その一歩が人生を変える。僕が移住を決意したきっかけのお話。

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執筆者 山本卓
所 属さが100編集部

2021/02/26

 移住するってめちゃくちゃ勇気がいりますよね。

「これから先どうなっちゃうんだろうか?」

と不安で足が震えておりました。

 それも、もう1年以上前のお話ですね。実際に、移住してみて僕はよかったと思っています。

 あの頃は、自分の時間を会社のために費やし、それが対価に変わり、暮らしていく。休日の楽しみを考えながら辛い仕事をする。

 誰のために生きているのか? それは幸せと呼べるのだろうか?

 

すぐるん農園

 

なぜ移住をしたいと考えたのか?

 

 20歳で役者を目指し上京。劇団を立ち上げ、30歳の時に海外で演劇公演を自主企画で行う。それから日本に戻り、役者を辞め、社会人として働いた。ざっくりいうと、僕の年表はこんな感じです。

「順風満帆だね」

と言われるが、そんなことはなかった。
 
 鳴かず飛ばずの役者人生。お金がなさ過ぎて、1週間を小麦粉1キロで乗り切ったこともある。苦労もたくさんあったけれど、キラキラしていた。幸せだった。その後、社会に出て、仕事をしていく中で自分の中の変化に気づかされた。
 
「仕事中に僕はまったく笑えていない・・・このままの自分でいいのか?」

そうして、行動を起こしたのです。

 

畑仕事

 

移住をするためにとった行動が、すべてを決めた。

 移住を決めたきっかけは突然に。偶然なのか?必然だったのか?運命的な出会いが移住へと突き動かして行きました。

 はじめから佐賀に住みたい、と思ったわけではなかった。

 移住イベントへ参加した時に、一番初めに声をかけてくれた方が佐賀県の方だった。

「佐賀かぁ。よくわからないな」

ってちょっと身構えていたのですが、話を聞くと

「佐賀って楽しそうだ」

と思うようになっていた。
 
 せっかく新しい環境で生活を始めるなら、まずは「どんな自分になりたいか?」を考えた。思いっきり息を吸い込んで、バカみたいに笑える自分になりたい。それができそうな場所が佐賀にはあるのではないかと思ったのです。

 

最後のひと押しは「面白くそう」というワクワク感。

 

 友達とお酒を飲んでいる時にこんな質問をしてみた。

「九州って何県があったっけ?」

 しかし一向に佐賀県の名前が出てこない。それが逆に面白そうと感じた。佐賀県って他の県に比べたら、本当に何もない。情報がほとんど出てこない。そこがポイントで。面白そうと思ってしまったのです。

 

なつレンジャーと記念撮影

富士町ふれあい祭りで出会ったローカルヒーロー「なつレンジャー」と記念撮影。

 

日常にあるきっかけを掴もうとするかどうかで人生は変わる。

 「自分の幸せってなんだろう?」
 
 みなさんにも幸せの定義ってあると思います。僕は毎日「面白そう」と思える暮らしができることが幸せなんだと思います。

 移住する時は、辛いと思うかもしれません。そこに面白そうと一歩踏み出せば“幸せ”が見つかります。金八先生の授業みたいですね。“辛”に一本足してみると“幸せ”となる。その“一”を皆さん探してみてください。

 

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