いなかパイプ

いなか体験:田舎で暮らせるのか!?体験記9日目

 Iさんのいなかドア(いなか体験)9日目。考えるよりも身体を動かした方が色々気づきがあると話すIさん。
 「じゃあ、身体を思いっきり動かしてもらいましょう」
 と車で2時間、いなかパイプ代表の佐々倉の父が経営しているエビの養殖場で山水を敷地に引き込むパイプを設営するお手伝い。佐々倉の父、テツオさんが若い時に一人で山から水を引き込んだという場所へ。
 現場監督テツオさんに案内されて若者4人が到着したのは長年の土砂がパイプに詰まって水が流れなくなった古い貯水槽。
 「若い頃にワシが一人で掘ったから直ぐに出来る」という言葉を信じて「パイプの修理ならいなかパイプにお任せを!」とスタート時は勢いある若者達。
 
 朝から若者4人+80歳の現場監督でひたすら掘り続ける。やってみるとが男4、5人でもそうとう過酷な作業だと分かり、慣れない仕事もみんな妙なテンションで乗り切り、山が暗くなる頃にはなんとか水が流れるくらいには掘ることができました。
 
 仕上げは道具を作って現場監督がやるということで夕暮れの山の中でまだ作業を続けるテツオさん。恐るべし80歳。。
 「まさかここまで大変な作業とは予想していませんでした。でも凄くいい体験になった」
 
 作業中のアクシデントで鼻血を出したり、慣れない肉体労働で身体はクタクタだけど
充実した笑顔で話すIさん考えるより身体を動かして経験して得た氣づきが何よりも大切だということを実感した一日になりました。