改めましてで自己紹介
2013/07/12
- 執筆者 岩崎年浩
- 所 属
こんにちは、いなかパイプの岩崎です。
梅雨時期の雨と、暑くなりだした日差しが嬉しいらしく、
草がブワァッと伸び始めるこの季節。
刈払機を持って、草刈りをする時間が好きな自分は、
スケジュールの可能な限り、色んな場所で草刈りをさせてもらいました。
・草刈り前と草刈り後
まるで頭を丸坊主にするためにバリカンを入れるような爽快感。
ビフォアー・アフターを見比べて浸れる達成感。
ついつい嬉しくなってしまいます。
・草刈りの達成感に浸ってます
虫に刺されなければ、なお楽しいんですけどね。
・耳たぶが通常の1.5倍になってます。
さて、
パイプWebもとうとう一周年を迎えて、閲覧者も増え、
初めて会う方に、喋った覚えもない話題を振られては読まれている事を実感します。
ですが、
「いまいち、どんな人なのか分からない」という反応を頂く事もあり、
今更ながら、今まで何をやってきたかなど含め、自分の過去を振り返りつつ、
どんな人間が、いなかパイプで働いているか知ってもらおうと思います。
空手、居合い、浪曲、三味線、尺八と、
多趣味で頑強な父親に勝とうと、
剣道、ボクシングを始めた兄の影響を分かりやすいくらい受けて、
「戦う」ことに興味をもち、
剣道部に所属していた中学時代でしたが、
義務教育が終わってすぐに「働く」ことに興味を持ちました。
中学校を卒業した春から、
引越し屋、ホームセンター、ガソリンスタンド、ピザの配達、
造園屋、ショットバー、レストラン、印刷会社、パン屋さん、
カフェ、コールセンター、居酒屋、当選はがき選び、などなど、
会社員になるまででも、掛け持ちしながら20種くらいは働きました。
日常に溢れたシーンでも「提供する側」と「提供される側」の視点で、
違ったモノの見え方になるのが面白く、色んな角度から世の中が見てみたい!
という好奇心と、仕事を頼まれる嬉しさで、気づけばこんな事になっていました。
・焼き鳥焼いているのが僕です。居酒屋で、町内の祭りに出店しよう!と即席の屋台。
そして、就職活動をしている頃には、
仕事の内容よりも、どんな人と仕事をするのかに興味を持っていたので、
選考の最後、社長面接で地方勤務を提案されたときに
「東京でスーツ着て仕事してる経験ってのもしておきたいんです。せっかく東京にいるので」
と言ったのを、
「お~、分かるはそれ」
と、面白がってくれる社長がいる会社を、
仕事が辛い時でも、素直な自分でいられそうな環境だと思い選びました。
会社では、高級住宅向けの建材メーカーで営業をし、
平均単価で、月に8件くらい契約が取れれば良しとされるような仕事をしていました。
扱っているものも好きでしたし、一緒に働いて楽しいメンバーもいました。
こだわった建材が集まって出来上がっていく、到底住むことはなさそうな豪華な建物は、
関わることへの達成感も感じさせてくれ、それなりに楽しんでいました。
(写真は、掲載できるものがありません。)
会社外では、年に一回程度の頻度で、出会いがない、面白い事がない。
なんてこぼす知人達に向けてパーティーを企画してました。
「友達の友達は友達?」というようなテーマで
それぞれ、今の環境で暮らし続けたら知り合えなかったんじゃないだろうか?
というような経歴(経験)の人達が、集まり、知り合い、繋がるところはつながって、
そんな緩いイベントではありましたが、
きてくれたお客さんたちが「視野が開けた気がする」と、
期待と安心が混じったような反応をもらえると、「でしょ!」と嬉しくなっていたものです。
協力してくれた人達が、同じ楽しみ方をしていたかは怪しいですが、
それでも、毎回、友人が友人を呼んで参加者が増えていく動きと、
友人の新しい一面を、他人から見つけてもらいあう、という状態を楽しんで、
もらえたのが面白かったです。
「ほら、皆の周りに充分面白い人がいるんでない?」
というような感覚でしょうか。
・ハロウィン&クリスマスの仮装パーティーにて、ピーターパン着てたら飛ばしてもらいました!
東京生活もそれなりに楽しんでいたのに、会社を辞めようと思い始めたのは、
自分が好きな社員が次々と、会社を離れていってしまったことがきっかけだった気がします。
一緒になって面白いアイデアを出せていた先輩や上司が、
会社を離れていくタイミングが重なり、
それでも続けていたものの、社内での息苦しさを感じて弱っていた時に、
24時間営業の居酒屋の看板を見て「あ~、そこまでやってしまうのか」
というような感想を抱いたんです。
都会での働き方の競争と勝負で、
ルールの一つがまた「無制限」になったのだな~。と
この競争に加わるという事は、何に貢献する事はなんだろうな?
という疑問に、
ポジティブな回答が出せず、転職活動を本格的にはじめました。
転職活動をしている時の心境は、求人記事にも書きましたが、
自分の経験と年齢で選択肢が狭まっている感じに窮屈さを感じながら、
「もっと、色んな仕事があるんじゃないか?」
という思いを、なかなか解消できずにいた自分は今、
いなかへの窓口とでも呼ぶような仕事に就いています。
そして、インターンシップの窓口を担当しながら、
自分が一緒に働いてみたいな~という人達との出会いや、
その人たちが取組む、今まで知らなかった働き方を、
知らなかった人に届け、「視野が開けた気がする」なんて反応をもらったら、
東京にいた時と変わらずに「でしょ!」と喜んでいたりします。
仕事や住む場所が変わっても、そんな姿勢は変わらないな~と、
改めて振り返ってみて思いました。
こんな自分ですが、よろしくお願いします。