人との繋がりで環境の変化をのりきろう!!

 女性専用の民泊&へんろ宿 「シェアハウス土佐指南家」おかみのレイです。

 コロナ感染予防で自粛生活が続き、仕事や家庭など環境に変化が出てきています。

 従来とおりにはいかない暮らしの中で、多少に関わらずストレスを感じているのではないでしょうか。このストレスと、いかにつきあっていくのか?

 ふと考えていた時に、これまでどれほど人に助けられ、支えられてきたかを改めて思い返しました。

 嬉しい時はもちろん、辛いことがあった時には、人との繋がりを心底ありがたいと思ったことでした。親族でもないのに、これほどまで大事に思ってもらったり、心配してもらってもいいのだろうかと、ただただ感謝するのみでした。

 

嶺北の畑からの眺め

嶺北の畑からの眺め(高知市より1時間)

 

 以前に、お客様より、ちょっとした悩み相談を受けたことがありました。

 移住や進路のこと、仕事のこと、離れて暮らすご両親のことなど。お客様のこれまで歩んできた人生の物語を、聴いているかのようでした。

 自身の思いや悩みなどを話すことで、混乱していた頭の中が整理できたと言われることもあります。そこから、次の行動へ繋がったケースも。

 

 移住にオススメ情報を伝える、現地にいる知人を紹介したこともありました。

 話を聴いて、寄り添うという裏方的な役割をしただけです。もちろん、答えにすぐには結びつかないこともあります。地元のことやこれまでの経験から、役立ちそうな情報を伝えていきます。

 キャリアコンサルタントの養成講座で学んだことが、少しずつじんわりと納得できるようになりました。生涯、学ぶことばかりだと実感しています。

 

嶺北のたまねぎ畑 

嶺北のたまねぎ畑(畑作業が気分転換に)

 

 おかみ自身、育児や親の介護での経験から、誰かに相談することが大事だということ、1人で抱え込まないことが鉄則だと学びました。

 育児と親の介護が重なり、10年ほど続けた仕事を辞め、9年ほど主婦と介護をしていました。4年ほど前から、民泊のおかみ業とパートで副業をする現在のスタイルになりました。10年前には予想もしなかったことです。

 しかし、辛いときには知人からの繋がりで新たな出会いがあり、助けられてきました。

 思い切って悩みを相談したら、実は私も同じような悩みがありのりこえることがきたと励ましてくださった方もいました。

 辛いときは自分だけが不幸のどん底にいるような思いが強く、孤立しがちでもあります。

 

 転居や移住、就職や転職など環境の変化が、いつしか心身のストレスとなります。

 自分は大丈夫と思っていたおかみ自身、食欲が落ちて食事が取れなくなった時期がありました。病院で検査を受けて異常はなく、おそらく環境の変化によるストレスだと言われました。

 転居して新たな環境で2か月ほど経過した頃のでき事でした。そこから、体調に異常がないことを病院の検査で確認したことで安心でき、少しずつ気持ちをきりかえていくことで徐々に食欲も回復していきました。

 人間関係で悩んだこともありましたが、食欲がなくなり思うように食事ができないといったことはなく、人生初の体調不良を経験しました。

 その後、意外とデリケートだったと笑えるようになったのは、家族や友人の支えのおかげでした。

 

お散歩コース

お散歩コース(土佐神社のまっすぐな参道)

 

土佐神社

土佐一ノ宮こと土佐神社へ

 

 おかみは体調が悪いときは、できるだけ早く病院にかかり、みてもらうようにしています。育児や親の介護でも同様です。それで、気になる不安を少しでも早く解決していきたいからです。取り越し苦労ですめば、それでいいので。

 ただし、親の介護はなかなか思うようには進みません。親子のため、感情がぶつかってしまい、ぎくしゃくすること、けんかすることもありました。でも、今思えば親子だからだと思え、いつの間にか許されていきました。

 

 親が老化したなと感じても、なかなか認めたくない受け入れが難しいこともあります。第三者、公的な機関に相談することをすすめます。市町村役場などの担当課に相談することもオススメ。家族だけで抱え込まないようにしていくことで、道が開けてきました。

 病院のソーシャルワーカーさんに相談することで、主治医との相談が円滑にでき助かることもありました。

 すぐに介護サービスに繋がらなくても、地域の集いなどから始める方法もあります。それから介護認定を受けて、介護度や本人の状態などに応じて必要な介護サービスの利用に結びつくこともあります。

 まずは、相談ができる場所や人を見つけていくことが大事です。

 

善楽寺

四国遍路88か所の第30番札所 善楽寺へ

 

 そしてコロナの中でも、環境の変化に対応できるような人と人との繋がりが広がっていくことを願っています。民泊のおかみ業でも、のんびりくつろぐ場となるようにこれからもお客様に寄り添っていきます。

 お客様との出会いで元気をいただくことも多く、パワーをチャージしています。

 宿はもちろん、自分自身の心身が健康であるように、メンテナンスをしていきます。

 気を引き締めつつ、リラックスできる時間も持ちながら前向きに進んでいこうと思います。

 土佐指南家、これからもよろしくお願いいたします。

 

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    • 和田玲子