こんにちは、移住者です

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執筆者 佐々倉愛
所 属こいのぼりHOUSE

2022/08/09

 こんにちは!四万十からこいのぼりHOUSEの佐々倉です。

 夏の始まり!湿気の多いこの季節こそ、川にどっぼーん!と飛び込むのが気持ちいいんですよね〜。

 

川で水遊び

地元の人だけが知る、冷たい支流。最高!

 

 今日は私が時々感じる違和感なのですが、タイトルの通り自己紹介で

「私、移住者です」

と言うかどうか。

 この辺りの地域は、コミュニティの横のつながりが強いので、他地域から来られた方に敏感です。あの人は観光客?あの人はあそこの親戚?と確認が入ります。

 

 そこで、地域おこし協力隊や縁あって地域に定住することになった方々がよく遭遇するのが、

「はじめまして〜!」

と地域に挨拶をする機会があると

「移住者?」

と確認される。

 特に、初めましての方もいたり、知人もいたりする場で

「あれ?見ない顔だけどあの人と喋ってるぞ?」

となった時。笑 そういう時の返事は

「はい、移住者です」

が正解なのかな?笑

 

地元のお祭り

地域のお祭りとかでもよくある(笑)

 

 私も代々ここの地に住んでいる方からしたら移住者なのですが、自分の実家も田舎だったからか自分が移住者だと認識して動くことはあんまりありません。

 「移住者」や「ヨソから来た人」というその外部と内部の感覚ってどこで線が引かれているのか?線の引き方は個人の行動範囲にも属すると思います。

 

 また、私たちの世代だと県外に一度出てから戻っている方もいるし、またちょっと感覚も違うかも?

 私も実家に帰った時に、近所の同世代の知り合いが結婚し、遠く離れた県外からお嫁に来てこちらに住んでいる方もいますが、地域を担う世代として、また子育てをしている世代として私の地元のことを私以上によく知っています。その彼女から地域事情や変遷を教えてもらうこともあるくらいです。

 そんな状況の場合、私が「地元の人」で彼女は「移住者」なのか?

 

広い庭で鬼ごっこ

お友達の家に行き来して遊ぶ時にも、そのお家のおじいちゃんおばあちゃんに自己紹介するいい機会です。敷地が広すぎて本気の鬼ごっこ。

 

 ヘリクツなような気もしますが、そこには内と外というか、あんまり本人を見ずに立ち位置を気にしているというか、なにかポジションづけたいというか、そんな気がしてしまいます。

 もしかして、人間の本能かな?自分のテリトリーをきちんと守りたい!とか・・・。

 

 ちょっと違うかもしれないけど、お母さん同士が

「〇〇ちゃんのお母さん」

「〇〇ちゃんママ」

と呼び合うのと似ているような・・・。

 もっと個人のありのままを見たり興味を持ったりし合えるとお互い新しいことや楽しい共通点に気付けたりするんじゃないかなと思った、梅雨の合間でした。。

 

野外教育

この子たちが大きくなる頃にはどんな世の中になっているんだろう〜。

 

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