一棟貸し「コサクレム」ができるまで⑤ 完成&民泊オープン~高尾に泊まる~

  新潟県上越市の少し小高い里山「高尾」にて、田舎暮らしの発信、、、、と言うよりは、趣味の改装やDIYの様子なんかをご紹介している鈴木一恵です。 

 なかなか終わらなかった旧自宅の改装ですが、ついに終わりました。終わりましたと言うか終わりにしました(笑)。内装の装飾関係で構いたいところはまだまだありますが、キリがないので。 

 

 なので、終わりにしたからにはサッサと民泊オープンさせないと、隙あらば構ってしまう!なんならペンキも塗ったばかりのところが気になって塗り直したい!!とエンドレスリピートしそうなので、いい加減にしろよと民泊のオープンもほぼ完成と同時に。あいかわらず計画性はありません。 

 もちろん、民泊を始める為の届け出関係の諸々は改装と並行して行っていましたので、ちゃんと許可済の民泊ですよ(念のため) 。

 

コサクレム民泊許可

 

 831日に地域の方やSNSでお知らせをして、一棟貸しコサクレムの内覧会を行いました。当日に地方紙に載せていただいたりした事もあり、またSNSを見て下さった方々が思いのほか沢山見に来て下さいました。 

 ちょっとバタバタしてしまいましたが、いよいよ始めるんだなあと言う実感と共に、待ったなしで91日からついに一棟貸しコサクレムが営業開始となりました。 

 そんな訳で、こちらでも改装後の「コサクレム」のお披露目です。

 

居間 

 古民家でも使っていた古材のテーブルを足を短く作り直しローテーブルとしてこちらで使う事に。出戻り家具(元々ここにあって古民家の方に移ったけどまた戻ってきた)や中古で新たに購入したものと、あともちろん手作り本棚なんかも設置しました。

 

コサクレム内装①

 

コサクレム内装②

 

キッチン 

 こちらも再利用中心ですが、キッチン道具は母のこだわりで「赤系」で揃えられるものは揃えました。調理道具や基本調味料、食器など自由に使えるように用意してあります。 

 

コサクレム キッチン

 

浴室 

 ちょっと小さくて普段使いには不便かも?なモミの木の浴槽は「非日常」的で面白いかなあと。タイルはご存じの通り素人DIY丸出しですが意外と褒めてもらえました(面白いという意味で?) 

 

コサクレム 浴室

 

洗面・脱衣場 

 連泊の方にも使えるように洗濯機も用意しました。知人のアドバイスから急遽洗濯機と洗面の間にちょっとした台も設置。確かにあるとちょっと便利。 

 

コサクレム 脱衣所

 

トイレ 

 

トイレ

 

【room.remu】(レムの部屋) 

 正面からの景色がよい寝室です。棚田や遠方に上越市街地が見渡せます。夜はからだをゆっくり休め、良い夢が見られますようにという願いも込めて。 

 

レムの部屋

 

【room.forest】(森の部屋) 

 レムの部屋よりも大きめな寝室です。掃き出し窓から見える欅の木や、周りの林が近いので、緑と壁紙の装飾が相まって、まるで森の中にいるように感じる部屋です。冬は雪とのコントラストがいい感じですよ。 

 

森の部屋

 

 ざっくりな説明でしたが、詳しくはインスタやfacebookページとホームページもありますのでそちらからどうぞ!! 

 

●コサクレムHP  https://cosakrem.com/ 

 

 改装前の家の様子などは、この旧自宅改装シリーズの最初の 「はじめまして『コサクレム』です。~暮らした家の、これから~」を是非是非ご覧になってください。 

 9月のオープンから、とてもありがたい事にご予約やお問い合わせもちょこちょこ頂いております。ほんのこないだまで私が散々グチャグチャに構って遊んでいたお家に、誰か別の人達がちょっこっとだけ「暮らしてる」なんて、まだまだ実感が湧かなくて不思議な感覚です。 

 

なぜ一棟貸しを始めるのか? 

 「コサクレム」をつくった理由、一番分かりやすくて、皆に共感してもらえる理由は「地域の為に」と言うべきでしょう。 

 でも、そんな大げさで立派な事は私にはできません。求められても困ります。そもそもそれが理由ではありませんから。 

 じゃあなにかと言われると、簡単にはまとめられませんが、やっぱり日ごろから考えていた事、ホームページを作る際にも考えて考えて、作ったこの文章がたぶんその答えに近い気がします。 

 

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 山に帰ってきて、高尾に帰ってきて、家に帰る道中 

 だんだんと自然が、四季の景色が迫ってくるとなんだかホッとするのです。 

 県外に遊びに行って帰ってくる時も、市街地に買い物に行って帰ってくる時も、 

 仕事から帰ってくる時も、いつでも。 

  

 暮らす場所はそれぞれで、それぞれ素晴らしいものがみつけられる場所になるはずです。 

 街には街の、山には山の、暮らしやすいところ、暮らしづらいところがあって当たり前で。 

 でもそこにずっといると、それに気づきにくいのかもしれません。 

 

 たまにはいつもと違う場所で「暮らして」みたくなりませんか。 

 そうしたら、きっと、帰る場所がまた違って見えるかもしれません。 

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 ただ、ちょっとだけ、そういう場所があってもいいんじゃないないかと思った時、 だったらそれは、ここで今できるんじゃないかと思った、それだけです。 

 それをしたい場所は、高尾しか、この家しか思いつきませんでした。 

 

コサクレム

 

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 コサクレムは1日一組限定の貸切の家です。 

 特別な事はなにもありません。 

 食事提供も、田舎体験も、観光ツアーもありません。 

 ただ、ゆっくりと、ふくよかな時間を過ごしてほしいのです。 

 

 高尾の夜を、そして朝を、もちろん昼も。 

 どうぞ、ゆっくりと あなたの時間をお過ごしください。 

 

 この旅の後に、いつもの暮らしが、ほんの少しでも色づいていたら 

 こんなに嬉しい事はありません。 

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 改装のお話はこれで終わり、、、、かどうかはさておき、ようやく動き出した「コサクレム」と、もうじき冬眠しちゃう「山のホムサ」ふたつのお話を、これからもマイペースにお知らせしていきたいなあと思います。 

 では、また。 

 

コサクレム完成

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