先初めた梅の花と四万十川
オンラインが進み、ある意味今まで参加できなかったイベントに参加できたり、オンラインだからこそ出会えた人もいて、ありがたいです。ただリアルで会うよさにはかなわないというのも実感しました。
仕事は、おかげさまで変わらず取材をさせていただけています。できないなりにこの状況を楽しむ工夫をする日々です。
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2020/1/8撮影 佐賀市古湯
コロナ禍ですが、「旅へ出かけること」だけは続けています。毎年1月には代理女将ヘルパーに宿を任せ、生後半年でパスポートを取った5歳の息子も加えて旅に出ます。現在は別府に長期滞在中です。 どこへ行っても旅人は激減していますが、飲食店も観光地も温泉も、感染対策をしっかりして少ない観光客を温かく出迎えてくれます。 かつおゲストハウスも、お客さんが少ないながらも、精いっぱいおもてなしできる宿でありたいと思っています。 |
今回は7名の編集部メンバーにお答えいただきました。ありがとうございました!
気になったのはやっぱり海外、ニュージーランドのホディー愛さんの回答でしょうか。実は年明けの編集部会議でも、「ニュージーランドはノーマスクですよ」なんて声を聞いて、日本在住のメンバーからは「いいなあ」という声が出ていました。ネットやニュースで耳にしたことはあったけど、本当なんだ・・・!という感じです。
新潟の池田さんの豪雪の話も、現地で暮らす人の声だからこそ。という感じがします。
鵜飼さんのコメントにあるように、リアルで会うことの価値は変わらないかもしれないけれど、「いなか」は遠くて時間がかかることが多いので、オンラインを活用することが増えたことで、出会える人やできることが増えたのも事実です。
パイプウェブも、こうやって編集部として、各地の「いなか」に住む人たちと繋がれるようになり、色んな声を聞けるようになったことは本当にいいことだな、と改めて感じさせられました。
ちなみに、私自身は時々、「まち」に出て買い物~とかがめっきりなくなり、そもそも、子供が生まれてからスーパーへ買い物にいくことすら億劫になってきていたので、日々の買い物以外はもっぱらネットに。こうやって状況や環境の変化に応じて否応なく。というものもありつつも、自分ができることが増えていくんだろうな〜と感じています。
ということで、今回は思いつきだったのでサクッと簡単にお返事いただける方からの回答をいただきましたが、これからも気になること、聞いてみたいことを時々編集部のメンバーにぶつけてみたいと思います。
もし、これ聞いてみたい!などリクエストがあればコメントなども募集中です。
この人に、この地域の人たちに、この世代の人に、など対象を絞ってもらっても構いません。色んな「いなか」の人がいるので、あなたの気になる「いなか」に関することがあればぜひどうぞ。
では、また次回!