田舎には、何はなくとも出会いがたくさん～横山さんの体験記③〜
2024/08/15
2023年8-9月に開催されたいなかインターンシップの参加者、横山若音さん。大学の夏休み期間を利用し、参加してくれました。
専門の勉強以外の体験をして視野を広げたいとの思いで参加してくれた横山さん。四万十滞在中に、日々の体験したこと、感じたことなどを綴ってくれました。
そんな横山さんの体験記③は現場研修についての体験記です。
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宇都宮大学の皆さんとの出会い
宇都宮大学の皆さんとは、おかみさん市社長の居長原さんのご紹介で出会いました。3日間の研修にご同行させて頂き、貴重なお話をたくさん聞かせて頂きました。
こっちに来てから年上の方とお会いする機会が多いので、同世代の方とお話させて頂いて、かなり刺激されました。問題意識を持って、世情と自分の現状としっかり向き合っていて、尚且つ初めましての私にもとても優しくて、素敵な方々でした！
皆さんと私の専門分野は違いましたが、違う視点から医療を見ることができ、将来のボヤっとしていた構想が具体的に考えらました。有意義な濃い3日間を過ごさせて頂きました！
また研修の合間には、道の駅でまったりしたり、ゆずの収穫をしたり、一緒に料理をしたりと、研修以外では、お兄ちゃんお姉ちゃんができたみたいですごく嬉しかったです！
おかみさん市で出会った社長さんには、オランダ式の最新技術を導入したトマトの栽培所を案内して頂いたり、芋掘りのお手伝いをさせて頂いたりしました。
トマトの栽培所は、農業の勉強をしていない私が案内して頂くには、もったいないほど贅沢な体験をさせて頂きました。
芋掘りはとにかく大変でした！天気が良く、景色は最高でしたが、すっごく暑かったです！
通路の草を手作業で避けて、マルチを剥がす作業がかなり重労働で、普段農業をやられている方も「こんなに大変な農作業は滅多にない」と言うほどでした。
次の日は全身筋肉痛で、15時間一度も目覚めることなくぐっすり眠りました！
医療以外の勉強をたくさんさせて頂いた後、しっかり医療の勉強もさせて頂きました。
おかみさん市で診療所の受付をされている方がいらっしゃって、放射線技師の大川剛史さんを紹介して頂きました。
私1人で伺うには恐縮でしたが、機材や活動など説明して頂いてとても勉強になりました。改めて放射線技師という仕事が面白いなと感じ、この仕事に就きたいんだと再確認できた大切な時間になりました。
生憎勉強道具を実家に置いてきてしまったので、早く勉強したい！と、これからの勉学意欲に火が付きました！！！
ここで書いた出会いはほんの一部ですが、ご紹介頂いてたくさん貴重な経験をさせて頂いて、皆さんには感謝してもしきれないです。お世話になった分、違う形で持続的なサポートができるように勉強して恩返ししたいと思います。
四万十に来て３週間、家事が大変なこと、農作業が大変なこと、仕事が大変なことを体感しました。頭では分かっていてもちゃんと理解していなかったなと反省し、帰ったらまず両親に感謝を伝えようと思います。
残りのインターン生活も、帰る前日まで予定をぎっちぎちに詰めて、燃え尽きるまで動き続けたいと思います！
～おわり～
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横山さんが参加した1ヶ月のいなかインターンシップ
