方向性が決まって仕事も見つかった！いなかインターンシップ～松村亮佑さんの体験記〜
2024/08/22
祖父母の家が四万十という特殊な状況を持っている他県から参加した松村亮佑さんは祖父母のいる地域で働きたいということでいなかパイプを見つけて、いなかインターンシップに参加しました。
暮らしたい地域はあるけどやりたい仕事が見つかっていない状況で、インターンシップ参加後に方向性が決まって、地域おこし協力隊を通してしまんと流域野菜という農業プロジェクトに関わり始めた松村さんにインタビューしました。
-インターンに参加しようと思ったきっかけは何ですか？
松村：大学を辞めて何をしようかと考えていたんです。性格的に、自分の興味がないことや好きじゃないことを継続するのが苦手で、やりたいことをやりたい場所でやりたいと思っていました。次の仕事や勉強について考えたとき、これまで好きなことをしてこなかったので、せっかくなら祖父母がいる田舎で暮らしたいという思いがありました。田舎でやれることがあればと思い、ちょうど見つけたいなかインターンシップに応募しました。
-おじいちゃんおばあちゃんがもともと四万十出身ということで、田舎の仕事と暮らしを体験できるインターンシップを見つけたということですね。
松村：そうです。
-インターンシップに参加する前、どういう体験を目指していましたか？
松村：この土地で住み、やりたいことをやりたい人と一緒にできるようにという目標を立てていました。
-インターンシップの中で前半のいなかドアで印象に残っている経験はありますか？
松村：祖父母がこの土地の出身なので、地元の人たちに声をかけてもらったのが印象に残っています。また、海に行ったことも面白かったです。
-みんなおじいちゃんのことを知っていたんですね。おじいちゃんが有名人だと確認できましたか？
松村：そうですね。
-農業体験の中で印象に残っていることはありますか？
松村：最初は農業と接客をやってみたいと思っていましたが、農業をやってみると、毎日の状況によってやることが変わるというのが印象的でした。インターンに参加した頃は仕事としては忙しくなかったので、いろんな畑を回ったり、野菜の収穫を見たりして、この地域でどういうことをやっているかを理解する良い機会になりました。臨機応変に対応する農業の働き方がわかりました。
-次にやりたいことが見えてきた感じですか？
松村：はい。
-農業に興味を持った理由は何ですか？
松村：単純作業の繰り返しではなく、植物の状態を見て考えるところがやりがいがあると感じました。考えながら行動するのが面白かったです。
-やりたい人と仕事をするという点についてはどうでしたか？
松村：地域おこし協力隊の方々との距離感が近く、直接学べるのが良かったです。地域の方々もよくしてくださって、自分の考えを反映させやすい環境でした。
-インターンシップを通じて、予想通りだったところと意外だったところはありますか？
松村：予想通りだったのは、祖父母が住んでいることもあり、四万十の印象が良かったことです。意外だったのは、畑の規模が思っていたよりも大きかったことです。
-これからどう関わっていきたいと考えていますか？
松村：短期的には、仕事を覚えて流域野菜の売り上げを落とさないようにしたいです。長期的には、栗を植え始めたので、それが収穫できるまで見届けたいと思っています。
-インターンシップがきっかけで農業をやりたいという気持ちが芽生えたんですね。将来的にこの地域とどう関わりたいと考えていますか？
松村：一旦近くで一人暮らしをしてから、祖父母が住んでいる家に戻りたいと思っています。地域の方々が優しく接してくださるので、迷惑をかけないように協力し、地域の催し物にも積極的に参加したいです。最終的には祖父母の家に戻り、地域と関わっていきたいです。
-短期間のインターンでの目標は達成できましたか？
松村：そうですね。仕事を見つけることができたし、具体的にやりたいことや人間関係の構築もできたので満足しています。
-次に来るインターン生にアドバイスはありますか？
松村：自分から積極的に関わりに行くことが大事だと思います。田舎は閉鎖的な部分もあるので、自分から動かないと受け入れてもらえないこともあります。僕は農業でやりたいことを見つけましたが、もし途中で違うと思ったら、他にもやれることがたくさんあるので、色々いなかパイプのスタッフさんと相談しながら進んでいけるのがこのインターンシップのが良いところなのでそれで自分の納得いく道を見つけて欲しいです。
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松村さんが参加した1ヶ月のいなかインターンシップ
