格安バリ旅行・1人往復2万5000円の航空券の買い方

顔の写真
執筆者 安澤真希
所 属かつおゲストハウス

2017/05/18

 毎年恒例となりつつある、年に一度の我が家の海外旅行。1月~2月に訪れるかつおゲストハウスの閑散期を利用して、今年も行ってまいりました!!
 さて今年は… マレーシア&インドネシア14日間!! ともに初渡航の国です。小さいお子さんがいるファミリーにもオススメの観光地だったし、なにより手頃価格で観光できるのでとってもお得! ぜひ紹介させていただきますね。

 

初渡航の国

 

初渡航の国2

 

 実は昨年の8月の下旬ころから渡航先の第一候補として、虎視眈々と安い航空チケットを探しておりました。
 そして、海外旅行を扱う「トラベルコちゃん」の最安値で検索して探し出した航空券代がこちら!! な、なんと!! 大人1人往復2万5000円(マレーシア航空・クアラルンプールトランジット ※経由便、燃油サーチャージ込み、空港使用税6400円のみ別途、幼児2歳までは3500円)と超格安!!

 ちなみに、直行便だと経由便より一人1万円以上は高くなるので、経由便のチケットをあえて購入して、浮いたお金で経由地も観光していく、というのが私流です。
 またこの価格が実現するには色々コツがあって、第一にチケットを検索する日が重要なのです。私は渡航日の6ヶ月前くらいから探しはじめ、週末ではなく平日に購入を確定させます。
 週末は航空券を検索する人が増えるのでチケット料金が跳ね上がってしまいますが、平日なら検索する人も少ないため、料金はかなり下落しています。なるだけ安く行きたい方はこの点も要チェックというわけです。
 ただ、格安チケットは変更がきかないうえ、事前の座席指定もできない場合が多いので、注意事項に留意して購入を!!

 

 さて、関西国際空港から7時間のフライトを経て到着したのは、マレーシアの首都・クアラルンプール。インドネシアへの乗り継ぎのため、こちらで1日滞在する私たち、でしたが…、ここで全くもって笑えない緊急トラブルが発生。
 私と主人と息子、つまり家族全員がインフルエンザA型に感染。どうやら、日本で潜伏していたインフルが、ここに来て全開してしまった模様。しかし、せっかくの旅行、せっかくの初マレーシア。ここで楽しまないわけにもいかず、空港でタクシーに乗り込みムリから街の中心部まで行くことに。

 ちなみに、空港からクアラルンプールの中心部までは、高速経由の車でも45分~1時間半(行く場所や時間帯によってはかなり混雑します)と少し遠いです。日本で言う成田のようなものでしょうか。
 また、タクシーの予約は、税関過ぎたところにあるタクシーチケットを扱うカウンターで、事前にクーポンを購入する仕組みでした。金額は人数や荷物の数によって変わるので、私は事前にホテルの送迎をオーダーし荷物を預かってもらい、タクシー料金を浮かせました。

 

ジャラン・アロー

 

 着いたところはジャラン・アローと呼ばれるクアラルンプールでも地元の人で賑わう市場です。
 もはや私と主人はともどもクタクタだったのですが、なぜか息子だけはインフルなんぞどこ吹く風のテンションMAXあげあげ状態。ベビーカーを乗り出し、手を大げさに振り上げ現地の客引きや知らないお姉さんに絡み放題。
 そんな息子をけん制しつつ、美味しいマレーシアフードを探していたのですが、具合の悪いのも相まってか探す気力もなく、そして適当な店も見つからず終い。
 しかし、半ばあきらめつつ入った店が大正解!! ここでオーダーした「空芯菜」。これがもう異常なほどに美味しく、胃袋を鷲づかみ。バクテーも、フレッシュレモンジュースもどれもこれも日本では滅多にお目にかかれないほどのハイレベルな味。
 さすがインドと中国とマレーシア文化が入り乱れる食の都。とてもインフル患者とは思えない食いっぷりで、あっという間にペロリと完食してしまいました。

 しかし… その後は体調が急下降。あらかじめ日本から持って来ていた薬を飲み、気丈に市場をウロチョロしていた私たちでしたが、ギブアップは早々に、意見は一致しました。要するに観光どころではないのです。
 「ホテルへ、行きたい」。タクシーに乗り込み、空港へ向かい、ホテルの送迎を呼び、シャワーを浴び、歯を磨き、就寝しました… と、それをこなすのも大変なくらい、インフルは私たち一家を蝕んでいました。

 

ホームステイ@クリア

 

 さて、私たちが宿泊した宿は空港から車で10分ほど近くにある「ホームステイ@クリア」。booking.comで利用しましたが、この宿が大当たり! 本当にオススメ!
 日本語の口コミがほとんどなかったのが一抹の不安でしたが、一軒家を3組でシェアするスタイルで、1泊1人2000円とかなり安く、しかも空港からの送迎や、荷物預かりも可能、パンやスナック、シリアル、ミルクもフリー。子どものオモチャやスタイまでスタンバイ。送迎方法や待ち合わせ時間などは事前に詳細にメールで連絡をとりあう流れになっていました。
 また空港にもfree wifiがあるので到着時の連絡はラインでもOK。英語が不安な人は事前にミーティングポイントを聞いて翻訳しておくと安心ですね。とにもかくにもクアラルンプールにトランジットするなら絶対にココがおすすめ。

 翌日はインドネシアのバリ国際空港まで3時間のフライト、さらにそこからタクシーでサヌールまで1時間、さらに翌々日にはスピードボードで2時間近くも激し~く船に揺られながらギリ島へ行かなければならない、言わば移動の鬼門とも言えるスケジュール…
 ちなみにこのときの私の熱は38度、主人に至っては39.8度というおよそ常夏の国で旅行を楽しむには無謀な体温でした。せめて明日には熱は下がってますように、そう願う私の横で、主人は熱にもだえ苦しむのでした…

続く

 

FacebookTwitterLine
顔の写真
安澤真希さんのプロフィール・記事一覧はこちら
    • かつおゲストハウスのヘルパー募集中!詳細はこちら

    • 前田真希