子育てはできるだけ他人に任せる
- 執筆者 佐々倉愛
- 所 属こいのぼりHOUSE
2022/01/12
高知・四万十のこいのぼりHOUSEから佐々倉愛です!2022年もどうぞよろしくお願いします!
去年は雪の年末年始でしたが今年はあったかい小春日和くらいの晴天でした!
さて、田舎での子育ての魅力をこれまでも色々語ってきたのですが、今回のお話も自分の中では子育てする上で大事にしている事柄です。
それはできるだけ「他人に任せる」こと。子育てに正解はないので「え〜それは〜」って思うこともあるかもしれませんが、私は特に2人目が産まれていこうは徹底しています。
小さなことから言えば、
●抱っこ要員(祖父母をはじめとっても抱っこしたい人、もしくは任せられる人)がいる場面は率先して渡す。なんなら順繰りに。
●保育園にも早々に預ける。
●子どもの現状をできるだけ事実ベースで色んな人に共有する。(体質、性格、得意不得意など何でも)
●自分の子育ての悩みもできるだけ共有する。
などなど。
友達とやっている育ベジプロジェクトではお互いの子どもの特徴や成長も一緒に見守っています。
つまり、私の子育てにみんなを巻き込むというか、一緒に子育てやってもらうというか(笑)
1人目の時はもちろんそんなことを思う余裕はなく、自分が子どもの安全や成長に全ての責任を持たないといけないんだ!と思ってすごく辛いこともありました。
成長が予想通りにいかなければ自分を責めたり、常に自分が見ていないとケガをさせる!という緊張感でどこに行っても張り詰めていたり。すんごいしんどかった。
でも2人目に息子が産まれ、息子は娘よりも人見知りがなく誰の手にも抱かれたり話しかけたりするのに気づいて、え?任せていいの?いけるの?と、目から鱗な場面ばかりでした。
年末年始も久しぶりだろうが関係なく親戚一同に丸投げ〜!
2人目だからという私の慣れももちろんあったと思いますが、そんな少し気楽な子育てができるようになってきた頃にふと思いました。
「私が私の枠の中だけで子育てしてしまうと、私の嫌なところは絶対似てほしくない、より良い人生を生きてほしいと思うのに、その枠からは絶対出られないだろうなぁ」と。
それに気づいてからは開き直りました(笑)
自分に自信がないことを良い言い訳にして、子どもたちへの関わりや勉強や学びを周りの方にどしどし任せています。母仲間の
「私たちもこの子たちをいつまでも守ってあげることはできないから、少しずつでも子どものペースを見ながら社会で学ぶ経験も大事だよね」
と話しました。
田舎では人同士の関係性が見えていることが多いので、そういう子育てがやりやすいことも多いです。
安心して子どもを任せられる環境で子育てできるってありがたいことだなぁと思います。
私がレジ打ちのバイトをしている「おかみさん市」で冬休み中お手伝いをする娘。
商品やレジのことを他のスタッフの方にも教えてもらったり、子どもがレジに立つことを見守ってくださるお客様に感謝です。