パイプウェブ編集部に聞いてみた!vol.2〜都会に住みたくなったりしませんか!?
- 執筆者 古川智恵美
- 所 属一般社団法人いなかパイプ
2021/03/24
こんにちは。パイプウェブ編集部の古川です。
パイプウェブ編集部とは、全国(と現在はニュージーランドからも!)のいなかに住むライターさんの集まりで、それぞれのいなかでの暮らしの中のネタを「いなかマガジン」として投稿してくれています。
また、編集部では月に一度、オンラインで編集部会議という名の雑談のようなこともしています。参加してくれたライターさん同士でお互いの近況を話したり、記事のことについて話したり、一緒にラジオ収録や最近では流行りのclubhouseをしてみたりなんかもしました。
そんな編集部メンバーとオンラインでも話していると、みんな、あちこちの「いなか」で、面白いこと、大変なこと、チャレンジ、色んなことをされているなあと感じます。
そんな「いなか」で強く、たくましく、のびのび、なんとなく、色んな形で暮らしている編集部のメンバーの中身をもう少し「いなかパイプ」側からも掘り下げてみよう!という企画の第二弾です。
ちなみに前回の記事はこちらです。
パイプウェブ編集部に聞いてみた!vol.1 〜コロナ禍でのいなか生活はどんな?
パイプウェブ編集部に聞いてみた!
Q.これから先、やむを得ず。ではなく、自分の希望として、都会に住むことはありそうですか?または住みたいなーと思いますか?
「とかい」のイメージ。
編集部のメンバーには、かつては都会に住んでいたい人、ずーっといなかの人、いなかから違ういなかに住んでいる人、色んな人たちがいます。みんなそれぞれ理由があって今のいなかで暮らしているわけですが、都会に住みたいなーって思ったりしないんですか?というところをです。
そんなところから、編集部のみんなが感じている、いなかの良いところ・良くないところなんかが見えるかも?と思い聞いてみました。
A.パイプウェブ編集部の回答はこちら!
こいのぼりHOUSE / 高知・四万十
お返事はNOですね~。都会は遊びに・仕事をしに行く場所としては大好きです!子どもが巣立ってそれだを考えられるようになったら行くことがあるかも!でも今は・・・
●人の気配に過敏なので窓の外や隣の家・隣に座った人が気になりすぎる
●観光名所に全く興味がない。旅行は人に会いに行く以外目的がない。
●「激しい子をもつ親の会」メンバーなほど子どもが自由すぎるのでパーソナルスペースが広い場所でないと30分もいられない。
という理由でNOです。
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この距離のおかげで親子の平和は保たれています。笑
GUESTHOUSEオキオカ / 高知・四万十
いずれ、今よりももう少し便利なところに移動するだろうな、という予感はあります。今、住んでいる地域はご高齢の方が多いので、数十年後もこのままずっと住み続けられるかというと、現実的には、うーん、という感じ。これはやむを得ず、に入りますかね。
ただ、ここに住み続けなければいけない、と考えるとしんどいので、常に風のようにどこででも暮らせるような柔軟な心を持って暮らしていきたいです。
時々、刺激がほしくなるので、都会に住みたいと思う可能性もゼロではないです!
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こんな景色が見られる日常から離れられるのかはわかりません。
安澤真希さん ちょっとズルいかもしれませんが・・・ 私の答えはYESとNOの真ん中! |
最近見つけた海沿いの空き物件(笑) いくらやろ~
ホディー愛さん 自分の希望で都会に移り住むことはあるだろうか・・・想像力不足かもしれませんが、私の答えはNOです。自分や家族、ご近所さん達が育てた野菜や動物のお肉などで、自分もしくは信頼する誰かの手によって調理された料理を毎日頂いて、生命の循環を感じるのが大好きなので、この小さなコミュニティから離れたくありません。 |
ご近所の野菜直売店
株式会社桐朋/新潟・上越
NOです。私の暮らす新潟県上越市は程々の「街」と「ド田舎」そして「大自然」が全てあり、さらに山・平野・海が揃っていて、住宅事情はペット可・楽器可・庭付き・納屋あり・徒歩圏内にスーパーあり(これは私の自宅の話ですが)。もしこれと同条件で暮らせる都会があるなら考えても・・・いや、同条件なら引っ越す必要が無いですね(笑)。
写真は昨秋のとある休日の1枚。左が私、右は『家 まち 暮らし~』シリーズ第1回に登場いただいたエリさんです♪
この日は友人夫妻が営む民宿で電動アシスト自転車を借り、サイクリング&ピクニックを楽しみました。帰りには一足伸ばして温泉へ。静かな山奥のブナ森は感染症とは無縁の世界。NOマスクで美味しい空気を胸いっぱい吸ってのびのび遊べる、田舎って最高です。
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という訳で今回は5名の編集部の皆さんにお答えいただきました。ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。若かりし頃は、田舎に住む若者は、大人になったら都会に出ていくんだ!と言って東京へ。みたいなイメージが強いですが、大人になって、田舎へ移住してきた人たちは、意外と柔軟な考えの人が多いのかも知れません。絶対にこっち!というよりは、自分の気持ちの良い場所にいる。ということを大事にしているように感じました。
いずれにしても、昨年からのコロナの影響で色んなものがオンラインで取って変われるようになった今、人とコミュニケーションを取ることも、欲しいものを買うこともオンラインで可能になったわけで、だからこそ、いなかに新しい価値が生まれてきているのかも知れませんね。
いなかを体験してみる
いなかパイプでは、「いなかインターンシップ」という、1ヶ月間のインターンシップを通じて、いなかの暮らしやお仕事を体験することができるプログラムがありますので、いなかが気になっているけど移住はちょっとハードルが高い。。。なんて方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
その他にも2週間滞在型プログラムの「いなかドア」というものもあります。気になる方は、ちょっとドアをノックしてみてください!
という訳で今回のQ&Aはいかがでしたでしょうか。
引き続き、編集部に聞いてみたいこと、やって欲しいことなどリクエストも募集中ですので、よかったら気軽にコメント等してみてください~!