一棟貸し「コサクレム」ができるまで③ 計画性の無い改装は継続中
新潟県のちょっと小高い里山「高尾」にて現在築30年の旧自宅を自力改装中の鈴木一恵です。
この春、一棟貸し「コサクレム」のオープンを目指していましたが、予想通り完成すらしていないので、もう少し、、、もう少し、、、かかりそうです。今年中には!!(毎年言ってる)
そうこうしているうちに、今年のシェアスペースのオープンもあっという間に迫ってきそうです。人も猫も犬も家もそろそろ冬眠からさめなくては・・・・
猫はもう外で遊びたくてソワソワ
今回はどこもかしこも「完成!」ではなく8~9割くらいの完成度なのですが、そんな改装中の「コサクレム」の出来てきている場所をまた数か所ご紹介していきます。
今回一番の大掛かり改装場所「浴室」
築30年。さすがにそのまま使うには忍びないので浴室は結構大掛かりな改装をしました。もちろん自力ですが。
バスタブ撤去から始まり、床、壁をタイル貼り及び漆喰施工。何もかも素人施工なのでプロフェッショナルの方々には出来れば見てほしくない(怒られそう)見てもいいけど突っ込み不可で!!
壁にタイルを貼るといってもそのまま貼る訳ではなく、まずベニヤ板を貼って、その上にセメント施行用のシートを貼って、網を貼って、セメントを塗って、その上にタイル用の接着剤入りモルタルを塗ってからタイルを貼るという長き道のり。
床も、もともと付いている傾斜を崩さないように、バスタブを撤去した新たに埋め立てる箇所と元々のタイルの場所を合わせて傾斜をつけながらセメント→接着モルタル→タイル施工するという結構、結構な作業工程。
これ、もっと天候の良い季節にやるべきと誰もが思うでしょうが、実際に動き始めたのは秋の終わりから。床のセメント・モルタル、タイル貼り施工に至っては大雪警報が出るような真冬という季節。とにもかくにもキリギリス家族。
とにかく、今のところ無事?(無事かどうかはまだ不明)あとはバスタブ設置や配管接続?諸々のところまできました。
トイレも30年間酷使していた便器を新しく交換。住んでいた時からペンキを塗りまくっていた壁を、今回は漆喰でシンプルにし、天井には廃材板を貼ってみました。
裏方だけど、いい感じにしちゃったバックヤード
本来お客さまにはあまり見えない場所でもある倉庫兼管理人部屋?(滞在中はもちろんいませんが)にする予定の1階の個室も、バックヤードなのでそのまま使えない事もないのですが、結構なボロボロ具合なので「ちょっとは」構う事に。
一部は秋冬に使う薪ストーブ用の薪置き場にもしたいので、薪を置いとけるように壁紙部分を板張りにしたいのもあり、とりあえず板を一面に貼ってみる。
板使いまくってもったいないみたいだけど、ちょうど近くの木工所様から廃棄予定の大量の製材された木材を激安にて頂いており、それを活用。今後どこかで使えなくもないけど、材木は長く置いておくと曲がってきたりするので(実際頂いた時点で曲がっている板も沢山あり)使える時、使いたいときに惜しみなく使っていきました。
一面だけ板を貼る予定でしたが、程よく良い感じに仕上がった為、じゃあこっちも、それならこっちも、、、、と、結局3面様々な板を張り巡らせ、「ちょっと」のはずが、何気にオールリニューアル気味な面白い一室に。
しかし、調子に乗って惜しみなく使っていた板ですが、流石にこの時点で玄関がまだ考え中だったので「玄関の分無くなっちゃうよ!!」と、一旦保留に(計画性がないのでこう言った事がしょっちゅう多発します)という訳で、この部屋、実はまだ完成はしていません。無駄に完成度高いですが。いつか、この部屋も宿泊部屋にすれば、いいよ、って事に。
シックになった玄関早速粉塵まみれ
倉庫作る前にさっさと玄関作れば?と突っ込まれそうですが、玄関は作業中に一番出入りがあるので、最後の方に・・・となかなか手を付けられずにいました。しかし、いい加減そうも言っていられないので、取りかかる事に。もう最後の方ですし(多分)
とりあえず、下駄箱はペンキまた塗りたくればいいやと、とりあえず軽くサンダーかけして後回しに。天井、壁をどうするか考えた結果、ペンキを塗る事に(考えとは)
改装前
改装後
明るい色の壁や天井も好きでしたが、落ち着いたモスグリーンに統一したらなんだかシックな雰囲気に。まだライトとか、装飾とかしないと分からないけど、今までになく家への入り口らしくなった気がします。
さて、ここでまたしても計画性が無い為に、本来先にしとくべき「大量の粉塵がでるサンダーかけ」箇所が出現しました。後回しにしてしまった下駄箱です。
下駄箱、確かにペンキ塗りする事は決めていたので、一番先にある程度サンダーかけはしていたのですが、天井も壁も塗り終えたあと、さて下駄箱塗るかになった時、これただのっぺり色塗るのなんか違くない?と。
下駄箱の中は余っている廃材板を貼ったり、下には色違いのステインを塗った木材並べたり、今までのただ塗って終わりな下駄箱と大分雰囲気が変わりました。
そうなると天板部分は、、、、いまいち色ついてるペンキは違う気がするなあ、と結局元の木目を出して、そこにステインを塗る事に。となると木目を出すには、結構サンダーかけなきゃいけない訳で・・・・・
なのでほぼほぼ完成しかけた玄関にて、めっちゃ粉塵ふりまいてサンダー掛けしました。
この天板にしたいが為に。ほぼ誰も気にしないであろう、天板の為に。。。
このように、日々計画性が無い上、どうでもよいこだわりが出現し、作業工程は行ったり来たり、昨日まで出来ていたものをやり直したり、の繰り返しです。
何が言いたいかと言うと、冒頭ですでに宣言している通り、そしていちいち言わなくてもきっとご存じの通り、春オープンはやはり無理でした(3月上旬現在:まだかろうじて春ではないけれど、でしたと言い切るくらいには無理)
でしたが、夏、、、夏には。いい加減。夏がまた酷暑だったらシレっと来年の春には、、、と言ってそうですが(いつまでもエンドレス言い訳)
そんな行ったり来たりのほぼ独り言日誌的な細かい作業日誌は、コサクレムのインスタグラムにて日々更新中ですのでそちらからも見ていただけると嬉しいです。