お客様との出会いの春

 女性専用の民泊&へんろ宿 「シェアハウス土佐指南家」おかみのReiです。

 

こいのぼりでお出迎え

こいのぼりでお出迎え

 

 2月末頃より、お客様のお出迎えが少しずつ活発となってきています。ご家族での旅、歩きお遍路など、嬉しい出会いが増えてきています。

 

 海外から来られた女性お遍路さんも多く、日本語と土佐弁しか話せないおかみにとって、スマホの翻訳機能が大事になっています。

 英語、もっと勉強していたらよかったと反省したものの、もう遅い!

 少しは実際に話したいと、勇気を振り絞って英単語を少しずつ挑戦しています。

 アドリブと笑顔で乗り切る、大事なことは翻訳して英語で書いておくなど、なんとかコミュニケーションをとっています。

 

山桜のながめ

山桜のながめ

 

 四国歩き遍路を自分達も実行中であることを伝えると、会話が弾んで自然と話しやすくなります。

 道中の大変さ、苦労等を共有することもでき、四国遍路88か所の結願という共通の目標に向かい、私自身が励まされています。

 このところ雨天が続き、雨に濡れながらも目的地まで歩いてきたこと、歩き疲れても無事に予定のお寺に着くと、達成感に満たされて心地よくなります。そして次へと進む原動力にもなっていきます。

 その思いは、私も同様に感じています。

 

遍路グッズ

遍路グッズ

 

 お客様も翻訳機で日本語にして見せてくれ、スマホを介して頑張っている双方での、やりとりがとても楽しいです。そして、言葉が通じたり、一生懸命に会話しようとする姿を見ると、感謝の気持ちが溢れだしてきます。

 たどたどしい英語でも、笑顔と元気でアタックして度胸をつけているという状況です。

 無事に帰宅されるまでが旅だと思うので、出発時にはお客様が安全に旅やお遍路を完了されることを願って見送っています。

 

 四国遍路に関心を持って、海外から来られて40〜50日前後の期間で、約1200kmの距離を歩くという流れになります。言葉の壁も乗り越え、チャレンジしているみなさんは、凄いといつも思っています。

 

春のお遍路

春のお遍路

 

 四国お遍路の魅力を共有できることに、最高の喜びを感じています。自分達以上に、よく知っていて、感心したり教えられることもあります。

 1200年以上の歴史をもつ四国お遍路について、自身が体験したこと、感じたことなどをできるだけ伝えて、次世代に繋げていきたいと強く思っています。

 

 チェックアウトの時に、家のように過ごすことができと言われると、とても嬉しくて思わずガッツポースをとってしまいます。

 高知の親戚の家に泊まっているような感じで、過ごせることを目指してきたので、何よりもの褒め言葉となります。

 もちろん、今後の課題となるようなご意見をいただくこともあります。その時は貴重な意見として真摯に受け止め、早期に改善するように努めています。

 

 承諾をいただいたお客様と、チェックアウト前に写真を一緒に撮っているのですが、おかみの最高級の宝物が増えている状況です。

 再会できたらいいな、そんな楽しみも抱きつつ、写真を眺めています。その時のエピソードも、大事な思い出とともに浮かんできます。

 

庭の桜(ワカキノサクラ)開花

庭の桜(ワカキノサクラ)開花

 

 先日、嬉しい報告をいただきました。宿泊されていた受験生が、見事に合格されたという嬉しい報告を受けました。まさに、「サクラ、サク」といった感動を覚え、HAPPYな気分となり、おかみをしてよかったと思う瞬間でもあります。また、ぜひ高知に遊びに来てくださいと返信しました。

 このような交流が楽しくて、やりがいを感じています。会話を通して、こちらが元気をもらっているなとよく思います。

 ご家族では小さなお子さんとのふれあいもあり、かわいい表情やご家族のあたたかい雰囲気に包まれて、やさしい気持ちとなることも、よくあります。

 

こいのぼりお出迎え

こいのぼり お出迎え隊

 

 お客様との思い出が増えていき、小さな宿の中で人と人の交流や団らんを通じて、喜びを感じています。

 春の陽光、草花の美しいこの時期に、少しずつ3年前のように自由な旅などで動くことが可能となって、厳しさも体験してからこそ、今まで以上に楽しさや喜びも感じるようになっています。

 これからも、お客様の心地よい宿となるように、努めていきます。

 

 土佐指南家HPでも、いなかの四季や高知のことなどを紹介しています。

 詳しくはコチラをご覧ください。

 ●土佐指南家HP https://10347n8.com

 

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    • 和田玲子